オメガねこ

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「イギリス」 と 「ウクライナ」

2022年02月06日 | 戦争史
 「イギリス」は海洋国家で一時は地球の1/4を版図に収めました。最初は「植民地(Colony)」でしたが植民化が進むと「自治領(Dominion)」になり、今ではその殆どを失い「英連邦(Commonwealth)」としては残っています。但し、「残っている」とは言ってもアメリカの様に、元の原住民から奪った土地を「独立戦争に勝利した」等とと銘打って恰も正式な国家樹立であるかのように見せかけているだけです。白人のずる賢さには敵いません。

 これに似たサル芝居が旧ソ連諸国で起きています。ここでは、「バルト海~黒海周辺のスラブ民族」を「イギリス」に対比します。

 「ソ連以前」のロシア帝国は、その発端はキエフ大公国(ウクライナと西部ロシア)に在り、モンゴル帝国の侵攻によって崩壊したのですが、帝国の解体により復活したのが「西部ロシア、ベラルーシ、ウクライナ・・・等」です。

 この復活したスラブ民族がその「軍事組織であるコサック」を利用して東進し、シベリア迄を植民地化する事に成功しました。モンゴル帝国の場合は、その地域にいる民族をその地で統治した事が原因となり崩壊したのですが、ロシア帝国は、地域民族を解体し離散・虐殺する事で完全統治する事に成功しました。但し、朝鮮半島は日本帝国の努力で植民地化されずにすみました。

 そこで問題になるのが「(拡大)ロシアの正当性」です。先ずは、大資本家の子孫であるマルクスの「共産主義理論」と「世界金融資本(イギリス由来)」の力を利用して「ロシア革命」を成功させ、ボリシェビキ(多数派の意:実際は少数派)がコサックを解体」する事で歴史のロンダリングに成功しました。

 この事で、シベリア等が正当な「ロシア(共和国)」になり、ソ連解体後は「ロシア連邦」としてシベリア原住民から完全に略奪する事に成功しました。その原住民は歴史を奪われているので、自身の出自すら覚えていません。

 あとは、キエフ大公国の復活です。勿論、元の大公国の領域だけでは無く、シベリア等の略奪に成功した領土も含みます。現在は、ロシアとウクライナが睨み合っているようですが、元々は同じ民族でありロシア以外は「世界金融(DS)」の支配下にあります。

 これは、「アメリカとイギリスの独立戦争」と同じで、何方が勝っても同じ民族であり、略奪した領土の正当性を誇示する為の見せかけに過ぎず「歴史のロンダリング」と言えます。

 ここからは、過去の事実から推定できる「未来の予想」です。若しも関係国が「歴史の事実」を反省するのなら、予想は外れます。

・ロシアが勝利すれば、次は「コサック」と「北海道とその周辺の先住民族」を利用して不凍港を獲得します。

・国際金融資本の支援でウクライナが勝てば、次は「人民解放軍・コサック連合」による日本略奪が始まります。

 当然、戦うのは人民であり資本家ではありません。これらは「マニフェスト・デスティニー(明白な天命)」の一環に過ぎず、これを防ぐには「アマテラス・オオミカミ」に頼るしかありません。

 何れにしても、その頃には私はいないと思うので、若者の判断に任せます。




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