オメガねこ

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「感染死亡率」 と 「例年の死亡率」

2023年08月01日 | 統計
 「JX PRESS Corp」の少し古い新型コロナウイルス 日本国内の最新感染状況マップ(最終更新: 2023.05.09)」を抜粋すると、

国名など:感染者数 :感染死亡数:致死率:総死亡率
    : (万人): (百人):(%):(%)
(世界 :67661:68820:1.0:0.09)
アメリカ:10327:11240:1.1:0.34
中共領土: 9925: 1210:0.1:0.01ww
インド : 4495: 5316:1.2:0.04
フランス: 3393: 1629:0.4:0.25
ドイツ : 3840: 1730:0.5:0.21
ブラジル: 3745: 7015:1.9:0.33
日本  : 3382:  747:0.2:0.06
韓国  : 3118:  345:0.1:0.07
イタリア: 2579: 1897:0.7:0.32
イギリス: 2458: 2241:0.9:0.33
ロシア : 2286: 3984:1.7:0.28




注)
感染者数 ;PCR検査や抗原検査での累計陽性判断数で、重複を含む。
感染死亡数;全死亡者の内、コロナ陽性と判断された累計人数で、感染が死因とは限らない。
総死亡率 ;人口に対する、(累計)感染死亡数の割合。
ww   ;陽性者が発見された地域全体が封鎖されて建物の玄関も溶接される為め、運よく入院出来た人が死亡した場合に「コロナ陽性」と判定された患者が「感染死亡」とされる。中共領土での火葬数は、2022年10月から公表されていないので、「感染死亡」どころか「総ての死亡数」も不明。

です。


 今回の「パンデミック」では、確実にコロナに感染しても検査をしなければ「感染死」とはされませんし、逆に感染していなくても「コロナ陽性」ならば「感染死」とされます。また、ワクチン接種での「刈り取り効果」は加味されません。

 3年間で世界人口の0.09%(1年当り0.03%)がコロナで死亡したとされていますが、総人口の1%以上は毎年何らかの理由で死亡するので、最大で総死亡数の3%が「コロナパンデミックの被害者」になります。

 日本の場合は、
コロナ禍(約3年間)の総死亡数と、2021年の死因を問わない総死亡数は、

      :(千人):60歳以上(%):60歳未満(%)
コロナ死亡数:  61: 95.8   :  4.2
全死因死亡数:1440: 93.6   :  6.4

で、60歳以上の高齢者は、死因を問わない2021年の死亡割合に比してコロナ陽性者の方が2%ポイントほど死亡確率が高くなるようにも見えますが、その分析が正しいとすると「60歳未満の人は、コロナ陽性になると35%死に難くなる」事になり、これらは単なる「数字のマジック」です。

 そもそもの話、「コロナ陽性者の死亡」が、

・感染が原因
・高齢化が原因
・ワクチン接種が原因
・持病が原因
・感染対策が原因
・単なる偶然

等々、どれに当てはまるのかが判然としないのですが、日本人で60歳以上の人には「陽性致死率が0.2%で、3年間の累計死亡率が0.06%のパンデミック」とは言えても、60歳未満の人には「コロナ対策パンデミック」としか言えません。




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