登山と車旅

北海道の山 2018.07.14 岩内岳


7月14日、6時起床、朝方小雨が降ったようで地面が濡れている。朝食を済ませ今日の天気を確認すれば晴れ時々曇り。岩内岳登れるぞ。雲の切れ間に青空が見える。道の駅からも岩内岳の麓から雲が切れて行くのが分かる。
何時ものサンドウィッチを作りいざシュッパーツ。登山口の駐車場に迷うことなく10分ほどで着き9時10分に登山開始。登り3時間、往復5時間の行程だ。

駐車場から50mほどで登山口に着く。道は広々としている。旧スキー場の作業道ではなかろうか。





2合目から山道となるが、ぬかるみはなく快適な登山道である。中間点の6合目を過ぎたあたりで一度視界が開け岩内の市街地と泊原発が見下ろせる。その先は日本海だ。90分の予定を75分で登ってきた。



晴れたので、気温も高く、雨続きだったので湿度も高い。汗でびっしょりだ。
8合目辺りから笹がなくなり、ダケカンバが主役となる。傾斜も急になる。



それにしても風が全くない。もうバテバテだ。歩幅を小さくして前に進む。
いきなりガレ場の斜面に飛び出る。雷電山の稜線が右前方に見える。





風がある。汗だくの体に心地よい。生き返る。見上げればガレ場の上に道標らしきものが立っている。あれが9合目なら右のピークは山頂では。ヤッターもう直ぐだ。



9合目からは斜度も緩やかになり、涼しい風もあってか、足取りは急に軽くなる。
ガレを過ぎてハイ松帯を通過すると、



目の前に目国内岳(めくんないだけ)が迫り、岩内岳の山頂に11時30分着く。360度の大展望だ。



雷電山への稜線や山並み、目国内岳、前目国内岳、一昨日登った、シャクナゲ岳、チセヌプリが見える。雷電や目国内の山腹には小さいながらも雪田が残っている。豪雪地帯なのだろう。目国内との鞍部にはバンケメクンナイ湿原の端が見える。行きたかったがスタートが遅かったので今回はパスした。戻ってきた人の膝から下は泥だらけだ。

幌別岳、雷電山


シャクナゲ岳、前目国内岳、目国内岳


チセヌプリ、シャクナゲ岳、雲の中にアンヌプリ


北海道に来てようやく天気に恵まれた登山だったので頂上で存分に景観を満喫する。
2015年6月に目国内岳から見た、羊蹄、ニセコアンヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳の写真を掲載する。雲がなければこんな雄大な景色も見られたのだが。



岩内岳は市街地から見ると形の良い山なので登ってみたかった山だ。(2015年6月麓から)



山頂に着いてから30分もしないうちに、日本海側から雲海が迫りあっという間に、岩内の市街地は雲に包まれてしまった。



下山は往路を戻るが1時間で駐車場に着いた。バンケ往復できたかも??

登山中に見た花。







岩内市街地に戻り、岩内高校のパレードに出合う。何事かと思うほどの盛況だ。



岩内岳に登ったのでニセコ連峰を縦断するパノラマラインを走ってニセコに戻る。パノラマラインのダケカンバの林が美しい。



途中、一昨日はガスで見えなかった、チセヌプリとニトヌプリをガスがかかる中に垣間見る。登山道は原生林の中だ、まだ熊の糞を見ていない。

チセヌプリ

ニトヌプリ


今夜はまたニセコにお世話になろう。アンヌプルと羊蹄に登りたいのでしばらくはニセコだ。

15日朝から雨です。3連休なので道の駅は混んでいる。ライダーも雨の中を走り回っている。水曜日ごろから晴れそうなのでそれまで休養です。
雨の日の良いところは涼しい事です。


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