オメガねこ

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智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「DX」 と 「AX」

2025年01月31日 | 雑感
 「デジタルトランスフォーメーション:DX」は、経産省が、

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

と、定義しているようです。

 しかし、優位になったのは「デジタル関連企業」が殆どで、それは「補助金(助成金)を受け取ったから」です。その「助成金」の出どころは主に税金なので、結果として多くの貧乏人を作り出しましたω.ω

 つまり、本来の「組織の効率を高めるデジタル化」ではなく、「未成熟なデジタル企業の助成」だったと言え、卑近な例では
「マイナカードの普及」によって非効率な政府や企業が潤い、今も非効率は継続中です。例えば「マイナ保険証」ではアナログな「資格情報のお知らせ及び加入者情報」が必要な場合があり、任意取得のマイナカードを持っていない人にはアナログな「資格確認書」が新たに(無駄に)発行されます。

 これに負けじと厚労省が「ワクチントランスフォーメーション:WX」を策謀し、「ワクチンの定義」を変えて、多くの「医療関連企業」が懐を温めるどころか、火傷をするほど熱くなりましたω.ω

 「WX」の犠牲になったのが小林製薬で、因果関係が不明の「腎疾患」が「紅麹コレステヘルプ」だけに起因するかのように言われ、販売停止と補償に追い込まれました。

 それは兎も角、アナログカメラでの「写真」は光学フィルムに記録されているので「アナログ」のように見えますが、実際には感光記録粒子が保存していて、何よりも「光子」自体が粒子である時の光学反応なので「デジタル」で記録されていると言えます。単に、現在では人がそれをデジタルであると認識できないだけです。

 現在の半導体は「デジタル素子」ですが、将来は「アナログ素子」が主流になります。NTTでは「
光量子コンピュータ」の試作機が完成し、年内にも稼働するようです。すなわち「アナログトランスフォーメーション:AX」が始まると云うことです。

 外国人は「0 or 1」「勝ちか負けか」に拘る人が多いようですが、日本人には「不明瞭な中庸」が好まれます。デジタルは外国人に任せて、日本人である私はアナログに生きたいと思います。



「核廃絶」 と 「核抑止力」

2025年01月26日 | 法律
 反核団体は「核廃絶」を主張していますが、逆にそれが「核の威力の証明」と考える為政者もいて、逆に増える傾向にあるようです。

 「核廃絶」には「核の平和利用の禁止(原発など)」も含まれている場合もあり、更には「核抑止力」を「核の平和利用」と強弁する人もいることから、ここでは「核兵器の廃絶」に限定します。

 「兵器(military weapons)」とは軍用の武器(システムを含む)なので、軍隊が存在しないとされる日本では、当然ながら「兵器」は存在しません。なので、日本の場合は兵器のように見えても「防衛装備品」と呼びますω.ω

 つまり、国内法では「核防衛装備品(兵器ではない)」となり、「核兵器禁止条約」の対象外と言い張ることも可能ですω.ω

 ハーグ陸戦条約(戦時国際法)があり、

一 上官として責任者がいること
二 遠くからでも判り易い特殊徽章をつけること
三 武器を隠さず携帯すること
四 行動する際は戦争の法規と慣例を遵守すること

の条件を満たす場合は「戦闘員」と見做され、軍人・民兵・私兵を問わず、軍隊を構成する一員とされるようです。つまり、国内法で「自衛隊(Japan Self-Defense Forces)」と嘯いても、国際法では「戦闘集団」なので軍隊です。

 若しも「防衛装備品を所持した自衛隊員」が防衛行動に打って出た場合、「戦闘員(軍隊)」ではないと主張すると捕虜の資格を失い、白旗を揚げても国際法上は適法に射殺される事になります。

 「占領統治法(通称、日本国憲法)」は、その名から明らかに国内法なので、

 第九条 
①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

に書いてあるように、自衛隊は「国際紛争以外の解決」に乗り出す事は可能と言え、その為の「防衛装備品」を保持する事は適法と言えます。つまり自衛隊は、警察では対処できない国内外での暴動鎮圧のために存在していると言えます。

 それはさておき、「核兵器」の廃絶を願っても、理念を唱えているだけでは廃絶されることは有りません。現在の世界情勢では、核を保有しても損する事は無く、寧ろ優位に立てるからです。

 当然乍ら「核の傘」も、日本が保持できない戦力ですが、現在の国際法では適法な「核抑止力」と言え、対外的には優位な立場の維持に役立ちます。

 なので、「核兵器抑止条約(私案)」として、

・核兵器は、地球外生命体を含む宇宙からの脅威に対する自衛権の行使以外には使用できない。
・核保有国は、非核保有国と非核保有地球外生命体との「安全保障条約の締結」を阻害してはならない。
・核保有国の安全補保障条約に、非核保有国は参加できない。
・非核保有国の安全補保障条約に、核保有国を含んではならない。
・地下資源を含む核物質保有国は国際監査を受け入れる義務がある。
・すべての国は、この条約に反する核兵器保有国との貿易を禁止する。

とすることで、核保有国のボランティアによる「地球防衛」に資する以外の核兵器の削減が可能になると思います。


「普通の風邪」 と 「五類感染症」

2025年01月23日 | 医学・健康
 「新型コロナ」が「五類感染症」になったのは良いとして、「普通の風邪」も梅毒と同じ「五類感染症」に格上げ(格下げ?)されるかもしれません。

 厚労省によると、急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指し、病原体による症候群の総称でインフルエンザ、新型コロナウイルス・RSウイルス・咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・ヘルパンギーナなどが含まれ、これらを今年の4月から 「五類感染症」に分類するようです。

 ARIを簡単に言うと「
普通の風邪」ですが、発熱は必須要件では無いようです。つまり「只の風邪」で、一晩寝れば治る症状でも「インフルエンザ」や「新型コロナ」と同じ分類になり、そのうち「定点当りの鼻水を垂らしている人数」が公表され、鼻炎用のmRNAワクチンが開発されるかも知れませんωω

 余談ですが、「鼻水」は寒い時にマスクを着用するとマスク内の湿度が上がり、風邪を引いてなくても鼻水が出やすくなります。また、化繊のマスク(安倍のマスクは綿製)はマイクロプラスチックの発生源となり、鼻水どころか気管支や肺にも悪影響を与える可能性があります。

 話を元に戻し、厚労省が「mRNAワクチン(医学的には分りませんが、科学的にはワクチンの定義外ωω)を接種することで、他の普通の感染症も起こしやすくなる」ことを見越しているとしか思えません。また、インフルエンザや新型コロナの治療薬(実際には治療しないで、症状を和らげるだけ)を飲むと免疫を得にくくなり、以降、更に感染しやすくなる事を知っているとも思えます。

 上記は「ウイルス」の話ですが、「細菌」に関しては抗生物質が有効なのですが、「薬剤耐性菌」を生み出す可能性がある事が知られています。そして、厚労省政の対策は「抗生物質を適正に使用して、細菌を確実に死滅させる」です。

 当該細菌が死滅すると遺伝子変異する細菌がいなくなるので一見有効に見えますが、実際には抗生物質の有無に拘わらず常に細菌は変異を繰り返していて、変異前の細菌が優勢な時には、変異後の細菌が(変異前の細菌によって)抑え込まれている為に増殖できないと云うのが定説だと思います。

 そこで変異前の細菌を抗生物質で死滅させると、抗生物質の効かない変異後の細菌が増殖し、最終的には「薬剤耐性菌(スーパーバグ)」の誕生を助ける事になります。

 これを防ぐには、歴史のある「漢方薬」を利用したり、自然の力を借りた「医食同源」を実践するのが最善だと思います。医療・医学の発展とは、医療関係者が裕福になる事ではありませんωω


「軽自動車」 と 「電池自動車」

2025年01月20日 | 雑感
 「電池自動車(BEV)」は、重いバッテリーを積んでいるので「ガソリン車」よりも環境負荷が大きいのですが、補助金などの優遇政策によって普及しました。「優遇政策」のお陰で消費者が得をしているようにも見えるのですが、実際には下取り価格が安く(一年ごとに半額?)、車重に起因する事故率が高いために損をします。

 BEVは、価格も重さもガソリン車の約2倍であり、一般に「モノ(製造物)の値段」はエネルギーの使用量に比例することから、(補助金を考えなければ)BEVはガソリン車の約2倍のエネルギーを製造過程で使用していることになります。

 なので、今のところは「軽自動車」が最も環境にやさしい自動車と云うことになります。

 BEVの充電に「再生可能エネルギー」を使用すれば環境に良いと言われていますが、「再生可能」と言われている太陽光や風力は「再生」することはありません。単に「使い切れないほど有る」だけです。両者とも、自然が利用するエネルギーをヒトが奪い取っているだけで、自然環境には優しくはありません。

 二酸化炭素は植物には欠かせない栄養素で、自然との共生を考えるのなら「CO₂」の排出が最も適していて、確実にエネルギーを「自然が再生」してくれます。また、植物は昼に光合成でCO₂を吸収し酸素を放出するのですが、同時に周辺を冷却します。逆に、夜になると酸素呼吸が優勢になり周囲を温めてくれます。

 自然との共生を考えたら「木炭自動車」が最も良いのですが、現在の技術では難しいようです。なので、原子力発電(トイレのないマンションωω)や、環境に悪いソーラー発電(
便器のないトイレωω)や景観が良くない風力発電(壁のないトイレωω)などではなく、安全で自然に優しい火力発電からの電力を利用した「軽のPHV」が良いと思います。

 数十年後には「小型核融合発電ユニット」が出来ようですが、それまでは現在の世界の最先端技術である「ガソリンエンジンの軽自動車」が最善だと思いますωω