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登山と車旅

多良山系 2021.01.06 黒木板川内から狸だまり 岩屋越 大ケヤキ 岩屋観音 道迷い

2021年1月6日、水曜日、曇。水曜登山だ、昨年歩き残した黒木の板川内から狸だまりへⅯさんと登る。岩屋の公園に駐車して9時37分出発。

狸だまりの登り口へ板川内のバス停から左折して進む。

500m弱登り詰め民家の手前から、9時57分右の細い道に入る、ここが登り口だ。すぐに舗装は終わる。
道なりに進むと農作業道は終わり山道になる。以前は草藪であったが、今回は草が刈られ道になっている。

此処を抜けて1,2分歩くと右手に狸だまりの道標を10時10分見る。記憶に残っていない。
植林の中に入り踏み跡、目印を頼りに登る。10時19分水量僅かな沢を最初の渡渉。
対岸(左岸)の道は若干荒れているが目印はある。
5分も登らないうちに、沢を渡り返す(渡渉2)。
沢の右岸は植林の登りだ。写真右側が沢だ。この写真を撮った10時26分、ここから右の沢をまた渡り返すか、沢沿い(青線ルート)に進まらければならないのだが、真直ぐ登り続ける。
そのうちに、踏み跡はあるが目印が見られなくなる。10時40分道を間違えていることに気付く。
それでも踏み跡らしきところがあるので進むと平坦部に出る。先に進みながら岩壁側に方向を変えよう。(間違いに気付いたら確かな所まで戻るのが正解ですよ)
地図とコンパス、GPSを見ながら進むが、しかし地形はそう簡単には思った通りの方向に進むのを許してくれない。石が重なり合う尖塔の下に11時22分出てようやく一息つく。
尾根を進み、11時37分斜面が緩やかになったところで狸だまり側の尾根の方向に舵を切りながら登る。

11時52分縦走路の稜線と思えるところが見える。だが狸だまりの尾根までもうすぐなので上に登らず、ガレ場などを抜けてトラバースで進む。

が、狸だまりへの急登の尾根と思われるところに出たところで、尾根を直登するが眼の前に岩が立ちはだかる。狸だまりへの尾根はこんな尾根ではなかったぞ。岩を右に巻いて登ると、狸だまりのやや西側の縦走路に12時5分出た。ヤッター。地形図では分からない小さな尾根や沢が沢山あるのには参りました。雪が所々に残る狸だまりに12時12分に着く。小雪が舞い始めた中で昼食。
狸だまりから板川内へ下ることもかすめたが、予定通り縦走路を岩屋越に下り、岩屋観音へ。
途中、推定樹齢200年の大ケヤキを見る。樹高28m、幹回り5m、胸高直径1.6mだ。左隣は直径80㎝のカヤの木だ。ここは奥に進むとさらに大モミ、大ケヤキが見られる。

大ケヤキの木肌の模様がいいね。
大ケヤキから1㎞弱下り、トンネル黒木側の上に出ると、狸の置物が今なお健在であった。
登り口の植林は間伐が行われ、山は明るくなった。
14時14分登り口の車道に出て、岩屋観音に下り参拝。
15時5分駐車場に戻る。
やはり山は油断できない、いい教訓になりました。近い内に再挑戦だ。

今日の行程、
駐車場9:37-9:50板川内-9:57登り口-10:05草藪-10:19渡渉1-10:24渡渉2-10:26間違い地点-10:40間違い気付き点-12:05縦走路-12:12狸だまり(昼食)12:32-13:12岩屋越-13:34大ケヤキ13:43-14:14岩屋越登り口-14:50岩屋観音15:00-15:05駐車場
(青線が正しいルート)

余談:岩屋の田圃を下山中に右上に見える正三角形の山(685.9m点名岩屋)に登れるのかと話しながら下る。お墓の掃除をしていた老婆に尋ねると、登れると云うおおよその登山ルートは分かったので機会があれば登ろう。
因みに地元では「きんだち(霧立?)」と呼ばれているようだ。

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