オメガねこ

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「屁理屈」 と 「偏屈」

2020年10月10日 | 雑感
--「日本学術会議(学会)」と「テレビ倒さん(私)」のバーチャルインタビューです。--


私:「中国」との研究協力について、日本の防衛情報が漏れるのではないかと懸念されていますが、考えを教えて下さい。

学会:日本の学者は軍事技術に関する研究はしないので、中国科学技術協会との研究協力でも、中国との軍事研究はしませんし、「日本の防衛技術情報」は研究の対象外なので知ることは無く、漏れる心配はありません。

私:軍事技術を研究してない人は、軍事技術とそうでない技術を分ける判断はできないと思いますが?

学会:日本の学者が研究している技術が「平和技術」であり、そうでない技術が「軍事技術」なので、簡単に切り分けることが出来ます。小泉首相も自衛隊の海外派遣に関して「自衛隊が派遣されている地域が非戦闘地域だ」と言ってました。それと同じ理屈で、誰も反対はしなかったでしょう。

私:なるほど。つまり、自衛隊の駐屯地のすぐそばに砲弾が飛んできましたが、着弾する隣接地でも「非戦闘地域」という事ですね?

学会:デュアルユース技術で、境界がハッキリしない場合も有るので同じ事が言えますが、学会としては「一定の基準」を示して、日本が「軍事大国」にならないように歯止めをかけるのが使命だと考えています。

私:ならば、既に軍事大国である「中国」と技術協力をするのは「学会の意志」に反するのでは?

学会:確かに中国は軍事大国ですが、アメリカの比ではありませんし、中国の核戦力は「平和の維持」に役立っています。ノーベル賞作家の大江健三郎氏も、キノコ雲を見守る中国の研究者らの表情を「いかにも美しく感動的であった」と言っています。

私:中国の核実験は、中共の占領地であるウイグルで行われました。そのキノコ雲の成分にはウイグル人の命も含まれていますが、それに感動するノーベル賞作家を常人だと思いますか?

学会:常人より優れているから「ノーベル賞」を受賞したと思います。その意味では「常人ではない」と言えます。

私:アルフレッド・ノーベルはダイナマイトを発明し、巨万の富を得た人ですが、これが兵器に利用され「死の商人」と言われました。これに対抗する為に「ノーベル財団」を設立し「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」としました。つまり、「ノーベル賞」を肯定する人は「デュアルユース」の技術を肯定する事になりますが、学会の考えを教えて下さい。

学会:・・・①

私:答えにくいようですが。ならば、ノーベルの遺言では「人類の為に最大たる貢献をした人々に分配」と言っていますが、「平和に資した人」とは言っていませんし、「人類に貢献」の定義もされていません。日本の30万人以上の都市総てに「シングルユース」である核ミサイルの照準を合わせている「中国」と、「平和科学技術」の共同研究をする事で「ノーベル平和賞」を受賞できると思いますか?

学会:・・・②

--学会の主張では「核兵器は、中国は平和利用、美国は軍事利用のシングルユース」のようです。--


私程度の「偏屈さ」では、①と②の答えが思いつきません。
誰か、「屁理屈」「偏屈」自慢の人で、答えることが出来たら、教えて下さい。




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