わりと物語が好みだった春ドラマ終了後、来年必須関連事項を直前に焦り何も手つかずにならなくて済む様に現状動向を調べる中、配信ドラマをお試しで数作品何気に観てたら・・・全作品最終回まで観てしまう羽目に。光熱費高騰、物価上昇(国際状況だけでなく国内で7月~9月に各社非正規時給等引上の兼合いの絡んでるかは不明)の家計困窮に向かう時に、「何悠長な事やってんだ!」と我ながら呆れておりますが、充電式iPadで日々鑑賞時間定めての事だから良しとしよう・・・と自らを慰めております(意味不明😅)
と言う事で、そんな生活下で配信鑑賞した過去の数作品ドラマの自己主観的感想を、チョビっと綴っておきます。
シャーロック アントールドストーリーズ&映画版バスカヴィル家の犬
シャーロックのTVドラマは、『シャーロック・ホームズシリーズ』原案の舞台を現代東京に置き換えたドラマと言うのに惹かれ、リアル放送時に毎週観ておりました。今年映画版上映されてるのですが、観に行く前にGYAO配信開始されてたのを封切数日前に気付き、映画館前にTV版の復習をと思い配信鑑賞。と言っても、配信日時の兼合いで最終話を観てから映画と言う訳にはいきませんでしたけどね。初対面が事件で捜査(推理)する側とされる側だった、この作品の主要人物、誉獅子雄(Dフジオカ)と若宮潤一(岩田剛典)。危険な犯罪者相手の捜査にも興味が沸きだしたら(ノッてきたら)とことん追求する犯罪捜査コンサルタント獅子雄と、かたや面倒事が嫌いで危険な相手は警察任せで関わりたくないという、元精神科医若宮の二人が毎回繰り返す事件解決こそが、東京版シャーロックとワトソン。そんな若宮も獅子雄とのルームシェア(半強制)生活を続けるうちに変化し、回を重ねるうちに二人は失ってはならぬ相棒?・・・と、疑問符が付く微妙なコンビが好きでした。又、獅子雄の性格を熟知し推理協力させ、その恩恵であわよくば出世も考える刑事の江藤(佐々木蔵之介)も良い味だしております。最終回の後にTV版総復習みたいなSP版があり、その後の二人のお話が今回の映画で、久々に復活した二人を大画面で観た時は嬉しかったです。
空飛ぶ広報室&ハゲタカ
こちら二作品の「空飛ぶ広報室」の方は、アプリ内の番組紹介画像に柴田恭平さんがいらっしゃた為に鑑賞開始した作品です。単なるTV局広報関係のトレンディドラマかな~と思いきや、何と航空自衛隊絡みの恋愛ドラマでしたね。柴田氏の役柄は航空幕僚幹部広報室と言う部署の室長である鷺坂一佐役で、自分の部下である空井二尉(綾野剛)と、特集取材担当できた帝都TVの稲葉リカ(新垣結衣)=イナピョンの二人の、不器用な恋模様を見守り応援する父親的な存在でしたが、こちら作品放送時に「あぶ刑事」の映画上映がされてたのか・・・ところどころ「あぶ刑事・大下刑事」を臭わせる台詞(アドリブかな?)が多々あった為、「あぶ刑事」最盛期に毎回録画保管する程好きだった自分としては、サブ役ではありますがこちら作品の柴田恭平様演技も楽しい限りでした。勿論、空井とイナピョン(鷺坂がつけた渾名)二人の仕事と恋の行方もハラハラ感ありました。と言うか、恋愛ドラマ観たのが久しぶりで鑑賞してて新鮮な気分になりましたね。それに他の出演者にも、自分が過去に観てたドラマに出演された方もいらっしゃり(要潤に桐谷健太、モト冬樹にムロツヨシ、水谷美紀に桐山漣)、演じられた役柄が「やはりその手の役か」と思う方もいらしゃれば、「意外!まさか!」的な役柄を演じてる方もいらっしゃり、全話とても楽しくて鑑賞できました。・
そちらとは対照的な、超真面目ドラマの「ハゲタカ」の柴田恭平氏の役柄は、真面目なサラリーマン故「あぶ刑事」を彷彿させる様なアドリブなんかないです。こちら作品は、バブル崩壊後「失われた10年」の日本買収ビジネスを軸にした本格派経済ドラマで、本放送時に観たくて仕方なかったのですが、今回、有難くもBSPで再放送してくれたので録画で観ました。当時は電車一時間半通勤と仕事量で毎日クタクタで・・・家に帰宅したら夕食も食べず風呂入り寝る生活がほとんどでしたので、まともにTV番組を観てもいなければ番組チェッもしておらず、滅多に起きない緊急報道番組切替時にしか見てなかったです。でも、母が観てる時に自分も台所から居間を横切る際にチョイ観したのか、所々知ってる覚えてる内容場面はありました。でも、各話数毎の物語の行方は皆無で全話通しての鑑賞は今回が初めてです。見終わった感想は・・・今更ながらですが、とてもタメになる経済ドラマ作品だと思いますね。
愛なんていらねぇよ夏
こちらは、たまに訪問するサイト管理人様がブログで紹介してたドラマです。わりと出演者で鑑賞選択しがちな自分としては珍しく、他人様のご意見に興味がわきGYAO配信開始で観始めたドラマです。別に広末涼子や渡部篤郎のファンではありませんが、渡部篤郎がレイジと言うホスト役で、広末涼子が盲目の資産家令嬢亜子と言う、滅多に自分が鑑賞するドラマでは遭遇しない設定だった為、どんな風に絡み合うのかと試しに一話鑑賞してみたら・・・盲目令嬢の資産を巡り人間の欲が右往左往、ラストにどう収集つけるのかチョイ気になる登場人物設定と物語展開で、結局最後まで鑑賞しちゃいました。ホストのレイジは仲間の裏切りに合ったり逮捕されたり、借金取に命狙われたりと色々と痛い目に合いはするが、最終的に人と運に恵まれたのではないかい?て感じです。そう思えたのは最終話の借金取りタクロー(森本レオ)の決断。普通、幾ら命が短かろうと、借金者が発した言葉に共感や感動した(愉快に感じた)と言えど、あの一言だけで借金残1億チャラには・・・普通の借金取りではないだろ?と無情に思ってしまったのは、別の作品「闇金ドッグス」全シリーズ観たせいと、実際に借金取から逃げ回ってた人間を知ってたせいかもしれないが、まぁ、その辺りはフィクションドラマですし、あれがタイトルと絡み合う意味ある一言だったのかもしれないしね。で、亜子と周囲の人物との関係は・・・恨みを抱き生き続けるか、恨み節に身を任せを復讐を本実行するか、互いの遺恨を消化し一から関係を新たに築くは、亜子に関わった一人一人が決める事でありますが、このドラマに関して言えば、一旦は亜子を病気自然死にしようとした画策した面々が、それを実行するには余りにも性格良い人間達だった故、亜子自身が警察に通報する訳でもなく、最終的には良い方向で元の鞘に収まったのではないのでしょうか? レイジを演じられた渡部篤郎に関しては、あの独特な抑揚ない喋り方に、自分はどうしても最後まで抵抗があったのだが、あのキャラの性格的にはあれでよいのかも。盲目令嬢演じた広末涼子に関しては、盲目演技するのに色々努力されたのだろうなぁ~と推測できます。とは言え、このドラマで自分好みの役を演じてたのが、借金取演じた森本レオさんとレイジの弟分奈留役の藤原竜也。レオさんは何時もの彼らしい飄々とした感じで、影と迫ある借金取りと言う意外な役でしたし、藤原さんは・・・演じた奈留と言うキャラが「兄貴命!」過ぎて、亜子とレイジを見てるうちに師への憧れが嫉妬心へ変異。その結果、まさに愛と憎しみは紙一重通りにとんでもない犯行をしでかすが、人の良いレイジに許され救われ、最終的には普段通りケロッとしてる(内心申し訳ない感があるだろうが)と言う、良い性格の持主キャラを見事に演じてたと思います。残りの命が短い借金取タクロ―が最後の仕事・・・レイジの借金回収(6億は本人預金から、1億はレイジが発した言葉を買入)した後、一人で生きてくのが難しそうな障害持つ弟と二人マジで海に帰った(身を投げた)のか、はたまた信頼できる誰かに(亜子を治した女医師とか)、レイジから返して貰った金を依頼金とし弟の残りの一生を頼んだのかが解らないのだけが・・・変な所が気になる自分の感想でした。
水球ヤンキース
こちらの作品、吉沢亮君ファンの方のTwitterで配信開始を知り鑑賞始めましたが、若い俳優陣の面々が・・・今となっては「なんて豪華」と言わざる負えない作品。彼らの熱烈なファンならばレジェンド作品になるんだろうなぁ~と思いました。
先ず、Hey!Say!JUNP!の中島裕翔・高木雄也、関ジャニの横山裕と言うジャニーズの面々から始まり、山崎賢人、千葉雄大、中川大志、吉沢亮、間宮祥太朗、矢本悠馬、鈴木伸之(劇団EXILE)等・・・名を憶えてなくても顔を見れば解る、わりと色んなドラマや映画でコンスタンスに出演されてる方々ばかり。中には現在、主演でドラマや映画で活躍されてる方もいれば、主役と関わり深いサブキャラや重要な役回りを上手に演じる方も出演されております。こちらのドラマが9年前の作品と言う事で、当然ながら皆若く(今でも自分より十分若い面々のだが)・・・肌艶もよく、素肌でも年齢皺等一斉なかったですね。どんな話かは検索してくれれば解るのですが、子供の頃に霞高の当時の番長に助けられた泣き虫主人公・尚弥が、彼との出会いをきっかけに、幼馴染・渚に守られてるのではなく守ってやれる存在になる為、助けられた時に番長が発した「諦めなければ可能性は無限大」の言葉を信じ、親の仕事都合で10年間の海外暮らしを経て育った町内に戻り、居候先の渚が通う水蘭高校でなく、自分を救ってくれた番長が居た霞野工業高校へ帰国子女枠入学。だが霞高は評判も悪く廃校のピンチ!廃校を止めさせるには、町民一丸となり何事も褒め称えられてる水蘭高校に、何か一つ勝つ事(よく解らん条件だがドラマ故深く勘繰らない)。そんな時、水蘭水球部とひと悶着あった為、霞高に尚弥が水球部を設立。水球部の顧問を買って出た女教師・千春に憧れを抱く千秋とその親友・幸喜、常に水蘭生徒から霞高生と馬鹿にされ続けながらも怒りを抑圧し、自分達の存在を認めない町内に不満を抱えつつ、日々の高校生活を過ごしていた朋生・公平・慎介、それと・・・かつて中学で水球で活躍した龍二を仲間にし、宿敵水蘭水球をぶちのめす為にヤングヤンキー尚弥がスポーツに青春にと奮闘する物語展開。ヤンキー作品と言えど、東ベやハイローみたいな如何にもでなく、何所か昭和臭さもある素直さや真面目さが抜けきれない、一人の男に憧れ続け育った人の良いチョイヤンキーが、たかが一町内が決め付けた高校イメージだけで、これからの人生に何も希望を持てず投げやりで諦めて高校生活送ってた霞高の教師や生徒に目標と活気を与えた・・・って感じ。学生時代に何か一つでも、これだけは成し遂げると自分が打ち込んだ物がある方なら、当時の自分を思い出すきっかけにもなる作品だと思います。
この作品に出演されてる面々を見て解る人もいますが、中川大志君と吉沢亮君はNHK朝ドラで同じヒロインを好きになる役柄を演じており、そのヒロイン演じた女優さんと数日前フォーカスで名が出てしまった、山崎賢人君と吉沢亮君は来週公開映画「キングダム2」と同日地上波放送される「キングダム1」で共演しております。又、この作品で親友同士だった間宮祥太朗君と矢本悠馬君は、本日公開の島崎藤村著「破戒」の映画で同じく親友同士で共演しております。