テレビとうさん

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「副反応」 と 「副作用」 ③

2022年12月17日 | 科学
 化学での「反応」とは、物質が化学変化を起こすことです。主反応は、目的の反応を指すようですが、目的以外の反応は「副反応」と言い、予期できるかどうかは問いません。また、その時の「主反応」の結果として生成した物質が、更に他の物質と意図しない反応を起こした場合も「副反応」です。

 電磁波なども含めて「物質」が別の物質に影響を及ぼす場合は「作用」です。その物質が「化学反応の結果として生成した物質」でも、目的に適った作用の場合は「正作用」ですが、目的外の場合は「副作用」になります。

 胃酸過多で胃薬(中和剤)を使用する場合は、中和が「(正)反応」であり、胸やけなどの不快感を解消するのは「作用(薬効)」になります。薬が効いて胃の調子が良くなり、食べすぎたり呑み過ぎたりした場合は「副作用」になるかも知れませんww

 例えば、石炭火力発電所の場合で、石炭(炭素)と酸素が結合する事を「反応」と言い、その結果として熱量を得て発電する事を「作用」と言います。正反応の結果はCO₂の産生(排出)ですが、「副反応」としてCOやNOxなどが発生します。また、副作用としては地球の寒冷化を防いだり、植物の成長を促す事が挙げられます。「副反応」や「副作用」は、目的外である場合を言い、その良し悪しは人によって変わります。

 例えば、従来型ワクチンの場合は、疑似感染(無害化・弱毒化されたウイルスに対する反応)による抗体産生を主反応と言い、それ以外の例えば痒み物質の産生などは副反応になります。当然、「正作用」は産生された抗体による目的ウイルスの撃退なので、もしも産生抗体が目的外である生体を破壊した場合は「副作用」と言います。

 所謂「mRNAワクチン」の主反応は、細胞が目的のたんぱく質(スパイク)を産生する事なので、それ以降の反応、例えば薬剤(添加物も含む)によるアレルギー反応は「副反応」です。

 接種後に「産生されたスパイク」が異物と認識され、抗体が産生される事は「(正)作用」になります。

 「mRNAワクチン」による過剰なスパイクの産生は「(過剰な)正反応」なので、接種後に生体が死滅した場合でも「副反応死」とは限らず、「正反応死」かも知れません。但し、過剰なスパイク蛋白によって血栓を生じ、これが原因で死亡した場合は「副作用死」と言えます。

 それでも、それが目的だった場合は「副作用」とも言い切れませんww。悪魔・・・もとい、あくまでも目的外だった場合が「副反応」「副作用」であり、その目的を「秘密契約」で隠している場合は、如何に私が高校に通った事が無いとは言っても、判断しようが有りませんww

 それは兎も角、従来型ワクチン接種後のサイトカインの放出は「正反応」ですが、mRNAワクチンのそれは「正作用」になります。つまり、「サイトカインストーム」自体は過剰反応なのですが、mRNAワクチンの場合は目的反応によって正常に産生されたスパイク蛋白に対する「過剰な作用」なので、「副作用」とも言い切れません。

 接種後に「正反応」によってスパイク蛋白が過剰に産生され、その塊が生体に悪影響を与えた場合は「(過剰な)正作用」と言え、スパイク蛋白以外の原因で血栓が生じた場合は「副作用」と言えます。

 但し、現在は「mRNAワクチンの秘密販売契約」による臨床試験中なので、その目的も定かでは無く、「副反応」「副作用」の判断も出来ないことから、「因果関係」を公表する事は出来ないのかも知れません。




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