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登山と車旅

多良山系 2020.12.11 奥平谷キャンプ場から狸だまり登山口

2020年12月11日、金曜日、晴のち曇。2日前に登った尾根(赤い軌跡)の東隣の尾根を探る(青い軌跡)。林道から様子見をした尾根だ。キャンプ場には3つの尾根が林道から来ている。2日前に登った尾根を奥平谷西尾根、その東側を中尾根、そのまた東側を東尾根と呼ぼう。
今日は中尾根を探るのが目的なので、奥平谷の駐車場を10時48分に出発。風もなく柔らかい陽光で穏やかな天気だ。

経ヶ岳への登山道を左に見送り、直ぐにキャンプ場への入口に着く。右の林道を3㎞ほど歩けば、これから登ろうとしている中尾根の上で出合う。
キャンプ場はコテージやバンガローが合計10棟以上ある。

キャンプ場内の車道分岐を左に下らずに真直ぐ進む。道路右の階段が2日前に登った西尾根の道だ。
車道が終わり、11時丁度中尾根の取付きに着く。右上に給水槽みたいなものがある。
取付きの灌木をかき分け樹林に入ると、10mほどの急坂で始まる。
急坂を登ると少し緩やかになる。尾根ははっきりしている。
3,4分も登ると岩尾根風になる。西尾根のように露岩で先が切れ落ちてないことを願うばかりだ。
さらに進むと尾根は狭まり、右側が切れ落ちている。左はそれほど切れ落ちていないから安心して登れる。
狭い尾根は長くは続かず、松の大木が倒れている。
急坂だ。木の根で滑らぬように足場を選んで登る。
登り始めて15分弱。横に広がりのある尾根になった。ここはルートを迷わぬようにと赤テープを数箇所に巻く。
登り上がるとわずかな距離だが平坦が出てくる。

すぐにまた急坂の登りになる。

急坂を数分も登るとなだらかな登りになり倒木を見る。この倒木は2日目に見たぞ。もうすぐ林道だ。
倒木から2分弱も歩くと、予想していた林道に出合う。

出合地点の具体的な目印は尾根の入口に「徐行」プレート。

狸だまり登山口に向かう方(山に向かって右)にカーブミラーがある。
今日は中尾根をここまで登るのが目的なので、左に林道を進み703m峰への登山口があるのか探りながら林道散歩だ。
5分も歩くと、谷側に赤いテープの印がある。ここからどこに下るのだろう?
途中で中尾根に合流するのかな?そんなところは見当たらなかったが。
さらに5分も歩くと、今度は山側に青いリボンがある。想像するに釜伏山と狸だまりの鞍部辺りに登る道だろうか?
外に何か目印は無いかと目を配りながら歩いて行くと、11時45分忽然と目の前に尖峰が現れる。西尾根から見えた経ヶ岳の右隣の尖峰はこれか。
少し進むと3つのピークが見える。左が703m峰で、尖峰は800m峰だろう。右が850mの縦走路から延びる山であろう。
11時55分703m峰へ取付く尾根辺りに着く。
尾根の先端部は垂直な壁なので、手前の斜面から樹林に入れぬかと眺めると、
斜面の木が人為的に切られた跡がある。ここから入ってみよう。
入っては見たものの、こんなあり様でちょっと登って見るかという気には今日はなれない。獣道らしきものはあるが人があるくのは無理だ。
この辺りが東尾根だが上にも下にも道らしきものは見当たらないので、経ヶ岳の登山道との出合に向かって林道散歩を続ける。気持ちのいい林道だ。
ところが20分も歩くと、沢を渡る所で林道が完全に崩落して流されてしまっている。これはひどい。

ここから10分も歩いた、経ヶ岳登山道との出合手前100mの所まで来ると、今度は林道に亀裂が走っている。そのうちに地滑りでも起きて林道が流されるのではないだろうか。

12時37分経ヶ岳への登山道に出合い、

奥平谷の駐車場へと下り、13時10分下山。中尾根は全く展望のない尾根であった。今日の探りでもって、奥平谷、経ヶ岳、狸だまり、奥平谷の周回ルートが出来た。
今日の行程、
駐車場10:48-11:00中尾根取付き-11:31林道出合11:35-11:55峰703探る12:05-12:24林道崩落-12:37林道出合12:41-13:10駐車場

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