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登山と車旅

佐賀の山 2023.03.26 奥作礼沢ルート ショウジョウバカマ 作礼山

2023年3月26日、日曜日、曇。会の久住山行が天候不順で中止となったため、急遽山仲間を誘って、少々の雨でも歩けるだろうと奥作礼のショウジョウバカマと人生の並木路に行くことにした。先週五家原岳のショウジョウバカマも咲いていたから作礼山も咲いているだろうと。
9時半前に駐車場に着くと先客は無し。こんな日に山に登るのは?なのか。ガスってはいるが霧雨状態ではない。山中は枝から落ちる雫程度であろう。
9時32分駐車場を出発。お目当てはショウジョウバカマと人生の並木路だ。
10分ほど急坂を登り897のピークに着く。昨秋には無かった名前が付いている「奥作礼一ノ岳」。この先尾根ルートのピークに二ノ岳、・・と続くのであろう。

パノラマ展望岩に立つも視界なし。雑木林に尾根道を見るが往路を下る。
縦走路に出ると、ショウジョウバカマに集中。咲いていなかったらどうしよう。数分も歩くと道沿いに1輪また1輪と見て胸をなでおろすがそれでも群生地に咲いているのか不安。間もなく群生を確認して安堵。雨滴が付いて瑞々しい。
五家原岳のものと比べると、花房も大きく色とりどりで見応えがする。

アオモジの花も林に彩を添えている。
ランの一種だと思うが何かな?

10時33分本瀬分岐まで歩いて沢ルートを下り、人生の並木路に向かう。
沢沿いを歩くようになると、苔の緑がいいですね。
20分ほど沢ルートを下り、10時52分沢から離れ、林道へと10分弱登り上がって、人生の並木路へ。
林道を5分ほど歩くと、右手上から尾根ルートが合流する。

合流した数十m先が人生の並木路だ。4,50年先の林の姿を想像してどんな人達が植林したのだろうか。

少しガスっているが先まで見通せる人生だ。上から、
下から望む人生の並木路。

一つ横の踏み跡が少ない人生を歩むのも心地よい。
人生の曲がり角で左に曲がり、
さらに次の角で、中高年のみに許される第二の人生へと進む。
11時36分、中高年登山の命名による第二の人生が始まる。
一応、人生の並木路よりは短めだ。そして少しくたびれている。
下まで歩くと、沢ルートの道と合流する。

この辺りにもポツポツとショウジョウバカマが咲いている。

オタク分れを経て11時49分渡渉。雨で増水を心配していたが難なく渡れた。
渡渉後、植林を下り、12時丁度山瀬林道へ出る。

ここで昼食。昼食後、今まで下るばかりだったから、ここから駐車場い向かって40分弱の登り返しが始まる。最後の昴坂の急坂を登り上がり、12時56分駐車場から100mほど作礼山側の奥作ルート右回りの入口に着いた。
ここから1時間ほどで、池から作礼山、権現山(作礼山東峰)と周回できるので向かう。霧の摩周湖ならぬ中の池を経て、
13時23分作礼山山頂。
鳥居をくぐって、
13時35分権現山山頂。
東展望岩に回るも展望はさっぱり。

裏権現の標識が出来ていたので、登ってみるが頂の手前に小さな石の人形。頂の雑木は伐採されている。
13時56分駐車場に戻れば、出発時と同じポツンと一台。

誰にも邪魔されずショウジョウバカマと人生の並木路を堪能できた、全山貸し切りの山行でした。幸いにも雨にも遭わずに済む。

今日の行程、
駐車場9:32-9:53パノラマ展望岩ー10:33本瀬分岐-(沢ルート)-11:17人生の並木路-11:36第二の人生-12:00山瀬林道(昼食)12:22-12:56駐車場-13:23作礼山-13:35権現山-13:56駐車場

帰り道は立止まり、満開の桜のお花見。

厳木道の駅は薄曇りだが、作礼山は雲がかかっていた。


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