オメガねこ

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「日の丸マスク」 と 「魔よけマスク」

2020年06月01日 | アイヌ
 数年前に「日の丸マスク」を着用していた選手が、日本スケート連盟に注意をされたそうです。今年「アイヌマスク」を着用した官房長官は、「アベノマスク」を着用した首相から注意をされたかどうかは分りません。

 「日の丸マスク」騒動では、2015年3月に上海で開催された世界選手権の時に「株式会社くればぁ」の日の丸付きマスクを羽生結弦選手が着用し、これが「日本代表の公式グッズという誤解を与えかねない」として「日本スケート連盟」が羽生選手を注意し話題になりました。また、「公の場で日の丸やJAPANなどがあしらわれた(非公式な)ものは誤解を招くため身につけないことになっている」とされているそうです。

 「魔よけマスク」は少しだけ話題になり、2020年5月に行われた記者会見で「アイヌ文様が刺繍されたマスク」を菅義偉官房長官が着用した件ですが、長官は「北海道・登別のアイヌの方からちょうだいした」と説明し、「お守りをかねて、アイヌ文化の発信にも資することから着用している」と言ったそうです。

 長官は「アイヌ関連予算」に関する仕事もしていて、その「アイヌ」から有価物を無償で受け取ったと自供しているにも拘らず、誰も問題視はしていないようです。さらに、その「魔よけマスク」が「日本政府の公式グッズという誤解を与えかねない」にも拘わらず、しかも、宗教的要素を含む「アイヌ文化の”お守り”」として発信すると断言しています。但し、その文様が「魔よけのお守り」なのか、歴史的に検証されているかどうかは分かりません。

 官房長官が首相官邸で「公式な記者会見中」に、恰も「魔よけのアイヌ文様が刺繍されたマスク」が”お守り”になるかのような発言をしたことは、少なくとも「詐欺罪」に当たります。

 また、菅義偉官房長官が座長を務める「内閣官房アイヌ政策推進会議」の構成員に、北海道アイヌ協会副理事長(常務理事兼任)阿部ユポ氏が就任しました。阿部ユポ氏は、金日成・金正日主義研究主義研究 165号に「先住民族としての誇りある生き方を代を継いで」という挨拶文を寄稿しています。

 「アベノマスク」は政府公認のマスクですが宗教的要素も無く、国民の税金で調達したので只で貰った訳でも無く、地味すぎて宣伝効果も無いにも拘わらず、叩かれ続けています。




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