見出し画像

登山と車旅

多良山系 2021.08.27 黒木 三角点575.9 750峰 縦走路 つげ尾 大払谷

2021年8月27日、金曜日、晴。久しぶりに晴れ間が戻ってきたので多良山系の山に登る。今年になってから歩いた吾輩にとっての新しいルートを通しで歩いてみた。

9時前に黒木駐車場に着く。五家原岳には雲がかかる。
9時5分出発。いつもは下るのだが行きどまりの道を進む。
民家の前を通り、3分ほど歩くと、右手に作業道を見送る。
さらに2分も歩くとロープで通行止めになっているところに来る。ロープをまたぎさらに先に進む。
さらに3分ほど歩いて9時13分林道は分岐する。左は下っているので右を取る。
さらに5分ほど歩くと9時18分左手に登り上がる分岐が現れるのでこれを取る。まっすぐ進めば民家を過ぎた所の作業道に戻る。
ここから先は分岐はない。ジグザクを数回繰り返しながらひたすら道なりに進む。最初のうちは草付きの道だがそのうちに草もなくなる。
15分ほど登ると、9時34分作業道は終点になる。
植林の端を稜線に登り上がる。道はないので歩きやすいところを選んで登る。

5分ほど登ると稜線鞍部に出る。そこには境界の石積がある。
右手に進めば目指す縦走路だが、その前に左手の三角点のある岩峰に登り、縦走路までの稜線を眺めよう。急坂を上り岩峰基部に9時48分着く。
岩峰へは右側(北側)を巻いてゆく。
岩峰基部の横にわずかに人が歩いた跡がある。

10分弱ほど歩けば、三角点に戻るように登り返すところに出るのだが、左手上に登り返しの尾根が見えるのでこれを登る(ほとんど近道にならない)。
出た所はもみの木の下だ。
痩せ尾根なので迷うことなく獣道か人の跡かわからぬ茂みをかき分け進む。
1分も進まぬうちに、行く手に岩が立ちふさがる。
ここは左手を巻こう。巻くと云っても靴幅ほどの岩、木と右手上に架けられたロープを頼りによじ登る。浮き岩を確かめて登ろう。痩せ尾根だが難所はここだけだ(戻るときに分かりずらいので良いく覚えておこう)。

登り上がるとまた灌木だが、小枝ばかりなので足元に注意すれば支障はない。
灌木をかき分け1分も進むと眺めの良いところに出る。二合半から摩利支天宮・鳥甲山の稜線だ。眼下には黒木への車道が見える。
さらに1分も歩けば茂みの先が三角点の山頂だ。
10時1分山頂に着く。
三角点から1m先は絶壁のようで、先ほど見上げた岩峰の頭だろう。
今回は蜂もいないのでゆっくり景色を眺める。これから進む750峰(中央)の稜線だ。右に経ヶ岳、左に釜伏山。
750峰の右手経ヶ岳から西岳の眺め。
750峰の左手釜伏山から左の眺め。

さらに左には郡岳までの稜線。
先もあるので稜線上の三角点登り口に10時12分戻る。ここから三角点の往復は展望も入れて20分とかからないだろう。
9時28分植林から登り上がった稜線鞍部に戻り、縦走路を目指す。
平坦部あり、そして岩場の登り、急坂ありと緩急が混じる登りだ。
境界の石積が結構あるのと、尾根がはっきりしているから迷うことはない。
鞍部から20分ほど歩いた10時46分小さなピークP1に着く。
P1からわずかに下り、

鞍部からP1までと同じように緩急を経て急坂を上ると、

11時7分P2に着く。
ここから先、小枝が遮るが数mも進むとなくなる。
さらに1,2分歩くと境界石積が現れる。
P2から5分ほど歩いた11時15分、750峰の岩尾根の前に出る。
前回はここをどう登ろうか考えこんだが、左側から岩壁を登ればよいので迷わず岩壁に取り付く。

岩壁には苔むしたロープが見える。
足場とする岩が崩れないかと慎重に体重をかけるのと、浮石を掴まないように確認しながら登る。

距離にして数mも斜めに登ると、尾根の上に登るようになるが、掴まれるような木が無い。4本足で慎重に数m登ると、

尾根に出るのだが小枝が茂り藪漕ぎだ。

20mほどで小枝の茂みを抜けると、平坦で茂みもかき分けずに済む程度になる。
ここと750峰は目と鼻の先で、最初の時はここが750峰かと思った。緩やかに登ってゆくと
ピーク手前は狭い尾根となるが、両側が切れ落ちているわけではないから安心だ。

11時30分一坪ほどの広さの750峰ピークに着く。

山頂からは釜伏山が木々の間から見える。
山頂からの下りは、登ってきた方向以外はどこも急な下りだが、稜線方向を確認してやや左より(釜伏山方向)に数m急斜面を下ると、何となく尾根のような斜面になる。2,3分も下ると平坦になり、はっきりした尾根道となる。
ピークから2,3分のことだが落ち着いて道を見極め下ろう。
縦走路から出る緩やかな尾根を登り、
縦走路まで100mほどになると、直径1mほどの大きなもみの木を見る。10mほど離れた林の中にも同様の大きさの木を見る。
11時55分縦走路に出合う。縦走路にはこのルートを歩いた人が積んだ目印の石積がある。ちょうど昼なので昼食に。今回は昼にシリアルを食べてみた。北アルプスの山行時、いつもは非常食にカロリーメイトを2,3箱持参するのだが、形が崩れないのと、軽いのがよいのでシリアルを持参した。結局は食べずに済んでよかったのだが、下山後食べてみたら少し甘いが結構いける。非常食ならこれでいいのではないかな。
昼食中に、会のWさんが一人歩いてくる。日曜日の山行に備えて経ヶ岳まで訓練だという。吾輩はつげ尾から下りるのでそこまで同行する。

つげ尾からの下りで、途中のガレ場から水音が聞こえる。覗いてみると水が流れている。ビックリですね。ここで水の音、流れを確認するのは初めてだ。山は大量の水を貯めているのだ。

柄杓のある水場も勢いよく流れている。
沢出合いまで下ると、こちらも一際大きな音を立てている。下り覗いてみると、岩の上を勢いよく流れ下る。

八丁小屋分岐から直ぐに渡る沢も広い流れとなっている。雨は上がったとはいえ、山の沢は大雨の水が噴出しているね。

14時23分駐車場に戻ると、五家原岳は夏だね。
北アルプスから帰ってきて以来の晴れの山行であった、長雨だったね。登り始めて30分ほどで汗だくになり、わずかの風でも気持ちよかった。稜線を抜ける南風が汗でぬれた衣を冷やし心地よかったね。

今日の行程、
駐車場9:05-10:01三角点10:06-10:46P1-11:07P2-11:30 750峰11:38-11:55縦走路出合(昼食)12:07-12:52つげ尾13:00-13:41沢出合-14:02八丁小屋分岐-14:23駐車場



名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事