オメガねこ

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「直接賃労働」 と 「間接賃労働」

2024年12月19日 | 経済
 ひと昔前の「奴隷労働」には賃金も自由も有りませんでしたが、「家畜」と同様に(飼い主が必要と思う間は)生きていくことは可能で、その経費は「飼い主」が負担していました。

 「奴隷」にしてみれば、労働を拒否すると転売され、(運が良くても)捨てられるので、「自由」の身になるかも知れませんが、召される覚悟が必要に成ります。

 最近、「
配偶者控除の廃止」が検討されている「専業主婦(夫)」の場合は、税法上は「賃金(収入)」は無いとされていて、「奴隷労働」と言えなくもありません。但し、実質的にはどちらが「飼い主ww」かは分りません。つまり、見方によっては、賃金を稼ぐ人は「派遣労働者」とも言え、稼いだカネを全額手渡した時点で、実質的に「ご主人様」が入れ替わりますww
 
 それは兎も角、実際には夫婦は共に「仕事」をしていて、それが「賃労働」か「自由労働」かの違いでしかありません。「
労働と仕事」でも書いたように、労働とは「労い働く」ことで、大概は他人のために仕事をすることになります。

 自分の趣味で仕事(体を動かす事)をしても「労働」とは言いませんし、頭で考えただけでは「働く」とも言えません。但し、ネットでゲームをしたり広告を見るだけで「ポイント」が貰える場合は、微妙ですが、マクロでは「企業の広告宣伝費」から支出されているので、売り上げに貢献する「賃労働」とも言えます。

 「広告宣伝費」は、商品価格に上乗せされているので、企業としては損失は無く、ネットゲーマーは「間接賃労働」の対価を受け取っていると言えます。実際に、私も
年間1万ポイント(1万円)以上のカセギがありますww

 「gooブログ」でも、月間訪問者数に応じたdポイントプレゼントが有って、私は「100ポイント(抽選で500名)」を数回貰いました。今では「500ポイント(抽選で200名)」の対象になったのですが、一度も貰っていません。但し、これは「自由労働」なので、文句は言えませんww