女神になりたい主婦のブログ

昔の子育て

元旦は、いつも母の作るおせち料理を食べて
両親と、私達家族で過ごします。

今年も同じように、おしゃべりしながら和やかに
おせち料理をいただきました。

私の娘は、きのこ類が苦手で食べないのですが
煮しめに、大きなシイタケが入っていました。

好きじゃないから食べない、と言う娘に対して
祖母である私の母は、「大人になってから食べられるようになるものもあるしね」
と言っていました。

好きなものを食べなさい、と。


私が幼い頃、それはそれは恐ろしかったのですよ、私の母は。

食べ物の好き嫌いなど、断じて許さぬという姿勢で
苦手なものも、我慢して食べさせられました。

でもね、そのせいで私は苦手な食べ物が余計に嫌いになり
食べるのがもっと苦痛になりました。

食べ物と、怒られることと、無理矢理嫌がりながら我慢して食べた記憶が結びついて。

食事が楽しい時間ではなくなるし、食べ物だって嫌われちゃって、気の毒よね(なぜか食べ物目線になってみる)。

無理強いして、苦手なものを食べさせるって、全然良いことないと思うんですよ。

私は、もともとそんなに好き嫌いがないので、食べるものがないというわけでもないのです。

誰だって、苦手な食べ物の一つや二つあるよね。

そんな経験があったので、私は自分の子供たちには
無理強いしませんでした。

そもそも二人共よく食べるし、ほとんど嫌いなものないんです。

それで全然困らないの。

でも、私の母は孫と接するようになって、変わりました。

自分が子育てしていた時は、人から批判されないように
完璧に躾けなきゃいけないと、力んでしまってたなあ、
あんなに厳しくすることなかったなって、

今になって思うんですって。

気づいて良かったですよ。
孫には優しいですから。

私は自分が子供を育てる中で
「なぜ母はあんなに私に厳しくしたのだろう?」
と悲しくなることが何度もありました。

今は気持ちがわかります。

親、親戚、近所の人、見知らぬ人からさえも
「親の躾がなってない」と怒られるのが嫌だったと。

特に、私の姉は多動で(当時は、そんな診断なかったからわからなかったでしょうけど)

周りに迷惑かけまくっていたようなんです。

親の躾とかじゃないんですよね、あれは本人の性質なので。

だから、躍起になってたのかも。

今でも、人からあれやこれやと文句つけられたり
批判されたり、否定されたりってあるけど

昔に比べたら、かなりマシになったように思います。

何か言われても気にするな、人それぞれだっていう声も大きくなっています。

けど、昔はみんな同じが素晴らしいことで、人に迷惑かけるのが
ものすごく悪いことという共通認識があって

人の目は、今よりも窮屈な世の中だったんじゃないのかなあって、私は思います。

いや、私があまり気にしないだけなのかなあ。

それとね、人の目を気にするのは親であって
その躾は子供の為ではなかったりする
ってわかったんだと思いますよ。

親は子供に厳しくして、世間から「良い親」に見られたいし
威圧すれば子供は言うことを聞くから、親には都合が良いというね。

子供にしてみたら、上から押し付けられて、怖いから言うことを聞いているだけ。

で、私みたいに大きくなって全然親の言うことを聞かなくなるんですねえ。


時代はどんどん変わって、親も年を取って変わるんだなーって
実感したお正月でした。

変わらないところもあるけれど、変わった所があるのだから
私もどんどん変われるんじゃないかって、希望になりました。

コメント一覧

yellowrose
@bee-taro こんにちは!お久しぶりです。
共感していただけて嬉しいです。昔はやたらと厳しかった気がしますね。あまり制限しても、反動で依存することになったりもして、良いことじゃないよなあと思います。
親も一生懸命だったんでしょうね。孫に優しいから、良かったです。
bee-taro
こんにちは。
本当におっしゃる通り!

私は小さい頃、お菓子ダメ、ジュースダメ、ゲームダメでしたが…孫には全部OK。
他にも色々ありますが、まあ…今はもう仕方なかったのだと思ってます。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事