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登山と車旅

大分の山 2023.11.05 青の洞門・競秀峰 紅葉狩

2023年11月5日、日曜日、晴。青の洞門上の岩峰(競秀峰)を歩けると昨年知った。中津で移動小屋に泊まったので、6時半前に青の洞門に着く。すぐ手前の耶馬渓橋を見学。橋の欄干が水害で壊れている。山友がアップしていた当時の画像を見ると、この高さまで水が出ていた、信じられない。
7時前に公共駐車場に着くとガランとしている。6時55分出発。右回りに周回するので駐車場から洞門橋口へと散策しながら向かう。

川沿いから眺める競秀峰。手前が帯岩だろう。その先3つ並ぶのが手前から恵比須岩、三の峰、二の峰だろう。
下山後、苦労して手に入れた観光案内所のパンフから。
青の禅海橋、禅海像、青の洞門、
岩をあけてた採光窓と歩いて、
こちら側から掘り始めたという青の洞門碑。
洞門碑から20mで、案内板がある洞門橋側の登山口だ。7時22分岩峰巡りスタート。ワクワクと不安半分。
登り始めると、竹林が混じる林の中を登る。
数分も登ると、青の洞門の説明板が所々にある。学習しながら登れる。
道はまだ散策路だ。
登り始めて10分の7時32分、一の峰に着く。期待していた展望は木々に囲まれなし。案内板のような景色は何時のものだ。
先へと進むと、岩峰の上を歩いている雰囲気はあるものの、散策路だ。7時38分二の峰に着く。
さらにここから2分ほど歩いて、7時41分三の峰に着く。右に展望台とある。
右10mほどの所に、岩峰の上の展望台。山国川上流が望める。
3つ並ぶ岩峰は、左から鬼面岩、妙見岩、大黒岩(帯岩)かな?

三の峰から5分と歩かずに、7時48分恵比須岩。
僅か歩いて岩峰に立つと、三の峰と同じ方向が見える。
恵比須岩から10分弱歩いた、7時57分帯岩の案内板が出てきたがそれらしき岩は見えない。右回りなら鬼面、妙見の次である。何かおかしい???
この辺りから見えた景色はこんなだったのだが。
ここから2,3分の8時1分鬼面岩の案内に着く。大黒岩、鬼面岩の案内はここがその岩峰よのお知らせか。
ここから岩峰の中腹を巻くような水平道を歩いて。
8時11分妙見岩にある妙見窟に着く。
幅も高さもある大きな窟だ。
ここから僅か歩くと、右手の岩峰中腹に大きそうな窟らしきものが見える。あそこを歩くのだろうか。絶壁だね。

岩峰の山腹歩きになると、岩の窪みには石像が見られるようになる。

妙見岩から数分の8時23分、右下、公共駐車場に下る分岐に出た。ここは左の岩峰めぐりを取る。以前、景色は岩峰らしさを感じるが、歩く道は散策路だ。

分岐から直ぐに陣の岩まで550mの道標を見る。
ここから2分ほど植林を歩いて、8時26分梵字窟に着く。


窟内を探すが、梵字など見当らない。諦めて先へと進む。
梵字窟から2分で殿岩戸。何処かさっぱり分からない。
さらに2分で、鎖場の階段の下に鉾岩の案内。
石段を登って左手を見上げる。この岩のことかな?

そして、右手に釣鐘岩。
目の前なので近寄って見上げるが木々で良く見えない。ローソクのような岩峰だ。
戻って、鉾岩?を巻くように進む。岩壁に造られた道だ。いよいよ散策路と別れを告げるのかな。
いやいや散策路に戻ってしまいました。それとも岩壁に付けられた道なので、木々があるから感じさせないだけなのかな。
8時49分、不動明王の石像がある不動窟。ここに鉾岩の説明がある。尖っていたからさっきの岩が鉾岩だろう。
8時53分、清水洞。岩から水が滲み出ているからかな。
清水窟から鎖伝いに1分ほど歩くと、

右手後方に釣鐘岩が見える。見る方向が変われば釣鐘だ。

9時2分、洞が3つ連なる三陣の洞と、分岐から見せ場は続く。
9時4分、三陣の洞の端まで来ると展望が開ける。妙見岩から見えた岩壁中腹の窟らしい所はここだったのか。と云うことは絶壁の中腹にいるのだ。
そしてその先は鎖渡と云われる絶壁に付けられた道だ。真下に人家が見える、緊張しますねー。
低いので腰を落とさないと進めない。バランスとりにくいです。
ここを抜けると、岩壁を登り始める。
そして鎖の登り。

9時10分、登り上がった所は陣の岩展望台だ。絶景かな。正面に歩いて来た競秀峰の峰々。
左手(西側)に見えるのは、登ったことのない大平山だろう。そのうちにだね。
絶壁側は鎖でしっかり守られている。
景色を堪能した後、弘法寺へと下る道を取ると、馬の背はこっちの道標。藪状態で通行止めになっている。さて何処に行く道なのだろう。
さらに2分ほど下った9時18分、また馬の背の道標。こちらは通行止めなし。時間はたっぷりあるので偵察。
1,2分で尾根筋に出た。予想では尾根を歩いて羅漢寺の方にでも歩くのかなと思っていたが、リボンは反対側に。はてさてどっちに進むのかとうろつくと、9時23分、岩に錆で茶色くなった鎖がかかっているのを見つけた。登ってみる。
その先には、真新しい輝く鎖がかかっている。両側が切れ落ちた長ーく見える道が。馬の背とはこのことか。吾輩には牛首に見える。足がすくむ。山友に行きますかと訊けば、行くしかないでしょうの決まり文句。
慎重に慎重に歩みを進め、9時26分一対の石像が鎮座するピークに着く。そもそもここはパンフに載っていない。
陣の岩が眼下に見える。高度感にあふれこぼれそうな岩峰だ。通行止めになっていた所から登れば通り抜けて馬の背だ。
来た道を戻るがこれも怖いのなんのって。
下り終えて、洞門側の景色を撮る。眺めは陣の岩に軍配。
9時36分分岐に戻り、やや急坂を下り、9時42分青側登山口に下山。

目の前に弘法寺だ。

9時47分車道に出た。羅漢寺まで2.2㎞しかないのだ。山歩の範囲だな。

車道を歩きながら右上に眺める陣の岩。下から見ればそう高くは見えないが。
禅海橋から眺める、競秀峰。
釣鐘岩、馬の背、陣の岩。
鎖渡、陣の岩、馬の背が無ければ単なる散策路だ。この3つが最後に来たので印象に残る山歩になって、何とか昨日の3座に近づけたかな。
山友のお陰で恐怖心に打ち勝て、スリル満点の山歩を2日間こなすことが出来た。また朝寝寝坊せずに頑張れた。感謝です。
下山後、案内板のパンフがあるだろうと、土産店、道の駅と探し回り、最後に登山口の観光案内所でタイミングよく係りの人に出会い入手。

今日の行程、
駐車場6:55-7:22洞門橋側登山口-7:41三の峰-8:11妙見岩-8:23分岐-8:42釣鐘岩-9:02三陣の洞-9:10陣の岩-9:26馬の背-9:42青側登山口(弘法寺)

戻る道々、御霊もみじ、雲八幡宮、猿飛千壺峡を散策。その後、守実温泉で汗を流して帰路に就く。
御霊もみじはまだ5分だ。銀杏が黄葉しないので鮮やかさがない。石段も落葉で紅葉するのだが。

雲八幡宮は何時もは通り過ぎるのだが、今日は偶然にも湯立神楽。お店も出て沢山の人出。神楽は33演目と夜までかかるだろう。焼きそばとギンナンの匂いが混じった境内であった。
猿飛千壺峡は、念仏橋下流の魔林峡が大雨で遊歩道が壊れてしまい、見所を歩けず。

上流部の千壺峡は紅葉はぼちぼち。大満足の2日間でした。


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