コージーのさんぽ

『コージーのさんぽ(写真日記)』に訪問いただき、ありがとうございます。折々の感動に出会って撮った写真をアップしています。

比治山桜咲け祭り-1 神楽「土蜘蛛」 170326

2017-03-27 | 神楽

比治山桜咲け祭り-1 神楽「土蜘蛛」 170326

3月26日、春の陽気に誘われたのか、数年ぶりに庭の生垣でウグイスがホキョキョと鳴き、練習中です。
 午後、「比治山桜咲け祭り」に出掛け特設ステージ、で東山神楽団に
よっり舞われた、「土蜘蛛」「滝夜叉姫」を鑑賞しました。
帰途、道すがらよく見ますと、桜が二輪三輪と咲いていました。
 
演目「土蜘蛛」のあらすじ(葛城山とも云う)
 大和は葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂が、
朝廷に従わず世を乱して抵抗を続けていたが、
時の朝廷の武士である源頼光が重い病になったと聞き、
頼光の侍女・胡蝶にと化身する。
 頼光が侍女・胡蝶に典薬の守から薬をもらい受けるように
申し付けたのを幸いに、その薬を毒薬にすり替え、頼光に飲ませ
殺めようとするが、頼光の枕元にあった源家の宝刀「膝丸」の威徳によって土蜘蛛の精魂は手傷を追い、葛城山へと逃げ帰る。
頼光はその太刀を「蜘蛛丸」と改めて四天王に授け、葛城山の土蜘蛛征伐を命じる。
 四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って、ついに葛城山にたどり着き、激闘の末、めでたく土蜘蛛を退治する。
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第9回神楽ふれあい鑑賞会ヒロシマ 160207

2016-02-12 | 神楽

第9回神楽ふれあい鑑賞会ヒロシマ 160207

2月7日、本川小学校(広島市中区)で『第9回神楽ふれあい鑑賞会ヒロシマ』が開催されました。
少女少年神楽団ヒロシマ夢の団員”が懸命に舞う演目(塵倫)が
1つあり、撮影OKの鑑賞会で、久しぶりに神楽を楽しみました。


<演目とあらすじ>
・神降ろし(羽佐竹神楽団)
神楽を奉納するにあたり、その神楽殿へ最初に神を勧請する
儀式舞です。


・曽我兄弟(羽佐竹神楽団)
ほろほろと鳴く山鳥の声聞けば、父ぞ恋しや、母ぞ恋しや、
曾我の十郎祐成、弟五郎時宗は、過ぐる18年前に伊豆の
赤沢山の麓で、父河津三郎祐重が工藤祐経に討たれる。
父の恨を報ぜんと18星霜の長い間兄弟がなめた艱難辛苦を紹介し、
降りしきる雨を幸いに、夜廻り姿に変装し富士の陳屋に討ち入り、
父の無念を晴らし、母の胸を安んぜんとする。兄弟愛の物語です。


・塵倫(少女少年神楽団ヒロシマ夢の団員)
第14代「仲哀天皇」の時代に、大和の国征伐を企て異国から数万の
軍兵が攻め入ってきた。
その中に、「塵倫」という身には翼をつけ、黒雲に乗り虚空を
自由に飛行する、神通自在の大将軍がおり、国々村々を荒し回り
多くの人民を滅ぼしてきた
そこで「天皇」は、家来に「竹丸」を従え、「天照大神」の
ご神徳と弓矢の威徳をもち、「塵倫」に立ち向かった。
 生命が惜しければ、この国を我に譲り早々に立ち去れと叫ぶ
大悪鬼「塵倫」に応戦し、激しく立ち会い勝負を争ったが、
遂に強敵「塵倫」を退治し、日本の国を守りました。

続いて、羽佐竹神楽団の「戻り橋」、「八岐大蛇」が演じら
ました。

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広島神楽 葛城山・壇乃浦 150617

2015-06-20 | 神楽

広島神楽 葛城山・壇乃浦 150617

6月17日広島県民文化センター(広島市中区)へ、広島神楽定期公演を観に出掛けました。
今吉田神楽団による演目「葛城山」「壇乃浦」の熱演を楽しみましたが、撮影は最後部席エリアからに変わっており残念でした。

演目:葛城山のあらすじ
大和の国葛城山に古くより住む土蜘蛛の精魂が、胡蝶という侍女に化身して、典薬の守よりの使いと偽り、頼光に毒を飲ませてこれをとり食らをうとしたが、正体を見破られ、伝家の宝刀膝丸で一太刀あびせられた土蜘蛛の精は、葛城山に飛び去ってしまうが、この宝刀を蜘蛛切丸と改め、四天王に宝刀を授け、土蜘蛛を退治するよう命じ、葛城山に向かわせ土蜘蛛の妖術に悩ませながらもこれを退治します。

演目:壇乃浦のあらすじ
源義経は壇ノ浦に平氏を追いつめ平氏を滅ぼす。この時、平氏の猛将能度守教経及び平知盛は水死する。知盛の霊魂は成仏せず亡霊となる。義経は兄頼朝と不和となり、都をのがれ、武蔵坊弁慶と妻静御前を伴い東国に向かう途中、海路大物浦で知盛の亡霊が出現し、一行を悩ますが、弁慶の法力によってこれを退散させ、義経、弁慶は静御前と別れて東国に向かいます。

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壱岐神楽 140907

2014-09-08 | 神楽

壱岐神楽

9月7日、近くの大型商業施設で壱岐神楽が演じられました。
壱岐神楽は、神楽舞も音楽も神職のみで奏される、神聖視され信仰されている重要無形文化財です。

なお、12月20日に一番最後に住吉神社で大大神楽が奉納されるということです。
また、毎年8月の第1土曜日に石田町筒城ふれあい広場の野外ステージでも「壱岐大大神楽」が奏されます。大大(だいだい)神楽{磐戸・(いわと)神楽ともいう}は35曲、6時間以上かかりるということです。

<今回の演目>

篠(ささまい)
 篠の葉の音に神の言葉を聞く、鎮魂の舞です。

八咫烏(やたがらす)
神武天皇が東征の時、道案内として、天照皇大神のお告げで飛来した、建角身命のご功績を讃える舞です。

二弓(にきゅう)
 弓と剣の霊威により災いを払う鎮魂の舞です。

折敷(おしき)
 神の御照覧を祈る舞です。

豊年舞(ほうねんまい)
 五穀豊穣・諸業の繁栄を感謝する舞です。

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平成26年万灯みたま祭 巫女踊りと神楽共演大会 140531・0601

2014-06-04 | 神楽

平成26年万灯みたま祭 巫女踊りと神楽共演大会 140531・0601

5月31日、今年も広島護国神社に万灯みたま祭巫女踊り(5/31)と神楽共演大会(6/1)を観に出掛けました。神楽は久佐東神楽社中”日御碕”と、広森神楽団”滝夜叉姫”を観ました。

日御碕のあらすじ
十羅刹女(じゅうらせつにょ)という美しい女の食人鬼が、釈迦による法華経の説法を聞いて、改心した十人の羅刹女は、悪鬼変じて善人となり、仏教の外護者となって法華経信者を守護することを誓ったといういわれがありますが、この仏教の物語と出雲神話が結びついて、改心した羅刹女が日御碕の須佐之男神の末娘となり、海から攻め寄せてきた「彦原」という悪神を調伏するというあらすじです。

滝夜叉姫のあらすじ
平将門の娘五月姫は天慶の乱において一族をことごとく討ち取られ、無念の日々を送っていました。その無念さが募り、五月姫は毎夜丑三つ時に貴船明神へ参篭するようになりました。参篭をはじめて21日たった夜のこと、いつものように祈っていると貴船の神の声が聞え、五月姫に妖術を授けました。姫はお告げのとおり名を滝夜叉姫と改め、故郷である下総の国相馬の城へ立ち帰り、手下を集めて反乱を起こしました。
これを憂いた朝廷は陰陽の術を身に付けている大宅中将光圀に滝夜叉姫征伐を命じ、光圀は相馬の城へ向かいました。姫の手下を討ち取り、続いて姫に立ち向かう。姫の妖術に苦しめられるが、光圀は陰陽の霊術をもって姫の妖術を打ち破り、光圀は姫を昇天させるというあらすじです。

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