2022年9月5日、月曜日、曇。根室に暫らく居るつもりでいたが、することが思いつかないから、稚内へ行くことにした。稚内に行くのは日本本土四極到達証明書を入手するためだ。四極は本土の東西南北(北海道納沙布岬、長崎佐世保神崎鼻、鹿児島佐多岬、北海道宗谷岬)の地だ。この様なものがると知ったのは宗谷岬を訪れた後だったので今回行くのだ。四極集めると証明書になるのだ。今日は根室から斜里まで走る予定だ。
厚床から標津へ向かう途中から左折して別海への道に入ると、最初は林の中をしばらく走る。そのうちに道の両側に牧草地と牧場が広がる。別海は牛乳の生産量日本一とあった。酪農業と漁業を併せ持つ町だ。
途中気が変わって中標津を経由することにして少し遠回り。中標津から斜里まで90㎞ぐらいだ。
中標津は酪農の町だ。山に牛の字が見える。その下で牛が草を食んでいる。
何処までも牧草地が続く。時々牛の飼料用なのかトウモロコシ畑が出てくる。
中標津から清里町に入ると直ぐに裏摩周の案内が出てくるので寄り道。弟子屈(てしかが)の展望台と湖を挟んで反対側になる。訪れる人も少なく閑散としているのが良い。
左手は雲に隠れて摩周岳だ。
ここから数㎞ほど斜里へ走ると神の子池だ。ここにも寄り道。
神の子池の流れ口(出口)で大きな魚を見て、3年前の小さなオショロコマがこれほど成長したかと感心していたら、すぐ横に15㎝ほどの小さなのがいる。大きいのはサケかマスのようだ。
神の子池の澄んだ翡翠のような色がいいね。
大きな魚はサケかマスだよ。
11時前に根室を出て、ぶらぶらしながら200㎞弱走って17時前に清里の道の駅に着く。目の前に見えるのが斜里岳だ。手前は一面ジャガイモ畑だ。他にはこの辺りはビート畑かな。斜里の道の駅まで20㎞だが今日はここで泊ろう。
今夜の夕食は、北海道らしくジンギスカンと筋子だ。ラム肉は柔らかくて美味しいよ。
台風は7日ごろ北海道だから、ゆっくりと稚内に向かおう。