前回、前々回 と昔持ってた「CONTAX G2」というカメラの事を書いてきました
一緒に買ったレンズは「プラナーT*35mmF2」
1997年の8月でした
で、その年の冬のボーナスも無事に出たので、次にそろえるレンズとして選んだのがこの「ビオゴンT*21mmF2.8」
まあ、そのカッコよさだけで決めたのだと思います
中古で、それでも10万円近くしました
福岡の「別府橋カメラ」という老舗ショップで
久留米から車を飛ばして買いに行ったのを覚えています
今どきのメーカーのカタログを見ると10万円以上のレンズなど珍しくもないのですが(もちろん買えませんけど)
当時こんな高価なレンズを買うなんて、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでした
この外付けファインダーのカッコいいこと!
当時 僕にとっての 10万円の価値はここにあったのですね(^_^;)
でも 21mmなんて素人にはとても扱いにくい画角で、何をどう撮っていいかわかりません
↓とりあえず作例
う〜ん こんな写真を撮るために大枚叩いたわけではありませんが、21ミリぃ〜って感じは出てると思います
CONTAX G シリーズ用としては先に「ホロゴンT*16mmF8」という、これまた超マニアックなレンズもあったりしますが↓
定価 280,000円!
どんな人が買ったのでしょう…
これに比べたら 21mmなんてずっと扱いやすいはず
なのですが…
ツァイスやライカのレンズにはそのレンズの構成によってビオゴンだのエルマリートだの名前があるようです
興味がある方はもっとマニアックなサイトへどうぞ
↓以下は 1998年1月 熊本県荒尾市の「グリーンランド」
当時は「三井グリーンランド」といってました
ネガが幾分退色してるようです
家族写真で申し訳ない
でも広角レンズなのにイヤな歪みもなく、真っ直ぐなものが真っ直ぐに写っているのがわかりますね
周辺光量の落ち込みもあまり目立たない
この描写力が 10万円の本当の価値
↓以下 1998年11月 大分県由布院
このレンズも、あまり使いこなせないままデジタル一眼欲しさに処分されてしまいました
今はオークションなどで高値で取引されているようです
G2本体もカメラ店で時々見かけます
懐かしいとは思いますが、なぜか MINOLTA CLE ほどの思い入れはありません
今の僕は フィルムカメラはジャンク買いが基本
いまさら何万円も出して買う気にはなれません
レンズは SONY のミラーレスにアダプターを介して使えるようですが…
↑この一枚がこのレンズで撮った僕のBest Shot
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