昔は、走り仲間でもありました。
とっても正直な方で当ブログに紹介させていただきたい思いが募って、掲載許可を得ました。
以下
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お取引先各位
平素は大変お世話になっております。
全国各地の自然災害発生地域にお住まいの皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
本日現在の在庫状況をお知らせいたします。
サイクルモードインターナショナル2019期間中は、沢山のお客様にご来場いただきましてありがとうごました。
ご挨拶もままならず、失礼も多々あったかと存じますが平にご容赦ください。
今後もLOOK社製品ご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
※アールの小さいシューズの反りを補正するフラットソールスペーサーと、計測用工具が発売されました。
クリートの脱着がスムーズになるだけでなく異音の解消にも役立ちますので、お客様を店頭に呼び込むのに最適なアイテムです。
ファンライドウェブサイトで詳細が解説されています。
http://funride.jp/equipment/keo_spacer2020/
PEDALS→ROAD→SPACERでマニュアルがご覧になれます。
https://www.lookcycle.com/en/mounting-instructions/
スペーサー+ロングボルトセットが1,300円、工具が600円 それぞれ税抜き上代価格です。
スペーサーは少量入荷済み、工具は11月入荷予定です。
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※795ブレードRS ディスクブレーキ仕様 試乗インプレッション(若干追記しました)
ヒルクライム愛好家の私としては、軽量なリムブレーキ傑作モデル785ヒュエズRSが今まで乗ったバイクの中で最高評価なのですが、
強風が吹き荒れ、手もかじかむ埼玉の冬場も快適なライドを楽しむ為に遂にディスクブレーキモデルの導入に踏み切りました。
私 岡部のデータは年齢55歳、身長177.5cm 体重68キロ 推定 FTP
W 推定VO2 MAX 54 柔軟性は低め。
795ブレードRS ディスク ブラックレッドグロッシーマット Mサイズ ステム100ミリ ADH2 ハンドルバー400ミリ幅
メインコンポ シマノ デュラエース 9170Di2(シマノ純正パワーメーター 52x36 170 11-28) KEO ブレードカーボンTi ペダル、Fizik アリアンテ キウムレールサドル、マヴィック コスミックプロカーボンSL USTホイール ガーミンエッジ820の使用で8.0kg.
リムブレーキ仕様で7.5kgでしたので一般的に言われているディスクは1kg重くなるとの定説よりは軽量に仕上がりました。
組み立ては展示会直前にフレームが届いたので急遽くみ上げたのですが、MTB黎明期のヘイズ初期型以来のディスクブレーキ組付け作業は困難を極め、経験者にアドバイスを頂戴しつつマニュアル見ながら格闘し作業性抜群のシマノ ブレーキホースカッター TL-BH62 Y13098570のお陰で何とか展示会に間に合いました。
私は仕事なので自分で作業しましたが、オイル交換の環境を含めて一般ユーザーが作業するにはかなりハードルが高く 確実にプロショップ様での組付けが必須と感じました。
事前情報では、スルーアクスルの恩恵でダウンヒル性能が抜群、ハブベアリングの大径化とリム設計の自由度が増すので軽く進む等 美辞麗句を並べる感想が多かったので期待を込めていつもの練習コースでテストライド開始。
先ず軽く平地をPWR4倍程度で巡行すると、明らかに回転抵抗が少ないのを体感できます。20秒程度で終わる陸橋越えで6倍以上のパワーを掛けてダンシングし
た際は明らかに振りが軽くスルーアクスルの恩恵を感じることができました。
意図的にしなりを発生させ、トラクションを向上させたスムース・スォード・シートステーは、リムブレーキタイプもブレーキ台座がシートステーとは独立して配置されているので、ディスクタイプになっても遜色ない快適性です。
前三角の剛性は過去LOOK史上最も高いのですが、シートステーのしなりが絶妙な踏み味を生み出しており、剛性一辺倒の最新バイクでは珍しい快適性の高いバイクで乳酸の発生を最低限に抑えてくれます。
PWR10倍以上のパワーでわざと大きなアクションでダンシングしても、心配されたディスクローターとパッドの接触はなく 重量を感じさせないフィーリングです。
特筆すべきは下りの性能向上です。スルーアクスルによる剛性アップとチューブレスタイヤの恩恵も加わりベリースムーズ且つ滑らかな乗り味で
如何なる優秀なリムブレーキホイールでも得られない性能差を体感できます。
ディスクブレーキの主な優位点は、下記の3点に集約されると思います。
1.油圧によるブレーキタッチの向上
2.スルーアクスルによるエンド周辺の剛性アップ及び回転抵抗の削減。
3.天候に左右されない安定した制動性能。(未だ雨天時で使用していないので、あくまで周囲の意見と想像ですが)
欠点としては、整備性が悪い、重量が重い、剛性が上がるのである程度のレベルでないと脚に負担が大きく疲れやすい等でしょうか?
ディスクブレーキバイクは剛性が上がってリムブレーキキャリパーとの間に発生する空気抵抗が発生しないなどスピードを出す性能においては、ディスクブレーキが優位かと思いますが、私を含めてPWRの4倍がやっとで高速巡行が苦手な殆どのホビーライダーが使用した場合 重量と剛性が足かせとなり長い登りや長距離は明らかに疲労が早まると思います。(この件に関しては、今後乗り込んでから判断したいと思いますが)
開発当初からディスクブレーキの使用を想定して開発された795ブレードRSは、リムブレーキとの差が少なくそれぞれ異なったチューニングが施されていますので
(私が真剣にロードレースを目指すなら、コースによりますがディスク仕様を、ヒルクライムは快適かつ軽量なリム仕様を選択しますが)
これからホイールの選択肢も増え、フレームに合わせて剛性の調整幅が増えてくればディスクブレーキの恩恵は計り知れないのでこれから新車を検討する方には候補の一つとしても良いかと思いますが、現状で手放しで絶賛する程のメリットがあるかと問われると懐疑的な部分もあります。
個人的には今後ディスクのメリットを最大限に生かし、ブレーキパッドによるリム過熱を考慮しない超軽量リムやブレーキ本体の角度調整も含めて整備性が向上した製品が開発されてリムブレーキと同等の重量が達成できれば、ヒルクイムバイク市場でも大いに可能性があると思います。
未だLOOKの日本国内におけるディスクブレーキの割合は3割以下、785ヒュエズRSについては8割以上がリムブレーキです。
ディスクブレーキはまだ発展途上の感が否めませんが、安全面だけでなく先進的で精悍な外見はスタイリッシュであるべきロードバイクに不可欠な要素を全て含んでおり、
今後間違いなく主流になると予想されます。
重量やメンテナンス性、バランスに優れるリムブレーキがすぐに市場から消えるとは思えませんが、ディスクブレーキバイクの発展に期待しつつ
コースや用途によって使い分けるのが現状最も贅沢な楽しみ方だと思います。
インプレッションは第一印象が大切なので、僅か60キロのライド2回での個人的な主観を書き連ねましたが、
今後しばらくリムブレーキと併用しながらライドを楽しみ、情報を皆様と共有できればと存じます。
※ツール・ド・フランス開幕に合わせて、フランスLOOK社よりブレードカーボン セラミック チタン ツール・ド・フランス リミテッドエディションが発売さ
れました。
サイクルスポーツjphttps://www.cyclesports.jp/depot/detail/119060
ファンライド http://funride.jp/news/look_keobladecarbon_tdf2019/
セラミックベアリングを採用する事で、18%回転抵抗を削減し、耐久性も向上しています。
このペダルを使用して、山岳賞マイヨアポワを、ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)が獲得しています!
https://www.cyclowired.jp/news/node/302809
重量:95グラム 片側 ブレードテンション:16Nm(交換用12Nm付属)
税抜き本体希望小売価格 \39,000
残り2セットになりました。
ご注文お待ちしております。
※一部入荷が開始した795ブレードRSを含む、組み立てマニュアルが本国サイトに掲載されています。
下記リンクをご参照の上、組み立て作業をお願いいたします。
https://www.lookcycle.com
※LOOKフレームのサイズについて
お客様からの問い合わせで、一番多い質問が「私の身長で、適正なサイズはどれになりますか?」です。
今までサイズに対する定義は、トップチューブ長を基準にしていましたがシートアングルに左右される場所でもあり
最近はBBの垂線とヘッドの中心からの水平線との交点距離を計測したリーチを基準にする事が多くなりました。
例えば、785ヒュエズのSとMのリーチは10ミリしか違いませんが、トップチューブは27.6ミリMの方が長くなります。
これはシートアングルがS=74°に対してM=73°と寝ているうえにヘッドチューブが18.9ミリ長い為に仮想のトップチューブとシートチューブの交わる点が
高い位置になる為です。
私岡部が身長177.5 cm 股下84cm 785ヒュエズMサイズでサドル高730ミリ、サドル後退幅55ミリ、サドルとハンドル落差80ミリ、サドル先
端からコントロールレバー突起付け根までの距離670ミリを実現するにはMサイズならステム100ミリでヘッドスペーサー15ミリ、ややヘッド各が寝ていてハンド
ル位置が手前に来るSサイズならステム110ミリ+スペーサー30ミリでほぼ同じポジションを得ることができます。
トップチューブ長が短い795ブレードRSはシートアングルが75.8°と極端に立っていますが、リーチは785ヒュエズとほぼ同じ、エアロロードなのでヘッドチューブ長が5ミリ程度短いだけですので、同じサイズが適正です。
(トップチューブ長を基準に選ぶと、確実に1サイズ大きい選択なり 注意が必要です。私の場合Mサイズが適正)
販売店の皆さまに置かれましては、ジオメトリー表記が異なる多くのブランド情報を整理しながらの接客で
ご苦労が絶えないかと存じますが、以上の情報がお役に立てれば幸いです。
※LOOK フレームとホイールの相性について。
私 岡部のデータは年齢55歳、身長177.5cm 体重68キロ 推定 FTP
W 推定VO2 MAX 54
最近ややケイデンスが上げずらくなってきたので、ケイデンス60~70程度でダンシングが多めで登るスタイルです。
785ヒュエズRSがメインバイクですが、状況やコースによって795ブレードRSと765オプティマムを乗り分けていますが、
ホイールやタイヤで驚く程印象が変わります。
795ライト、795ブレードRSは、フロントフォークやBB周辺の剛性が高いので高剛性のマヴィック コスミックカーボン アルチメイト チューブラーより
も、コスミックカーボンプロSL(USTではないクリンチャー)の方が、ステンレススポークによる適度なしなりと、転がり抵抗の小さいヴィットリア コルサやピレリP0ヴェロ等最新技術を投入したタイヤのお陰で重量が200g以上重くなっても走りが遥かに軽くスムーズで驚きました。(USTチューブレス仕様だと更に優れていると思われます)
シートステイを意図的にしならせて快適性を生みだす構造ですので、横剛性が高く若干しなるディープリムのステンレススポーク仕様のホイールが最も相性が良さそう
で
す。
785ヒュエズRSは、ヒルクライムの軽快感にフォーカスしているのでフロントフォークはややゴツゴツした乗り味です。
シートステイはしなやかなのですがBB周辺から前三角は剛性が高いので、やはりローハイトから40㎜までのミディアムハイトのホイールがお勧めです。
ヒルクライムだけならマヴィック キシリウムプロカーボンSLチューブラーにヴィットリア コルサスピードがベストの組み合わせでしたが、同USTチューブレス
が下りを考慮すると最高の安心感でした。
剛性の高いレーシングゼロカーボン等も、タイヤをコンパウンドの設定が絶妙なヴィットリアコルサ等しなやかなタイヤでカバーすれば問題の無いレベルです。
ライトウェイト等縦剛性が高いホイールは苦手ですが、一番ホイールを選ばないフレームかもしれません。
765オプティマムは、フロントフォークとチェーンステーにカーボンより10倍衝撃吸収性に優れる天然麻フラックスを使用し、細いブレードと相まって衝撃吸収性抜群。
路面の凹凸を快適にいなしてくれるので、アルミクリンチャーに25C以上の太目なタイヤがお勧めです。
完成車のままのホイールでも十分快適なのですが、マヴィックキシリウムプロや、フルクラム レーシングゼロ等 高級アルミリムホイールに高級タイヤとラテックチューブを奢れば、フラックスの性能と相まって極上の乗り味を体感できます。
ホイールのアップグレードは、最も費用対効果の高い投資ですが海外通販等で工場出荷状態の性能では本来の性能を引き出せません。
プロショップで点検、調整されたホイールはバイク本来の性能を引き出す上で不可欠なアイテムだと思いますので、価格差以上の満足度をお客様にもたらします。
あくまで個人的な感想ですが、以上の情報がお役に立てれば幸いです。
※プロコンチネンタルチーム。Delko-Marseille Provence(デルコ マルセイユ プロヴァンス)にフレームとペダルの機材供給が決定しま
した!
https://www.teamdelkomarseilleprovence.com/
別府史之選手がジュニア時代に所属した、旧名称チーム ラポム マルセイユです。(所属当時はKG481 SLを使用)
メインに795ブレードRSを使用します。
サイクルスポーツjpで、LOOKペダルが詳しく解説されています。
是非販促にご活用ください。
https://www.cyclesports.jp/depot/detail/105578
※昨年末より完成車用倉庫稼働に伴い、当日出荷及び商品同梱対応が出来なくなりました。
(納品書及び、取扱い説明書は、別途郵送での送付になります)
ご不便をお掛けして大変恐縮ですが、ご理解とご協力をお願いいたします。
株式会社 ユーロスポーツインテグレーション
岡部 秀克
〒156-0056 東京都世田谷区八幡山1-1-6ユーロスポーツビル1F
TEL03-3329-1065 FAX 03-3329-0264
http://www.eurosports.co.jp/
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素晴らしいイプレッションですね。
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裏話は「店舗」でさせていただきたいとおもいます。
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