その夢は懐かしいと思える夢だった。
私は中学生になっていた。確か社会の授業を受けていた。
不思議なのは冬服を着ているのに夏休み前であった事。
当然夏休みの宿題が出た。社会のドリルに社会の自主学習ノート1冊分、社会のテスト予習プリント集。見るだけで嫌になる。
こんな夢はもう見たくない。
家を改築される夢。
どうぶつの森みたいに家具を持って来たり作り出したりして、気付けば模様替えまで行われていた。
改築が終わると知らない人達が集まっていきなりパーティーをし始めた。
それからホームセンターに行って歯の治療をしてキャンディの詰め合わせを持って帰った。
私は昼間見慣れぬ場所に1人で立っていた。目の前には古びた神社があり、なんとなく裏側を見てみたいと思った。
裏側を見ようとすると後ろから声がした。振り返ると2人のおじさんが立っていた。
「いいからこっちに来なさい。」と言われ連れていかれた。
すると今まで無かったはずの階段が神社の横に現れた。
階段を上がると、家の前にいた。
気付けば夜明け前、おじさんたちはいなくなっていた。
無性に喉が渇いた。