今回の第22話は、シリアスな展開は一切皆無の楽しい内容でした。今作で一番に言いたい事は、後半に描かれた【桂 みなも】と【蘭堂 りの】とのカードバトルを通しての「見えないモノに気付かせる事」と「お互いの勝負を超えた友情と楽しさ」の2点も上手に表現し伝わったと思います。しかし、宮神学園って多角経営ですね。学園運営以外で、スポーツクラブ、健康食品販売、不動産、株の運用と幅が広い。そして、今回の物語の重要なファクターでもある「極上生徒会のトレカ」の販売までとは、実際にコナミから販売はされないと思いますが・・・(笑)。カード自体もかなり細かい設定でアニメ劇中では描かれています。さすがは、企画・開発の【みなも】ちゃんですね。例を挙げると【市川 まゆら】×2カードで予算が倍額、【シンディ 真鍋】と車カードで高速移動、遊撃4カードなどが描かれていた。もちろん、【りの】カードはクラスメイトに言われる位に使えませんが・・・ラストでは凄い事になりますよ。このカード自体がかなり強さのバランスが悪いです。レアカードの【奏】会長カードは、どんな攻撃もはね返し、どんな相手でも一回で倒すのに【桂 聖奈】カードに弱いし、【和泉 香】カードと【プッチャン】カードで攻撃力が10倍など、微妙な所はむちゃくちゃに作られています。でも、【聖奈】カードが強いのは、やはり妹である【みなも】ちゃんの意向がかなり反映されています。 しかし、この極上カードも各メンバーの特徴と個性を見事に描いています。【飛田 小百合】は眼鏡カードで戦闘不能、【角元 れいん】はおやつカードで能力半減、【金城 奈々穂】はピロットちゃんカードで攻撃力が著しく低下、後半パートのカードバトルでも【まゆら】と【シンディ】の組み合わせで車が故障して【まゆら】が泣いたり、【れいん】が勉強カードで教科書に埋もれる所、【銀河 久遠】の冷たい眼差しカードで【りの】が凍えたり、【香】の3カードで3人の【香】からバカにされる生意気さも3倍の攻撃などがありましたが、一番に面白くて良かったカード対戦が【りの】が悪運で引いたレア【奏】会長カードと【聖奈】カードですね。【奏】会長の「楽しい事しましょう」と全てを超えた美しい攻撃を【聖奈】カードの「なんちゃって」でリセットする所が表現されて【奏】会長カードが消える場面なんですが、この【奏】会長カードのセリフがかなり笑えます(笑)。バトル自体もカードを各キャラクターに擬人化する事で、直に戦っている雰囲気が出ていて面白かったと思います。結局、バトルは【りの】×5カードで、その場のカードを全て支配し、相手も対応カードも出せない状態で、生徒会全員カードを使用したスペシャル攻撃での大逆転が描かれます。
また、カードだけではなく、極上の各メンバーがカードで一喜一憂する事も可愛くて良かった。
【りの】と【桜梅 歩】が教室で話しているシーンで、クラスメイトの「つかえない~」の言葉にショックを受けるたり、カードの数値が実際のデータと知って大泣きをする【りの】とか、突然、2人の会話に出て来て【プッチャン】カードとの相性の良さで【りの】に勝ち誇った仕草をしたり、カードの存続を望む【久遠】側にこっそりと後ろに立って、反対側の【奈々穂】たちから裏切り者と言われる【香】などが描かれるが、やはり、遊撃部は外せないです。【れいん】は遊撃で一番能力が低いのが納得いかずに【みなも】に詰め寄ったり、【小百合】は眼鏡カードでの事で言い返せないでオロオロしたり、【奈々穂】に関してはピロットちゃんカードによるイメージダウンを気にしますが、ラストではぬいぐるみに弱いのが知れて、「かわいい~」と言われてショックを受ける【奈々穂】も好きですね。
また、カードだけではなく、極上の各メンバーがカードで一喜一憂する事も可愛くて良かった。
【りの】と【桜梅 歩】が教室で話しているシーンで、クラスメイトの「つかえない~」の言葉にショックを受けるたり、カードの数値が実際のデータと知って大泣きをする【りの】とか、突然、2人の会話に出て来て【プッチャン】カードとの相性の良さで【りの】に勝ち誇った仕草をしたり、カードの存続を望む【久遠】側にこっそりと後ろに立って、反対側の【奈々穂】たちから裏切り者と言われる【香】などが描かれるが、やはり、遊撃部は外せないです。【れいん】は遊撃で一番能力が低いのが納得いかずに【みなも】に詰め寄ったり、【小百合】は眼鏡カードでの事で言い返せないでオロオロしたり、【奈々穂】に関してはピロットちゃんカードによるイメージダウンを気にしますが、ラストではぬいぐるみに弱いのが知れて、「かわいい~」と言われてショックを受ける【奈々穂】も好きですね。