野鳥うぉっちんぐ

野鳥観察などなど

DSDプレーヤーを作ってみた その2

2014-03-02 17:21:47 | 工作
先日完成したDSDプレーヤーを改造して、DAC一体型にしてアンプつなぐだけで音が出るようにしました。
一体型にして持ち運びが簡単になりました。
配線を切り詰めたので音もよくなった気が・・・
とりあえずこれで良しとします。

ノイズもプチ音もなく素晴らしい音で鳴っています!!
(本物のDSD音源も、PCMから変換したDSD音源もOK :ただしDSD64のみ)


現状はSDが専用フォーマットなので、FATを組み込んでPCで簡単にSDを作れるようにすれば完璧なんだけど・・・


上から: 左側にRCAジャックがついてます。



横から: 1段目LCD 2段目ARM開発ボード 3段目FPGA+DAC基板


下から:  左上;DAC基板、左下:DAC制御基板、右上:DAC用電源基板。右下:FPGA


斜めから


全景  アンプ:6BM8全段差動式アンプ(ぺるけ式  スピーカー:JSP(markaudioCHR70)、スワン(FE88ESRⅡ)は未使用


DSDプレイヤーを作ってみた

2014-02-16 21:50:43 | 工作
以前Mi-Take製DAC基板を用いてDACを作ったのですが、そのDAC基板はDSDネイティブ入力が出来るものでした。 なのでDSDネイティブ信号を出力出来る機器(安いもの)を探したのですが見つからず、唯一面白そうだと思えたエレアト基板も全然入手できなかったのであきらめていました。

最近、興味本位で購入したARM-CORTEX-A8の簡易開発基板(Tiny210)にDSDプレイヤーとして使える条件が揃ってることに気がついて自作にチャレンジしてみました。(過去SHで挫折してます・・)

必要条件
① 高速SDHC読み込み(最低でも1MByte/秒)
② 高速同期シリアル通信があること(SPIとかIIS)
③ 動作速度が速いこと

ARM-CORTEX-A8と言えばLinuxやAndoroidを動かすようなハイスペックCPUだけど、高速性を重視してあえてOSは使わないことにしました。

ARM-CORTEX-A8(サムスン:S5PV210)には、内部ROM上にSDカードをセクタ読み出しできるルーチンが組み込まれているため、そのルーチンを使ってSDアクセスするものとします。
これでデータ入力はOKです。
(もちろんファイルシステムなんて高級なものは使いません)

あとは出力です。
まずSPIを使って片チャンネルだけのDSD信号出力の原理実証実験です。
なんと簡単にDSD信号の出力が出来てDAC経由で音が出ました!!

次はSPIを2個使って両チャンネルの出力です。
CPUデータシートにはSPI2個と書いてるのに、簡易開発基板では1個のSPIしか端子出力されていないことが発覚・・・(汗)

さてもう1チャンネルの信号をどう出すか・・・。

そこでも思いついたのが以前購入しておいたFPGA(Machx02)を使うことでした。

具体的にはSPIの転送クロックを倍にして左右チャネルの信号を合成してFPGAに送り、FPGAでシリアル-パラレル変換をして入力クロックの半分のクロックでDACに出力するって方法です。
ここでマルツで9千円で購入したロジアナが大活躍してくれました。
(FPGAで遊ぶにはロジアナ必須だと思いました)

そんなこんなでようやく使えるレベルのソフトが出来ました。

やっぱ、DSDの音はいいです~!!
SDから読んで即DACに出力なので非常にシンプルです。
SPDIFやらUSBやらHDMIなどの謎のシリアル転送のお世話になっていないので精神衛生上的にもGOODです。





左からDAC、FPGA、本体(ARM)


アンプは「ぺるけさん」設計6BM8全段差動式アンプ


画面(一応、タッチパネルだけどタッチには対応してません)


JSPスピーカーを作ってみた

2013-09-29 21:32:30 | 工作
なにか変ったスピーカーはないかと漁っていたら、JSPスピーカーなるものにたどり着きました。小口径スピーカーでも重低音が出るってことで作成してみました。


今回はシナベニアを使用しました。丸穴を開けるために自由錐なるものを使いましたが、なかなか便利なものでした。



穴が開いたバッフルにスピーカーとバスレフ筒を入れてみました。


ネジは使わないでボンドのみで組み立てました。 ちなみにバッフルだけは取り外し可能にするためネジを使っています。


箱になったところ。 この後、水性ウレタンニスで仕上げましたが研磨が足りず鏡面仕上げにはなりませんでした・・・。



聴いてみた感想ですが、まずまず満足です。 
良い点
・量感のある低音
・定位感がよい
悪い点
・奥行があるので設置が面倒

今度はBGM用に縦型(スピーカーを上面に向ける)を作ってみようかと思ってます。

夏休みの工作

2012-09-02 16:32:43 | 工作
久々久々の更新です。
暑い夏・極寒の職場・2時間の通勤に体ボロボロ状態です。
(夏風邪? 夏バテ? 花粉症??)

外に出るのはしんどいので、前々から気になっていた
ぺるけさん設計のヘッドフォンアンプを作成してみました。
(詳しくは「情熱の真空管」で検索してくださいませ)
おまけでバランス出力のDACも作ってみました。



上:バランス型FET差動式ヘッドフォンアンプ
下:バランス型DCA(BB1796*2)
右:バランス型に改造したヘッドフォン


 バランス型FET差動式ヘッドフォンアンプの中身
  入力:バランス型(3.5mmステレオジャック×2)
  出力:キャノン製5ピンジャック(ヘッドホン用)


 バランス出力DAC
   DAC :BB PCM1796モノラル×2台
   入力:同軸デジタル(S/PDIF)
   出力:アンバランス(RCA×2)
      バランス(3.5mmステレオジャック×2)

バランス型の音の違いはちょっと聴いただけでわかります。
すぐにわかるのは定位感の良さと、音の粒立ちの良さです。
詳しいことはわからないのですが、バランス型として左右チャンネルを完全に
独立したことによるクロストークの排除が影響してるんだと思います。

作成ミスがあったりと完成までには時間は掛りましたが、
出てきた音を聴いて大満足でした。(^_^)
興味のある人はぜひチャレンジしてみて欲しいです!!