先月のお彼岸。
道端にたくさんの彼岸花が咲く中、
気がつくと我が家の庭に、ポツンと一つだけ
季節はずれの小さな紫陽花の花が咲いていた。
母の日に、兄とプレゼントしたあの紫陽花に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/42/10f6f0902b8df021485b1c778f05811f.jpg)
母がいなくなって、花も終わって。
鉢を持ってきて我が家の庭に植え替え約二ヶ月。
その小さな花は、日ごとに色を変えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/78/f1664e2c370dc4b21fd0fab483b8defb.jpg)
母が私にこんな形でアクションを起こしてきた。
と思いたい。
『お久しぶり。お彼岸だし、せっかくなんで
ご挨拶程度に咲いてみました (´・Д・)」』
的な。
『しばらくはここで咲いてるから。
ちょくちょく見てよ (´・Д・)」』
なんて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9f/139b876be01771d0410b7afefaa2499b.jpg)
『でも…最初に咲いてたのみたいに
綺麗に咲かせられなかったわ (´・Д・)」』
だって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/03/2aa53c0378ee3ce0be18667b08095ba3.jpg)
そうだね。
でもありがとう。お母さん。
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