現代視覚文化研究会「げんしけん」

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赤ずきん 『心に笛を持つ男』

2006年08月20日 08時03分30秒 | アニメ・映像全般
 『赤ずきん』の第8話を観させて頂きました。今回は「四ツ葉騎士団」の三銃士【赤ずきん】たちを影から見守り「魔笛エンバーテリオン」を使う【ハーメルン】が登場します。後半では【ランダージョ】率いる「ブレーメン遊撃隊」【アレクトール】【カーネ】【エセル】との音楽魔法対決が見所だと思います。しかし【ランダージョ】たちは、本当に憎めないほどに「おバカ」なキャラクターたちですね。「ナイトメアリアン」よりも弱いと思います(笑)。

 光り輝く道「おとぎロード」を通って「ファンタヴェーレ」へ向う【赤ずきん】たち。そこでは【フェレナンド王】の魔法力の低下が見て取れた。それは【フェレナンド王】に何かがあった証でもある。七色の滑り台が消えて、地表に落下するが【白雪】の雪の魔法によりにみんなを助けるが【白雪】だけが無事に着地し【赤ずきん】たちは雪に埋まっていた(笑)。
 フェレナンド城。【アレクトール】が城の地下への階段をおりている。そこには囚われた【ハーメルン】の姿があった。彼は鎖につながれていた。彼は静かに【草太】(エルデの鍵)の到着を待っている。【ハーメルン】は戦っていた。しかし「四ツ葉騎士団」隊長【ディートマルシュ】の愚かな行為と裏切りにより「フェレナンド城」の結界は消え、崩壊寸前だった。【フェレナンド】は、己の命よりも民の安全を最優先にし【サンドリヨン】の率いる軍隊に投降をする。【サンドリヨン】の狙いを理解した行動であった。それでも納得しない【ハーメルン】に【フェレナンド】は最後の使命を与える。「城に残り、エルデの鍵の持ち主を待つ事と私の言葉を彼に伝えて欲しい」と言う。【ハーメルン】は待っている。その使命を果たす為に・・・唯一忠誠を誓っている【フェレナンド王】の為に・・・。
 フェレナンド城に向う【赤ずきん】たち。【白雪】は城の結界が破られている事に気づく。急ぐ【赤ずきん】たち。その目の前に「フェレナンド城」がそびえたつ。「誰もいない」と近づく【りんご】を制止する【草太】。「ファンタヴェーレ」の草花たちが【草太】たちに「気をつけろ」と教えてくれている。【赤ずきん】たちは城内部の偵察に行く。正門から内部を窺い、侵入をすると、どこからか「ブレーメン遊撃隊」の歌声が聞えて来た。あくびをしている【いばら】が棘を使い歌声のする部屋の状況を探る。「ブレーメン遊撃隊」のオリジナルの歌から【ハーメルン】が捕まった事を知る【赤ずきん】たち。
 一方、【ヘンゼル】は【サンドリヨン】に状況を報告していた。順調な制圧、【フェレナンド】も手中にある邪眼の魔女は微笑をたたえていた。【草太】は「ファンタヴェーレ」の草花に感動をしていた。その草原に似合わない「おでん缶」を見つける。かなり数がころがっている。【草太】は見つけた大きなリュックを抱えていた。「おでん缶」の大人買いらしいね(笑)。【りんご】も驚きを隠せない。それは「エルデ」のものだからだった。その大きなリュックを落とした【ランダージョ】が探しにやって来る。【りんご】は慌てて隠れるがその場所はリュックの中。【ランダージョ】は違和感を感じつつも背負って行く。
 フェレナンド城。【ハーメルン】が捕まった事を知り、【赤ずきん】たちにも緊張感がはしる。かなり強敵だと油断せずのり込むと居たのは魔族が3匹。しかも食事中。【赤ずきん】たちは拍子抜けしてしまう。構える【赤ずきん】たちに「ブレーメン遊撃隊」が立ち塞った。『ブレーメンラプソディー』と言う音楽魔法を仕掛ける3匹。ただの大声ではない。ちゃんとした音楽魔法。【白雪】が魔法でバリアを張り無力化する。さすがは「ブレーメン遊撃隊」ですね。音楽魔法学校に入学できず、【サンドリヨン】の正規軍にも入れないダメダメな3匹なのだ。劣勢になると「ブレーメン遊撃隊」たちは地下に向かい【ハーメルン】に刃を突きつける。【赤ずきん】たちは【ハーメルン】の強さを知っている。彼は静かにその時を待っている。「エンバーテリオン」を持ち【アレクトール】は勝ち誇っていると【いばら】の生きた棘が奪い返そうとする。【アレクトール】は必死に抵抗をする。その弾みで倒れて「エンバーテリオン」を投げてしまう。先には階段をおりて来る【ランダージョ】が居た。突然の【赤ずきん】たちとの対面に逃げようとする【ランダージョ】。「ブレーメン遊撃隊」の3匹は【ランダージョ】が【赤ずきん】たちにどれだけ「エルデ」で敗北したのかは知らない様子。しかし「ブレーメン遊撃隊」の4匹がここに揃った。【サンドリヨン】バッチと雑草魂を胸にしている。【白雪】の氷の魔法で遊撃隊を圧倒する。
 【ランダージョ】の隠された能力。【アレクトール】が【ランダージョ】の尻尾を踏むと音楽魔法に負けない位の「ただの大声」による超音波攻撃が放たれる。【白雪】の防御魔法を弾いた。耳を押さえて手出しできない【赤ずきん】たち。その中で【赤ずきん】は【ハーメルン】に『どうして、戦わないの?』と問い掛けるが応えない【ハーメルン】。この大ピンチの状況に【赤ずきん】の名前を呼ぶ【草太】の声がする。その【鈴風 草太】に名に反応する【ハーメルン】。すると、リュックの中から【草太】と【りんご】が出て来て【ランダージョ】は「おでん缶」が人間になったと驚いていた。【草太】と【りんご】も合流し【ランダージョ】たちは徐々に追い込まれる。その【草太】の名を口にする【ハーメルン】。【フェレナンド】の言葉を信じて待っていた。そして【ハーメルン】の身体がその輝きを増す。【ランダージョ】も「エンバーテリオン」を吹いてみるが、命を削り出る音色は出せない。【ハーメルン】は【草太】の衣服についていた葉を使い草笛を奏でる。眠りへの誘いを・・・。「ブレーメン遊撃隊」は戦意喪失し寝てしまう。【エセル】は初めから寝ていた(笑)。
 【ハーメルン】は今までの経緯を話している。危険を冒してやって来た「エルデの鍵」の【草太】に【フェレナンド】の言葉を伝える。『あなたを信じます』と言う。【フェレナンド】は【草太】を信じている。これから行なう【草太】の行動が、正しい答えを導き出してくれる事を信じている。【赤ずきん】は【ランダージョ】たちから【サンドリヨン】の事を聞きだそうとするが、すでに「ブレーメン遊撃隊」は逃げ出していた。【ハーメルン】は【赤ずきん】たちは一緒に行動しない、何事にも束縛されない自由に独自に【フェレナンド】の救出に向うようだ。【サンドリヨン】を見つけ【フェレナンド王】を助ける旅への幕が上がる。