つれづれ小平

忙中閑あり。
徒然のひとときに、自分探しの旅へ。

代議士の言葉、弁理士の言葉

2011年06月03日 08時11分07秒 | Weblog
「わたしがやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたい」

代議士の言葉としては重いが、
弁理士の言葉としては、何も言ってないに等しい。

そりゃあ、いつかは若い世代に譲りますわな。

結果、不信任決議案は大差で否決。
これで、菅内閣の今国会の総辞職なし(同じ議案は再提出できない)。
すなわち、当面、自分で辞めるという以外、辞めることはない。
これが、契約ならば、自分に非常に有利な契約であり、大勝利といえよう。

震災対応に絞っても、否決後の会見で
一定のメドの例として「原発の冷温停止」を挙げたのも、理系の菅さんらしい。

一方で、契約(約束)の相手であった、同じ理系の前首相は、
「ウソをついている」と仰って憤っているようだが、
以前「議員を辞める」と仰って辞めなかった方の言葉が虚ろに響くのは、私だけではなかろう。

それとも、これも宇宙人の単なるお芝居なのか?


間際に反旗をおさめ、
「真面目な」松木議員を除き、結局、欠席か青票を投じた小沢グループは、
昨夜も集まって「次の闘い」にむけての結束を誓ったらしい。

投票場所となるべき学校や公民館の確保など、
とてもじゃないけど無理な状況にある被災地が多い中、
政治家は一体何を考えているのだろうか。
(どうみても、自分のことしか考えてないけど。)

ともあれ、茶番劇には早く幕をひいて「真面目に」政治をしていただきたい。