現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ネオ・ヴェネツィアに新しい春が訪れます・・・そこに、いつもと変わらない【水無 灯里】がおります!

2008年01月09日 20時49分57秒 | アニメ・映像全般
 ネオ・ヴェネツィアに春が来ても来なくても【灯里】は、いつもまったりとしております。だからこそ、大切な物に気づく事ができるのかもしれません。カーニバル後、近況報告をメールで【アイ】に送る【灯里】のいつもの姿がありました。先輩たちのお仕事を感じられる場での自身の力不足を痛感する【灯里】でもある。【アイ】も想っている・・・【灯里】が「プリマ」になっている日の事を・・・。
 雪の残るネオ・ヴェネツィア。ARIAカンパニーに【アリシアさん】の優しい笑顔があって、【晃さん】の厳しさがあって、【アテナさん】の歌声があって・・・そして、後輩たちの憧れの表情があって・・・繋がって行くのだと。
 いつもの合同練習。【アリス】がゴンドラのオールを捌いております。「ゴンドラ通ります!」との大きな掛け声の主は【アリス】だった。本人曰く、目覚めたらしい・・・【アテナさん】の仕事ぶりを見て【アリス】の意識が高まっているようですね。「ネオ・アリス」になりました。【灯里】も【藍華】も【アリス】同様に良い刺激を受けたようですが・・・まだまだ眠たいようです。みんなであくびをしているし・・・【アリア社長】も釣られて・・・。あくびをしている所を見られて少し照れている【アリス】なのです。そんな彼女の提案でカフェでコーヒーを買う事に・・・すると、そこには先客で【アル】と【暁】が席に座っておりました。【灯里】が手を振りながら2人に声を掛けました。【藍華】は【アル】がいる事を知って嬉しそうですよ。聞くと【アル】と【暁】は勉強会をしているようだ。【暁】はサラマンダーの昇格試験があるらしく頭を抱えていた。【藍華】と【暁】の言い合いもいつもの光景ですね。そんな【アル】と【暁】に別れをつげて、今度は【藍華】がオールを握っております。みんなも頑張っております。だからこそ、負けられないですよね。
 ARIAカンパニー。【灯里】は【アリア社長】と【アリシアさん】が買って来てくれたインボルティーニで昼食に致しましょう。実に美味しそうですね。【アリア社長】落ち着いて食べて下さいね。そこに【ウッディー】の声がします。エアバイクから見る街の色が変わって春に近づくのがわかるみたいです。お届け物・・・【アリシアさん】に「ひと足早い春をお届けします」とのメッセージカードがそえてあります。カーニバルの時に【アリシアさん】が乗せた母娘のお客様からの素敵な贈り物・・・桜の紅茶と桜のジャムですね。【アリシアさん】の提案でみんなを招待しお茶会をひらく事になりました。【アリア社長】も大喜びですね。カーニバルが終わった後のネオ・ヴェネツィアは仮面をはがした素顔のネオ・ヴェネツィア・・・【灯里】はそう考えておりました。そう想うと寂しくないですよね。【灯里】と【アリシアさん】が買い物から帰って来ると【アリア社長】の「もちもちぽんぽん」が釣り上げたカニのハサミにはさまれて赤くなっておりました・・・。お茶会への準備を進めて行きます。もちろん【アリア社長】もお手伝いをしておりますよ。そこに【藍華】と【アリス】。【晃さん】がやって来ました。【アテナさん】は仕事があり遅れるそうです。【アリア社長】は正装し【ヒメ社長】をお出迎えですが・・・【まぁ社長】にまたも「もちもちぽんぽん」を噛まれていた・・・好かれますね。みんなも席につき、お茶会の始まりです。春の香りが部屋中に・・・桜の紅茶と桜のジャムが春をこの部屋に運んで来たみたいです。楽しいお茶会も進み【藍華】が質問をする。桜の紅茶を贈ってくれたお客様が気になる様子。そのお客様とは仲の良い母娘でした。その親子を案内する【アリシアさん】が言う。娘さんとネオ・ヴェネツィアから素敵な贈り物がありますよと・・・手を出すと・・・【アリシアさん】のオールが素早く動き出します。その差し出した手に雪の結晶が乗るように・・・。それは、お客様以上に【灯里】が驚いていたのかもしれません。冷たい雪が私たちの心まで温かくしてくれた瞬間でもありました。そこにある【アリシアさん】の凄さ。【藍華】も【晃さん】の事を話し出す。ゴンドラ上で浮れて踊る男性のお客様・・・それでも【晃さん】は笑顔を絶やさない。逆に【藍華】が注意しそうになるが・・・その時、そのお客様が勢いのあまりゴンドラから落ちそうになるが・・・そこで【晃さん】が素早く動き、オールを使い、そのお客様を助けました。こちらも凄くカッコ良い【晃さん】なのです。笑顔を忘れない姿勢を学ぶ【藍華】。すると【アリス】も【アテナさん】の事を・・・ゴンドラ上で両親の言う事を聞かない子供に面白い表情を作ってなだめて笑わしてしまう。顔はマヌケでもでっかいカッコ良かったです。【アリス】は【アテナさん】のでっかいドジっ娘話を披露する。そこに仕事が終わった【アテナさん】が来ました。プリンにマヨネーズをかけた話でも、お風呂のガラス戸にぶつかった話でもなく、三大妖精の凄さをそれぞれの後輩ちゃんたちが話していた所ですよ。【晃さん】が口にする。【灯里】たちは、まだまだ・・・。すると【アリシアさん】も同様に・・・確かに、みんなまだまだかもしれないわね。だけど、それは【アリシアさん】を含めた三大妖精でもまだまだなのだと言いたかった。その想いは【晃さん】も【アテナさん】も一緒なのだ。どこまでいっても満足できない・・・ウンディーネとして続ける限り。自分の力はここまでって満足してしまったら、それ以上は前に進めない。だから「まだまだ」と思える事は大事なのだ。明日の自分は今日の自分よりももっと輝く為に・・・その事を信じたいと。それは、ゴンドラを降りた後も、みんな自分だけの輝きを見つけるのだと・・・まだまだの自分を好きになって、楽しむ事が大切なのだ。その事を聴いて【灯里】も【藍華】も【アリス】も自然と笑顔になりました。
 夕陽に照らされた3人娘たち。【藍華】は【グランマ】の言葉を口にする。ウンディーネの一番の星に・・・。大好きな先輩たちが、沢山の大切な事を教えてくれて、いつもこの空のように見守っていてくれる・・・それは、特別な事なんだ。甘えてもならない事ですね。3人はどんな素敵な「プリマ」になるのかな・・・。それは楽しみであり、それは、別れの時である。どこにもいない。まだ見た事も、知らない「プリマ」になり、新しい素敵を運ぶ妖精になり続いて行くのだと・・・私たちも【灯里】の素顔を知りたいのかもしれません。