テレビとうさん

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「刈り取り効果」 と 「ワクチン効果」

2022年12月19日 | 雑感
 例えば、特定の集合に「感染症(C)」に対応する「ワクチン(P)」を与えた結果、1%の人に副作用や副反応が出た場合、残りの99%の人には「P耐性」があると判断できます。その「P」の効果や影響が無くなってから、耐性が有る99%の人に再度「P」を与えても副作用が出る可能性は低いので「ワクチン(P)は人体に無害である」とされるかも知れません。

 上の例では、1%の人が副作用の経験者で最悪は死亡者なので、二度と接種しない事が考えられ「刈り取り効果」と言えます。ところが、「ブースター接種」の場合は、最初の「P」の効果が残存している時期に追加接種するので、個体の耐性容量を超える可能性があります。

 これを繰り返す事で、「刈り取り効果」も累積され、生き残った人の「感染症(C)」に対する予防効果が最大限に発揮される事になります。これが「mRNAワクチンの有効性」かも知れません。

 「mRNAワクチン」は、感染症Cの病原体である「SARS-CoV-2(CV)のスパイク蛋白(CVS)」を産生する事から、「P」に耐性のある人は相当量の「CVS」にも耐性があると言え、外見上は「ワクチンに効果が有った」ようにも見えます。

 但し、この時の「CVの増殖」による個体に対する影響は無視しています。それは、個体が健康体ならワクチンに依らずとも、自己免疫でウイルスの増殖を抑え込むことが可能だからです。但し、高齢者の自己免疫はあまり期待できません。

 ここでの論点は「スパイク蛋白(CVS)」の健康に対する影響です。また、「CVS」は、「CoronaVirusSpike」と「CoronaVaccineが産生するSpike」とは同じモノである事を前提にしているので、どちらの頭文字を用いても「CVS」です。

 実際には、ワクチン接種の有無に拘わらず、「CVS」に耐性を示す人は最初から耐性を保有しているので、これは「ワクチン効果」とは言えないのですが、例えば「ワクチン未接種者がCVに感染」した場合には、未接種の為「刈り取り効果」が発揮されていないので、外見上の感染死亡率が接種者よりも高くなると考えられます。

 しかしながら、接種回数0~5回迄の回数別死亡率が整理された統計データとして公表されていないようなので、確定的な事は言えません。若しも「ワクチンに予防効果が有る」のなら、ワクチンメーカー・医療業界・政府がこぞってワクチン接種を推奨しているようなので、「接種回数別の死亡率・重症化率・感染率など」を分かりやすい形で公表していると思われますが、私には確認することが出来ません。

 ここで「ワクチン接種は大切な人を守る為」を、小学生算数を駆使して考察します。

 有り得ない話ですがワクチンの感染予防効果を100%と仮定して、全員が未接種の時点で感染者が千人に一人(日本全国で感染者数が、観測時点で12万人くらい)とすると、その感染者一人の周辺にいる千人にワクチン接種をしていた場合、その人も感染しなかった可能性がある事になります。

 更に、感染者の「致死率が0.2%」ならば、感染者一人の命を救う為に50万人が接種しなくてはなりません。ここで現実に戻り、現在のところ「確認された接種後の死亡者は2千人弱」なので、接種者5万人当り一人が接種後に死亡した事になります。つまり、「感染者一人の命」を救う為に「十人の接種後の死亡」を覚悟する必要が有ると言えます。

 ワクチン接種を中止をする事で感染者一人が死亡するかも知れませんが、十人の大切な命を守る事になります。これを「数字のマジック」と考えるかどうかは、あなた次第です。

 私自身は2020年の1月頃に風邪をひいたのですが、未だに「接種回数0回」で、それ以降「風邪の症状」は一切ありません。当然「PCR検査」も受けていないので「無症状感染」かも分かりませんが、感覚からすると「接種回数と感染者数(陽性者数では無い)は比例する」ように思えます。




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