2022年11月27日、日曜日、小春日和。会の山行で八方ヶ岳から蟹足岳・カニのハサミ岩と周回。八方ヶ岳は2017年4月以来だ。
少しでも登山口の近くまでとマイクロバスで江良橋まで入る。
9時45分江良橋を出発。
右に養魚場を見下ろしながら車道を登る。マイカーが何台か車道脇に停まっている。
数分登ると、左に北尾根登山口の標識を見る。
さらに1分ほど歩くと9時53分矢谷橋手前の八方ヶ岳登山口に着く。林道はこの先通行止。
沢を右下に見て緩やかに登り始める。
登山口から10分ほどで登った10時3分男滝、女滝、子滝と見る。
沢沿いの道は紅葉と水音が心地よい。が、足元注意だ。
10時9分梯子が現れる。
14名の団体は梯子場、ロープ場は渋滞必至だ。
梯子を登ると水場。
緩やかな登りに戻り、
10時20分山頂まで2100mの標識を見る。
5分も歩かないうちに大きな岩を目の前に見る。
誰が置いたか、岩の基部に岩下神社。
徐々に登り傾斜が急になり、標高を上げて行くと涸れ沢を渡るようになる。
10時43分頭上が開け、明るくなる。
10時52分穴川越に着く。息遣いか荒くなった人もいるので休憩。
左から北尾根・宿ヶ峰ルートの道が合流。
ここから山頂まで1300m。長い登りは無く、暫くは山腹のトラバースで、岩場が多いので足元注意だ。出足は落葉した林に紅葉が映える。
5分も歩くと、左から岩壁が迫る急斜面の道になる。
足元要注意!切れ落ちてますよ~。
梯子で~す。
梯子を見上げ、後続が列をなす。
梯子を登ると左から巨石が迫る。
11時25分、山腹トラバースを抜けて安全地帯に入る。
緩やかに登り上がると、
稜線に出て、11時28分山頂まで700mの標識を見る。
馬酔木のトンネルを歩いて、
11時41分班蛇口分岐に着く。
僅か進むと木柵が出てくる。
数分も歩くと、11時52分山ノ神への道を右に見送る。
5分も歩かずに八方ヶ岳山頂に立つ。日曜日の好天気とあって20人近くの先客。眺望は八方見渡せ申し分なし。
北に見えるのは国見山と三国山の稜線?
東に九重山、手前左は酒呑童子山?
南東に阿蘇山
西に雲仙(右)、左は金峰山?
昼食後、山頂から山ノ神への分岐に12時26分戻り、蟹足岳に向かう。
小さな登降を2,3回繰り返して
12時45分山ノ神登山口まで1500mの標識を見て数分も下ると、
九十九折の下りが始まる。急傾斜の斜面を10mほど下っては曲がると云う繰り返しが50、60回あったろうか。
九十九折を15分ほどで下り終えた13時8分、蟹足岳の分岐に着く。
九十九折を抜けても暫くは下りが続く。
13時21分鞍部に着いて、蟹足岳への登りに入ると、下りに慣れた足が重い。
2,3分登ると、蟹足岳とハサミ岩の分岐が現れ、蟹足岩に進みハサミ岩を目指す。
蟹足岳へは僅かな登りだが急勾配だ。
13時33分蟹足岳に着く。崖の方に行けそうであったが遅れているので、ハサミ岩に進む。
ハサミ岩への道が良く分からなかったが、ハサミ岩の方向へ下ればいいだろうと植林を下ると、目印のテープもあった。
下ること2,3分の13時44分、ハサミ岩への道に合流。
その先で直ぐに下山道の標識を見て、右に見送り進むと、
また20、30mも歩かぬうちにカニのハサミ岩の基部に出た。
ザックを下ろして身軽になり、13時47分カニのハサミ岩へ。小生は恐怖を隠して登り始める。
続々と後が続く。
劣化したロープを確認しながら登る。
ロープもなくなり木を掴み登る。
岩の上に出ると、八方ヶ岳(山頂は右に覗く程度か)と蟹足岳が。
恐怖で頂に立てずに岩にしがみついていると、後続の方々は嬉々として行く。
さらにピークの先まで行き、下を覗く人も。
岩からの下りも絶壁を見ながらの下りですから恐怖倍増だ。
カニのハサミ岩のスリルと眺めを堪能して、14時9分下山道に就く。
急斜面とガレ場の連続だ。ロープは林道近くまで張られていて、息の抜けない下りだった。
14時37分林道に出てカニのハサミ岩を見上げる。
難路を無事下った後だけに、林道の紅葉がより鮮やかに見えたのではないでしょうか。
ローソク岩?
15時6分登山口(矢谷橋)へ着き、
出発地点の江良橋に予定通り15時13分下山。養魚場から眺めるカニのハサミ岩。天候良し、紅葉も良し、スリル満点、何より全員無事下山。
本日の行程、
江良橋9;45-9:53登山口(矢谷橋)-10:20 2100m地点-10:52穴川越(1300m地点)11:00-11:28 700m地点-11:41班蛇口分岐-11:56八方ヶ岳(昼食)12:23-13:08蟹足岳分岐-13:33蟹足岳13:41-13:47カニのハサミ岩14:08-14:37林道出合14:43-15:06登山口(矢谷橋)-15:13江良橋