2022年11月1日、火曜日、曇のち晴。火曜登山で佐賀県武雄の御船山に登る。武雄あたりを車で走ると高速からも国道からも吊尾根の山又は岩峰の山と見えて一度は登りたいと思っていた山だが、この山だけのために行く気が起きなかった。今回初めて登るのでウキウキだ。
図書館の所に広い無料駐車場があるので車を駐めて10時40分出発。駐車場から眺める双耳峰の御船山。左に三角点がある。
駐車場から300mほど歩くと、梅林入口に着く。
上の方は直立する岩峰だ。
梅林の中の道を200mほど登ると、
御船山登山道の案内標識がある。山頂まで急勾配を30分のようだ。
石段道を5分弱登ると、
荒れ果てた白髭大明神の前に出る。
ここから休憩も入れながら、案内の通り急勾配を15分ほど登ると、左手岩がケーブル網に覆われた鞍部に出る。御船山北峰との分岐だろう。
三角点は左手なので、網で覆われた岩の下を巻くように進む。
網を通過すると、またも急勾配が待ち構える。
5分ほど登ると平坦部に出る。
右手の大きな岩(展望岩)を右に巻くとに、2人ぐらい立てるスペースがある。下を見れば切立った絶壁だ。武雄市街地、御船山北峰、新幹線駅の眺望が良い。
この展望岩は簡単に登れるが、吾輩は登る勇気が出ず。
三角点へは展望岩から5分ほど登るのだが、左下は足を滑らしたら斜面を2,30mは滑落しそうな急傾斜なので要注意の場所だと思った。
11時40分祠のある山頂に着く。眺望良し。
真下に競輪場が見える。長崎自動車道も見える。
山頂の岩も遊べますよ。
ゆったりと昼食を取り往路を戻る。急勾配を登ったのだから、下りは滑り易くて大変だ。
掴まる所がある斜面は良いが、無いところはロープを張って、日頃のレスキュー訓練の成果を発揮。山行時は誰かがロープを携行している。
13時30分駐車場まで下山して、案内にあった武雄神社の参拝と大クス散策。
白基調の優雅な神社だ。
神社の左手から大クスの木へ。
木の精霊が今にも出てきそうだ。残念なのは大クスの木に行くまでの道々に林の中から音を流していることだ。樹齢3千年にふさわしい静寂が欲しい。
今回の御船山は三角点のピストンであったが、次の機会は北峰の方まで足を延ばしたい。