終物語の老倉育様
寒さも日増しに厳しくなってまいりました。近頃は、いかがお過ごしでしょうか。
まず自己紹介させていただきます。私は16Laoの一員で、あやと申します。
夕べ、会社帰りの地下鉄で『終物語』を見て、初めて老倉さんを知りました。いままで4話しか見ていませんが(第1話から第4話まで)、どうしても伝えたいことがあって、この手紙を書きました。
以下のように5つに分けて伝えてたいと思います。
1 クラスメートや友たちに何かお願いがある場合、できれば素直に言い出してください。老倉さんの思いや心を推測する義務は誰にもありません。そもそも「理解万歳」という言葉は理想的なスローガンで、その理想を叶えるのは、かなり難しいと思います。幸せになる可能性を他人に賭けるなんて愚かです。幸せになる可能性を自分や自分の努力に賭けてください。
2 たとえある友達に心血を注き尽くして、友達の実力を向上させても、友達と老倉さん2人はずっと同じ場所にいるとは限りません。2人の境遇や、価値観や進 歩のスピードに格差がある場合、どちらかが落ちこぼれてしまうおそれがあります。だから、いつでも頑張らなければいけません。
3 正直、人間は誰でも恩知らずの行為をしたくないものです。老倉さんの友達もきっと同じだと思います。友達は老倉さんのことを一時的に忘れてしまったかも しれません。また友達になりたいなら、ヒントを与えてください。もし二度と友達になりたくない場合、忘れられたままで、二人は別々に生きていくのがいいと 思います。
4 友達の過去にしがみつくことは、自分の過去にしがみつくことです。自分の過去にしがみついたままでは、未来を掴めないでしょう。過去から自分を開放してください。何よりも未来ですよ。
5 「彼は私の心に入って、私の思いを理解すればいいのに」と思う前に、「私は彼の心に入って、彼の思いを理解してはどうです」と考えてください。
老倉さんはかわいくて、頭が賢いから、きっと幸せになれます。
以上で よろしくお願いします。
追伸:いますぐ『終物語』の残った分を見ますので、老倉さんの活躍を期待しています。
16Lao