比治山桜咲け祭り-1 神楽「土蜘蛛」 170326
よっり舞われた、「土蜘蛛」「滝夜叉姫」を鑑賞しました。
帰途、道すがらよく見ますと、桜が二輪三輪と咲いていました。
大和は葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂が、
朝廷に従わず世を乱して抵抗を続けていたが、
時の朝廷の武士である源頼光が重い病になったと聞き、
頼光の侍女・胡蝶にと化身する。
頼光が侍女・胡蝶に典薬の守から薬をもらい受けるように
申し付けたのを幸いに、その薬を毒薬にすり替え、頼光に飲ませ
殺めようとするが、頼光の枕元にあった源家の宝刀「膝丸」の威徳によって土蜘蛛の精魂は手傷を追い、葛城山へと逃げ帰る。
頼光はその太刀を「蜘蛛丸」と改めて四天王に授け、葛城山の土蜘蛛征伐を命じる。
四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って、ついに葛城山にたどり着き、激闘の末、めでたく土蜘蛛を退治する。