ワクチンの効果は「実際にワクチンを接種した人:V」と「疑似ワクチンを接種した人:P」との比較試験で有効率を計算するそうです。
「mRNAワクチン」の効果に関する、とあるデータでは、
ファイザー(21日後に2回目接種)参加数:43,000人
V感染者:8人
V重症者:1人
P感染者:162人
P重傷者:9人
全感染者170人の内、ワクチン接種者は8人なので、4.7%がワクチンを接種しても感染した事になりますが、「95.3%の予防効果がある」とされます。実際の感染率は、VとPがそれぞれ参加数の50%(定かではない)とすると、
V感染率:0.037%
P感染率:0.75%
です。
モデルナ(28日後に2回目接種)参加数:30,000人
V感染者:11人
V重傷者:0人
P感染者:185人
P重傷者:30人
で、「予防効果は94.4%」になり、同様に、
V感染率:0.073%
P感染率:1.23%
です。但し、両者とも感染するまでの期間が示されていないので、ワクチン効果が何日間有効なのか、或いは一日当たり何人が感染したのか等は判りません。
人口が900万人で2割(12月19日~1月21日では一回以上が34%)がファイザーのワクチンを接種しているとされるイスラエルでは、一回接種後に感染した人数が
00~07日目:4,484人
08~14日目:3,186人
15~22日目: 353人
とされていて、3週間で計8,023人が感染しています。接種人数が180万人で8千人が22日間で感染した事になります。一日百万人当たり202人で、一日あたりの感染率は0.02%です。つまり、2~4日間の合計でメーカー発表の感染率と整合性が取れる事になります。
ところが、最初の7日間で4,484人が感染(1週間感染率:0.25%)したことから計算すると一日平均640人が感染し、一日で0.036%(ファイザーのV感染率は0.037%)を達成した事になります。このデータとファイザーのデータが両方とも正しいとすると、ファイザーは二回目接種後の1日目の感染者数を「有効性試験」のデータに利用している事になります。これは2回接種後の2日目以降は感染者が出なかった事を意味し、事実なら素晴らしい「ワクチン効果」と言えます。
イスラエルの現在までの総感染者数は約60万人で、感染者は一般に「ワクチンを接種したと同じ効果が有る」とされています。この数とワクチン接種者を合わせると240万人になり、残りの660万人が「プラセボ効果:P」の対象と言えます。ここで「P感染率」を平均値の1%とすると6.6万人が感染する事になります。しかも、上記の計算では一日で「V感染率」を達成(算出)している事になるので、整合性を取とれば「イスラエルでは一日に6.6万人が新規に感染する」と予想出来ます。
ところで、イスラエルの過去最多の一日感染者数は1月25日の16,000人(1,778人/百万人)です。1月26日は3,800人(同422人)で、12月一ヶ月の一日平均の感染者数は概算5,000人で、百万人当たり550人程度(0.055%)になります。これは「プラセボ効果」を否定しています。
「ワクチン効果」を、信じるか信じないかは自分次第です。
「mRNAワクチン」の効果に関する、とあるデータでは、
ファイザー(21日後に2回目接種)参加数:43,000人
V感染者:8人
V重症者:1人
P感染者:162人
P重傷者:9人
全感染者170人の内、ワクチン接種者は8人なので、4.7%がワクチンを接種しても感染した事になりますが、「95.3%の予防効果がある」とされます。実際の感染率は、VとPがそれぞれ参加数の50%(定かではない)とすると、
V感染率:0.037%
P感染率:0.75%
です。
モデルナ(28日後に2回目接種)参加数:30,000人
V感染者:11人
V重傷者:0人
P感染者:185人
P重傷者:30人
で、「予防効果は94.4%」になり、同様に、
V感染率:0.073%
P感染率:1.23%
です。但し、両者とも感染するまでの期間が示されていないので、ワクチン効果が何日間有効なのか、或いは一日当たり何人が感染したのか等は判りません。
人口が900万人で2割(12月19日~1月21日では一回以上が34%)がファイザーのワクチンを接種しているとされるイスラエルでは、一回接種後に感染した人数が
00~07日目:4,484人
08~14日目:3,186人
15~22日目: 353人
とされていて、3週間で計8,023人が感染しています。接種人数が180万人で8千人が22日間で感染した事になります。一日百万人当たり202人で、一日あたりの感染率は0.02%です。つまり、2~4日間の合計でメーカー発表の感染率と整合性が取れる事になります。
ところが、最初の7日間で4,484人が感染(1週間感染率:0.25%)したことから計算すると一日平均640人が感染し、一日で0.036%(ファイザーのV感染率は0.037%)を達成した事になります。このデータとファイザーのデータが両方とも正しいとすると、ファイザーは二回目接種後の1日目の感染者数を「有効性試験」のデータに利用している事になります。これは2回接種後の2日目以降は感染者が出なかった事を意味し、事実なら素晴らしい「ワクチン効果」と言えます。
イスラエルの現在までの総感染者数は約60万人で、感染者は一般に「ワクチンを接種したと同じ効果が有る」とされています。この数とワクチン接種者を合わせると240万人になり、残りの660万人が「プラセボ効果:P」の対象と言えます。ここで「P感染率」を平均値の1%とすると6.6万人が感染する事になります。しかも、上記の計算では一日で「V感染率」を達成(算出)している事になるので、整合性を取とれば「イスラエルでは一日に6.6万人が新規に感染する」と予想出来ます。
ところで、イスラエルの過去最多の一日感染者数は1月25日の16,000人(1,778人/百万人)です。1月26日は3,800人(同422人)で、12月一ヶ月の一日平均の感染者数は概算5,000人で、百万人当たり550人程度(0.055%)になります。これは「プラセボ効果」を否定しています。
「ワクチン効果」を、信じるか信じないかは自分次第です。
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