アレルヤ・ハプティズムの過去。ガンダムに乗る資格とは・・・ルイスの沙慈への想い・・・。

　アメリカとタリビアの一連の出来事。全ては仕組まれた政治劇にすぎない。ソレスタルビーイングは利用された・・・それは、違う。意志を貫いた彼らなのだ。【マリナ・イスマイール】の旅立ち。エネルギーを求めて、私にしかできない。それが役目なのだから・・・。
　人革連の軌道エレベーターリニアトレイン発着ロビー。【ルイス】と【沙慈】がいる。奨学金での研修旅行での【沙慈】の姉とのしばしの別れ。お金持ちのお嬢さまのおもりは大変なのですね。一方、人革連軍【セルゲイ中佐】と【ソーマ・ピーリス少尉】もこの場にいた。【ソーマ】は創られた存在。その存在に【セルゲイ】は違和感を感じていた。
　MSの性能実験の監視。【スメラギ】からのミッションプランがガンダムマイスターたちの届く。破壊も有り得ると・・・。世界の嫌われ者としてのソレスタルビーイング。その事は【ロックオン】も【アレルヤ】もわかっていた。
　真柱。完全に旅行気分の【ルイス】に疲れ気味の【沙慈】だった。宇宙空間での研修を進めて行く２人。青き星の美しさを目で見る。実際の地球の凄さがここにある。【セルゲイ】と【ソーマ】は歩みを進める。新型のMSが目の前にある・・・【ソーマ】の為の、対ガンダムへの切り札が・・・。
　２日後。【アレルヤ】も向っている。重力ブロック。その中で【沙慈】は【王 留美】と【紅龍】と出会う。【ルイス】よりも可愛かったかな・・・。【ソーマ】のMSの脅威の力が示される。最大加速時での超兵の力。だが【ソーマ】は乙女なのだ。その時【ソーマ】の頭に何かが流れ込んで来る。その感じは【アレルヤ】にも流れ込んで来た。突然に２人を襲う頭痛とは・・・。操縦している【ソーマ】は我を失い、重力ブロックへ攻撃をしてしまう・・・【セルゲイ】が止めに入るが・・・。
　切り離された重力ブロック。【アレルヤ】は、その光景を見捨てようとする・・・誰かが呼びかける。アレルヤ・・・アレルヤ・・・俺たちは死ぬのか・・・嫌だっ！死にたくないっ！俺を殺せ・・・アレルヤ・・・。【アレルヤ】は動き出す。
　２３２名の命。【ソーマ】は意識を失っていた。【セルゲイ】は助けに向う。だが、最悪の状況になる。その重力ブロックはこのままでは地球へ落ちると・・・。【セルゲイ】は武人である。諦めない・・・【アレルヤ】も「ガンダムキュリオス」で・・・後５分。宇宙は無慈悲ではないさ・・・その絶対的な絶望に立ち向かう。【アレルヤ】に与えられたミッションではない事は理解している。宇宙を漂流する者の気持ちを知っているから・・・。「キュリオス」が光の粒子を放つ。ソレスタルビーイングではなく、アレルヤ・ハプティズムとして・・・人命救助をする。その行動に対する【スメラギ】の取る行動とは・・・。【アレルヤ】は通信を通して、ブロック内の人たちに呼びかける。全員、中央ブロックへ集まれと、死にたくなければと・・・。
　【ルイス】の想い。避難する２人。ねえ、沙慈・・・もしかしたら、死んじゃうかもしれないから、今のうちに言っとくね。私ね・・・沙慈の事が・・・。その頃、ブロックは限界離脱領域に達する。それでも、離れる事はできない。それにガンダムマイスターは一人じゃない。その時、地上から光の矢が放たれた。【ロックオン】と【刹那】がサポートに入る。彼らは、天空の雲さえも切り裂くのだった。中央だけになったブロックを持ち「キュリオス」は一気に加速する。そこに救助隊が到着したので離脱する【アレルヤ】と「キュリオス」。【セルゲイ】は救助を最優先とし、ガンダムを追う事を指示しなかった。武人は恩を感じているのだった。
　ティエリア・アーデとスメラギ。推奨したミッションを破棄し、人命救助を優先。しかも「ガンダムデュナメス」の砲撃能力を世界に示す結果に・・・【スメラギ】への不信感を口にする【ティエリア・アーデ】。アレルヤの為にではなく、ガンダムを守る為だと・・・。適性に欠ける者をガンダムに乗せるべきじゃない・・・それは、君へも言える事ではなかろうか・・・。

　最後に言おうとしていた言葉って何・・・教えて・・・。

　教えない・・・。