日本蜜蜂の巣房（巣板）

日本蜜蜂の巣板（巣房）です。

↓　　上のほう白く蓋がかかっているところが「蜂蜜」が貯められている所、
　　中ほどの黄色い蓋がかかっているところが蜂の子供、幼虫、蛹が育って
　　いるところ、蓋がない巣房、穴のところが卵が産み付けられているとこ
　　ろです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　この巣枠の全面に蜂蜜が貯められて、白い蓋が掛けられると、
　ナイフ、包丁で蓋をそぎ落として、遠心分離機で採蜜します。
　採蜜した巣枠を巣箱に戻してやると、蜜蜂はまた蜜を貯めます。　　

ミツバチの数

一つの巣に蜜蜂ってどのくらいいるんだろう

↓　これくらいで
　　５００匹です。

　

　　２３ｃｍ×２３ｃｍの巣枠で５００匹
　　裏と表で１,０００匹くらいいます。


　普通の巣箱には１２～１４枚くらいありますから
　１４,００００匹くらいいることになります。

新しい巣作り

日本蜜蜂の新しい巣

↓　最初はこんな形です



　巣枠の上桟下部にぶら下がる形で巣作りを始めます。
　その下横針金は巣落ち防止の止めです。

巣枠式巣箱の給餌方法

日本蜜蜂に給餌するにはいろいろな方法があります。
　
↓　人工巣を使って給仕する。

　

↓　上白糖をお湯で１：１で溶かして人工巣に注ぎいれます。
　　１：１　→　砂糖１００ｇ　お湯１００ｃｃ

　

巣箱の空巣枠の横に入れます。

　
　
　　この方法は空巣枠のすぐ横に入れますので
　　造巣が早くなる、蜂がその巣箱の中に入る
　　逃げ出さないなどの利点があります。

縦式巣枠箱の継箱

　巣枠７枚いりの一つの巣箱が蜂でイッパイになると継箱をして巣枠を
増やしてやります。

↓　いまの巣箱の上または下に同型の巣箱を置きます。
　　いまの巣箱から蜂の付いた巣枠を２枚、新しい箱に
　　入れます。

　

　　　両サイドに空巣枠を入れて置きます。


↓　　元の巣箱の空いたところには空巣枠を入れてやります。

　

↓　　巣枠継箱はこれでお終いです。

　

　新しい箱を上におくか下に置くかはそのときの判断です。
　巣作りの進行具合で、上下を入れ替えることも出来ます。
　

巣枠と巣箱の継ぎ頃

巣箱に蜂がイッパイになると、このように巣枠の上（下）に
蜂が溢れてきます。

　↓　巣枠を足してやり、継箱をする時期です。

　　

　　蜂数が少ないときに巣箱を足してやると、余分なスペースが
　多くなって、蜂が守備範囲をカバーできなくなります。
　余分なところにスムシが待機するようになります。

蜜蜂の巣が大きくなっていく様子

巣箱に空の巣枠をいれておくと

↓　　働き蜂が巣を作ります
　　　　何もないところから
　　　　
　


↓　　巣枠イッパイの大きさにしていきます。

　　


　　全員がわき目も振らず働きます。