オメガねこ

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「治政領土」 と 「経済領土」

2025年02月18日 | 安全保障
 「ディアスポラ」とは、本来は「まき散らされたモノ」の意味のようで、これが転じて「民族離散」の意味になり、祖国以外の地域で暮らす民族集団を言うそうです。

 事情はさておき、離散した民族である「ディアスポラ」の実態には正反対の意味もあり、一つは強制移住を強いられた場合と、自ら移住を望んだ場合です。

 似た言葉に「難民」がありますが、「難民」は元の居住地に「居住権」を残して、僅かでも戻れる可能性が有る場合を言い、「ディアスポラ」は中華街などのような、離散先で権益を持ちながら定住する「治政領土(造語)」です。「治政領土」は、小さいモノでは外国人個人の所有地で、大きくなると治外法権を持った「租界」になり、「中華街」はその中間くらいの存在になります。

 これらは「移住する側の言い分」であり、移住された側にとっては迷惑な話です。この「迷惑」に対して申し訳ないとの心がある場合はまだ良いのですが、逆に「外国人の人権」を主張する場合が多々あるようです。それどころか、今では「民族としての文化・慣習」を移住先でも貫き通す人もいて、「多文化強制(共生ではない)」を強いられます。

 大航海時代(正しくは、大侵略時代)には、先住民(アイヌなどの政治的定義ではなく、実際に侵略者よりも先に、自然先住していた民族)を虐殺して奪い取った土地を「出身国との独立戦争で勝ち取った」と主張することで自国領とする野蛮な行為が罷り通りました。

 現在では土地自体にはあまり価値が無いので、領土として奪われることも少なくなりましたが、地下資源や労働力を狙って「経済領土」を拡張する企みが流行っています。移民拡大政策は「経済領土」を自ら喜んで提供していることになり、外国勢力からの資金(USAIDなどの援助資金:賄賂?)を受け取った為政者による「売国政策」と言えます

日本では「DEI( diversity, equity, and inclusion:多様性、公平性、包括性)」によって、外国人にも自国民と同様の権利を容認する政策が流行っているようですが、最近になり「DEI(Dony & Elon's Idea:ドナルドトランプとイーロンマスクの思想)」によってトレンドが変わりつつありますω.ω