2020年5月13日、晴。一人水曜登山です。久しぶりに西川内から鎌倉山、多良見普賢岳、水洗山、235m峰まで歩いて、東園駅側(東側)に下り林道を西川内へ戻る周回です。今まではピストンで、東側に下り周回するのは初めてです。
西川内公園の駐車場から9時57分出発。舗装林道を西に15分ほど歩くと、変則四辻に出る。
中央の狭い林道を道なりに登って行くと、10時17分上り詰めるすぐ手前から左の植林に入り(標識はないから踏み跡やテープを見落とさぬように)鎌倉山へ。
植林を緩やかに登り5分も歩くと、10時21分三角点のある鎌倉山に着く。林の中で展望はない。
踏み跡や目印テープが少し不明確になった植林を下り、
下り終わると、10時30分林道に出合い、右手に送電線の鉄柱を見る。鉄柱の下が先に続く登山道の入口だ。この林道は先ほど折れた林道と続いている。
鉄柱から入った登山道も植林の中の道だ。ここからは目印も踏み跡もはっきりした道になる。
5分も登らないうちになだらかなピークを過ぎるて、植林の中を下る。
短い下りの後、鞍部に出て、ここから雑木林の登りに変わる。
10時46分、東西に横切る溝がある鞍部に出る。以前は東西をつなぐ山道であったのだろう。
鞍部から緩やかに登り、平坦な普賢岳の頂に10時52分に着く。
しばらく樹林の中を緩やかに下り、植林の道を下り、
11時2分、広場のような所に出る。普賢岳と水洗山の鞍部で、林道の名残がある。
ここからやや急坂をわずかに登り(各ピークとも標高差が小さいから上り下りとも長くは続かない)、
石が目立つ道になると、
11時10分平坦な水洗山の頂に着く。
ここから荒れた急坂の斜面を下り、
右手に若木の茂る斜面まで下ると、235m峰へ方向転換は近い。
11時25分、方向転換場所は、東西に延びる道なのだが分かりずらい。やや窪んでいるので見逃さないようにしよう。
ここから先は何時もながら藪漕ぎに近い下り道だ。
道のはずなのだがほとんど使われていないから竹が道をふさぎこの有様だ。
少し道らしくなり、235m峰への尾根に入れるあたりから植林の中に入る。
植林の尾根は山頂に近づくほど荒れている。
登ること数分で、三角点のある235m峰に11時41分に着く。
戻りだが、地形図を見れば、東園駅側(東側)に下ればすぐに林道に出て、林道を歩いて西川内に戻れるから、これで行こう。
適当に尾根を下り尾根の取付きあたりに出て、
2分ほど歩いたら、呆気ないほどすぐに舗装林道に出る、11時53分。
数分も下ると、視界が広がる。左端は多良見虚空蔵山で、中央には西川内の展望台が見える。さらに右には、
歩いてきた鎌倉山(左)、普賢岳(右)と続く。
ミカン畑の中の林道を歩くこと40分の12時35分、東園から西川内に通じる幹線林道まで300m手前で林道は舗装から砂利道になる。
徐々に石が転がる道となり、そして分岐に出合う。こんな分岐は地図にはないぞ。先ずは左に、徐々に下り始める。違うと思い戻って右の道に進む。これも違うぞと再度左の道をさらに先まで進むがどうも違う。まさに右往左往だ。分岐に戻りこうなれば幹線林道までは200mほどだから、植林の中を越えようと分け入る。
50mも登ると荒れた林道に出る。推測するに先ほどの分岐を右に行った道ではなかろうか。この道をたどり、12時57分幹線の林道に出る。地形図上こんなしっかりした道が無いなんてまいったねー。
林道を上り13時16分変則四辻に戻ってきて、13時38分展望台に着く。
黄砂もなく空気も澄んでいて展望台からの眺めは申し分なし。
北に郡岳(左)から多良山系(右)の眺め。
東に虚空蔵山(左)と遠く雲仙の眺め。
その右に、井樋ノ尾岳(左)から矢上普賢岳(右)への眺め。
西に間の瀬(左)から大山・猪見岳へ続く山並。
北には今登って来た山々。
235m峰の先は長崎空港だ。この峰から下った林道まで見える。いい一日でした。
西川内虚空蔵山公園9:57-10:11四辻-10:21鎌倉山-10:34ピーク-10:52多良見普賢岳-11:10水洗山-11:41 235m峰-11:53林道出合-12:57幹線林道-13:16四辻-13:38展望台
余談:鎌倉山の山名に何故か違和感を覚えます。何か鎌倉に関係があるのですかね。長崎半島を関東の三浦氏(三浦半島か)が治めたことがことがあるとか?そこで鎌倉山か?