「スッカラかん」は「空っぽで何も無い事」を言いますが、調べても相当する「漢字」は無いようです。当て字では「素空菅」が的を射ているような気もします。「素」は「他のものが加わらない、そのものだけであること。」を意味します。「菅」は茅(萱)の一種で、昔は蓑や縄に使われる事も有りましたが今では殆ど使われる事は有りません。
茅ならば世界中で茅葺屋根として利用され、日本の原風景としての価値もありますが、茅の一種である「菅」の利用価値は無いようです。
菅(すが)で思い出しましたが、「すが漏り」は標準語かと思ったら、「東北以北の方言」のようです。また「すが漏り」が、屋根材として不適合な菅を使って雨漏りを起こす事から「すが漏り」と言うのかと思ったら、違ったようです。
北海道のトタン三角屋根の家屋では、厳冬期に屋根に積もった雪が日中の陽光で解けて氷柱(つらら)が出来たり軒先部分が凍結します。また軒先の氷が大きくなると、室内暖房の熱が天井裏に漏れたり日中の気温の緩みで屋根トタンの温度上昇で屋根の雪が解けて鉤(ハゼ:トタン屋根の継ぎ合わせ部分で1Cmくらい高くなった部分))の部分から水が室内側に伝え漏れ出し「雨漏り」の原因になります。東北地方では氷の事を「スガマ」と言い、「スガマが原因の水漏れ」を「すが漏り」と言うそうです。
ところで、北海道では「菅官房長官が関与した事案」について、問題や不満が出ています。補助金かワイロかは判りませんが、ある組織の代表がカネを独り占めした事に対し内部の結束が緩み、氷が解けるように内部情報が漏れだしています。もう直ぐ「すが漏り」が始まり、不満の受け皿を用意する必要が出て来そうです。
私の家は、スノーダクト方式の「無落雪構造」なので、軒先の氷柱は勿論のこと屋根の氷塊も出来る事はありません。それどころか、屋根に積もった雪その物が保温材になって屋根からの放射冷却を防ぎます。また、雪は日中の陽射しで解けて水になり、ダクトに接続した塩ビ管から下水管まで流れて処理されます。菅より管の方が役に立ちます。
スッカラ菅は兎も角、菅次期首相が「流石(サすが)」と言われるか、「すが漏り(すがモリ)」を起こすのかは、まだ判りませんが、北海道が厳冬期を迎える前に問題を解決してもらいたいものです。
茅ならば世界中で茅葺屋根として利用され、日本の原風景としての価値もありますが、茅の一種である「菅」の利用価値は無いようです。
菅(すが)で思い出しましたが、「すが漏り」は標準語かと思ったら、「東北以北の方言」のようです。また「すが漏り」が、屋根材として不適合な菅を使って雨漏りを起こす事から「すが漏り」と言うのかと思ったら、違ったようです。
北海道のトタン三角屋根の家屋では、厳冬期に屋根に積もった雪が日中の陽光で解けて氷柱(つらら)が出来たり軒先部分が凍結します。また軒先の氷が大きくなると、室内暖房の熱が天井裏に漏れたり日中の気温の緩みで屋根トタンの温度上昇で屋根の雪が解けて鉤(ハゼ:トタン屋根の継ぎ合わせ部分で1Cmくらい高くなった部分))の部分から水が室内側に伝え漏れ出し「雨漏り」の原因になります。東北地方では氷の事を「スガマ」と言い、「スガマが原因の水漏れ」を「すが漏り」と言うそうです。
ところで、北海道では「菅官房長官が関与した事案」について、問題や不満が出ています。補助金かワイロかは判りませんが、ある組織の代表がカネを独り占めした事に対し内部の結束が緩み、氷が解けるように内部情報が漏れだしています。もう直ぐ「すが漏り」が始まり、不満の受け皿を用意する必要が出て来そうです。
私の家は、スノーダクト方式の「無落雪構造」なので、軒先の氷柱は勿論のこと屋根の氷塊も出来る事はありません。それどころか、屋根に積もった雪その物が保温材になって屋根からの放射冷却を防ぎます。また、雪は日中の陽射しで解けて水になり、ダクトに接続した塩ビ管から下水管まで流れて処理されます。菅より管の方が役に立ちます。
スッカラ菅は兎も角、菅次期首相が「流石(サすが)」と言われるか、「すが漏り(すがモリ)」を起こすのかは、まだ判りませんが、北海道が厳冬期を迎える前に問題を解決してもらいたいものです。
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