物にお別れ

この前、古くなったものはあまり長く続けて使わない方がいいよ

という話を書きましたね。

大切に掃除して、修理して、愛情込めて使っているなら

もちろん良いと思うし、長く使っているからこその良さもあると思います。

けど、そうではない場合のことね。

今日、10年以上使っていた扇風機を捨てました。

まだ壊れていなかったし、こまめにホコリを取って

大事に使ってきました。

が、私はこの扇風機はあまり使いたくないなあと思いながら使っていました。

それって良くないですよね。

自分の好きでない物を、いつもいる家に置いてるって良くないです。

で、なんで使いたくなかったかというと、夫が

前の結婚生活の時に購入したものだから。

夫が気に入って買ったものだし、別居した時に

向こうから送り返されたらしいので、元奥さんの思い入れは全く無いものだと思います。

だとしても、一応結婚生活を送っていた時に使われていたもの、

家に置いてあったものですから、私はあまり良い気はしなかったんです。

けどねー、夫がこの扇風機を使いたがっていたから

まあ、物には罪はないしなーと思って。

デザインも良いし、音も静かだし、役に立ってくれました。

しかし、だんだん音がするようになって、さすがに古くなったなあって。

それで新しいサーキュレーターを買いました。

サーキュレーターにしたのは、その方がエアコンの空気をかき混ぜられて

効率が良くなると思ったからです。

二人でどれが良いか検討し、気に入ったものが買えました。

やっぱり、二人で気に入ったものを使う方が良いと思うんだよね。

私も、前に違う人と結婚していたし、その時に買ったものを

離婚後も使っていて、今の家に持ってきたものもありました。

それは冷蔵庫でして。

簡単に買い替えられるような金額の物でもないので、しばらく使っていました。

なので、夫のことは責められないし、気持ちもわかるので

十年使っていて、これで役目が終ったなと判断しお別れしました。

物には罪はないからね、感謝して捨てましたよ。

気持ちがスッキリしますね〜。

夫にはサラッと、私の気持ちを伝えましたら、何も言わなかったです。

素直に、自分の気持ちをただ伝えるってのも

夫婦で大事なことだと思います。

そこに感情を乗せることなく。

その方が伝わることもあると思います。

感情を伝える方が良いときもありますけど。

とにかく、気に入った物に入れ替えられて、私は気分が良いので

これで良かったです。