オメガねこ

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「G7」 と 「拡大G7」

2020年07月02日 | ニュース
 「拡大G7」は、トランプ大統領が呼びかけた6月末の開催を目指していたG7サミットを、9月以降に延期し、参加国をG7に加えてオーストラリア、ロシア、韓国、インドを招待するものです。

 トランプ大統領は、「中国包囲網」の構築を狙って呼びかけたようなので、これに失敗した場合には逆に米国が窮地に陥るかもしれません。安倍首相は「今のG7の枠組みの維持」を意思表示して、ロシアの復帰を望んだと思います。ところが、拡大に賛成だった韓国が「日本が韓国の参加に反対している」とフェイクニュースを流し、問題化しました。

 当然、韓国が「対中包囲網」に参加すると韓国の中国に対する立場も危うくなるので、安倍首相は心配したのかも知れませんが、ここでも安倍首相の「融和政策」が利用され、裏目に出た感じです。安倍首相は、強硬政策をとっても融和政策をとっても、何れにしても「あべヤメロ!」の対象になるので、他国の動静を気にせず、日本の為だけに働いて貰いたいものです。

 韓国の話はどうでも良いのですが、「中国包囲網」の場合はロシアの参加は望めず、欧州勢が同意するかどうかも判りません。但し、インドは最近の国境紛争で参加を希望すると思います。

 私は、「対中包囲網」を主張せずに、「拡大G7+1」として「台湾」を含めるのなら大賛成です。そうすると、ロシアも参加するかも知れませんし、必然的に「脱落」する国が出て来て、最大の効果を発揮すると思います。

 香港の一国二制度を自ら崩壊させた中共は、世界から包囲される事を望んでいます。その理由は、「Xi派」の真の敵は「Ji派」なので、「Ji派」の資金源である香港を壊滅させる事が目的だからです。これが成功すると「Xi派」の完全独裁が成立し、「Xi皇帝」が誕生します。

 「Xi皇帝」の資金源は、奪い取る予定の「Ji資産」と
「Xicoin」です。これを阻止すれば中共は壊滅するのですが、世界中に潜伏している「Xi派」と、工作を受けた「親中派人民」がいるので、支那大陸全土を掌握した「Xi皇帝」は、「既成事実化した支配地域」を世界が承認する事を条件に軟化して、カネをバラまき始めると思います。「誇り高き中華思想」では、皇帝が喜ぶ贈り物を持っていくと、その何倍もの返礼が有ります。歴史は繰り返します。

 「国家安全法」の香港への導入は国際法に違反しているので、国連として介入する事は可能ですが、中共は無視する事も出来ます。中共にとって「中国人民」の犠牲は痛くも痒くもないので「対中包囲網」を築いても意味は有りません。それよりも、世界各国に潜んでいるスパイやトラップに嵌まった「親中派人民」を排除する方が、遥かに有効です。




2 コメント

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Unknown (goozmakoto)
2020-07-02 22:17:10
クリミア併合でロシアを追い出したのですから、ヨーロッパとしては、ロシアの参加は認められないでしょう。いずれにしても、対中方位にロシアが乗るはずはありませんから。
 香港マネーはいずれだめになるのでしょう。
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Unknown (yk-soft-85)
2020-07-03 07:21:02
クリミアはソ連時代の経緯も有り、本来のウクライナ領とは言えません。ソ連のグループである事が「条件」で、ロシアからウクライナに自治権を移管したので、ソ連が解体したら「ロシア領に戻る」のが当然とロシアは主張できます。これを「北方領土」に当てはめると、ソ連が解体したら「本来の領有者である日本」に返還するのが当然と言えます。

駆け引きの問題なので、EUは「理屈が通っていれば、金儲けを優先」します。
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