2021年5月22日、土曜日、晴。日曜日も山行だが梅雨の晴れ間は有効に活用しようと金曜日に急遽明日は宝原公園から雲仙矢岳に登ろうと山友と決める。
9時13分宝原公園を出発。展望台まで登るとヤマボウシが鮮やかだ。
道路を渡り9時32分矢岳登山口に。登山道はしっとり湿っているが、木の葉に露はない。
前回登った時に早くもピークに着いたかと勘違いした偽ピークを目指す。今回矢岳に初めて登った人もやはりピークかと思ったと。
ロープの張られた急坂を登り、
三角点に10時8分に着く。展望はないが周りは灌木なので上は開けているから明るい。
途中、ナガバモミジイチゴを見つけると、ユズママは幾つも摘まんで食べる。腹を壊さなければよいが。
三角点を過ぎたあたりから鮮やかなヤマツツジが目に付くようになる。
10時24分雲仙岳が眼の前に広がる矢岳山頂に着く。三角点よりここが高く矢岳最高点だ。愛野の辺りから眺めた雲仙は雲に覆われていたが幸運にも雲は切れた。
雲仙岳の左に九千部岳だ。まだ雲は多いいが空気はカラッとしていて梅雨を感じさせない。梅雨の雨が黄砂をすっかり流してくれた。
今日は山頂から地獄のある雲仙温泉街側に下り、九州自然歩道で小地獄に周回する。山頂から往路を50m戻った所に温泉街へ下る登山道がある。山頂を左回りに回るように下る。
ぐるりと回るから等高線から感じる急な下りではない。
山頂から20分弱の下りで自然歩道に出合う。
しばらく歩くと東屋のある矢岳公園に出て、ピンク色のヤマボウシを見る。
ここから地形図では地獄を通らずに小地獄に行ける道があるようになっているのだが、道を見つけられず、地獄に下る。
いつ来たのか忘れるぐらい久し振りの地獄見物だ。
地獄から古湯(共同浴場は100円)へ抜けると無料の足湯だ。ここで終わりならつかりたいところだ。
古湯から自然歩道の道標を見て左に折れて、
100mも歩くと小地獄への山道に入る。
山道を20分ほど歩いて11時42分小地獄温泉に出る。
車道を宝原公園側に歩くと間もなく、右手一切経の門をみてくぐり、一切経の滝へと進む。
国民宿舎裏の駐車場で昼食を取り、15分ほど下って、沢を橋で渡ると一切経の滝に12時20分着く。梅雨の雨で水量豊かな滝を見ることが出来た。
門まで往路を戻り、車道を歩いて宝原公園に13時16分着く。折角だからとパノラマ展望台まで歩く。左の矢岳から右に雲仙岳。妙見岳に島原側から雲が上がる。これが滝雲になればと眺めていたがならずじまい。
絹笠山と
眼の前の髙岩山。
今日の行程、
宝原公園9:13-9:32登山口-10:08三角点10:15-10:24矢岳山頂10:35-10:53池の原登山口-10:09地獄-11:20古湯-11:42小地獄温泉-11:47一切経の門(昼食)12:06-12:20一切経の滝12:32-12:48一切経の門-13:16宝原公園散策13:55