Fitteの倉本です。

トライ&トライ

左側が大人のオモチャ、右側が普通の工具。






こんなふうに使います。

罫書いています。





ここは正確にやらないと痛いパイプカット!!!

いつも冷や汗かきます。
手術される方も手術用のエプロンをします。
僕は裸にエプロンが好きです。





中から何か出てきました。

月に一度出てきます???





出来上がりました。






さて、ここからが本題です。

写真では良く解からないかもしれないが、2008年モデルのフォークの方が実はスペシャルなのだ!


何がスペシャルかと言うと扱う人間の腕が要求されるという事。

コラムの位置がキチンと決められてキチンとカットできる事、上に5ミリメートルのスペーサーだけを残してプラグで内圧をかけ、ステムで外圧をかけて適正な圧力バランスを取ってステムの位置決めをする事ができる人間にしか扱ってはいけない物だったのです。

そこまで軽量化されていたということ。

素人がいじくりまわすとコラムが割れる。

なんちゃってメカニックがいじるとガタが出やすくなる。

もちろんプロがいじっても全くメンテナンスがいらない訳ではない。

レース用機材なので常に体で感じて自転車の状況をライダー&メカニックで把握していれば最高の状態で乗れる物だった!


2008年のFフォークは315g、それに比べて2009年のフォークは350gと少し重くなっている。

これだけ軽量がもてはやされる時代にLOOKはあえて重いFフォークを用意してきた!

凄い葛藤があった事だろうと思う。

もしかするとちゃんとセッティングできるショップ?メカニック?が少なかったのかもしれない。
ナゼなら2009年モデルは、ステムがコラムをクランプした際に内側に入る事でコラムを傷付けない様にする為の平面の逃げが前後に作ってある。(ここは重要な要素です。やり過ぎるとガタが出ます。)

もしかすると、よりコラムの剛性がプロライダーに求められたのかもしれない。(ここは僕は実は賛成です。皆さんご存知の通り、僕はただのスケベオヤジでプロライダーではありませんが。)

LOOKの葛藤はカタログにも見て取れる。

595の2008年 Mサイズカット前フレーム重量1,080g+フォーク315g=1,395g
595の2009年 Sサイズカット前フレーム重量1,040g+フォーク350g=1,390g

MとSの比較なんて、、、。かわいそ過ぎる。

LOOKには堂々と「今年はあえて重いフォークを採用しました!」といって欲しい。

「ナゼなら販売店やメカニックの腕がクソだったからです!」(そんな事もないと思うけど?)

「そこで壊れ難いフォークを採用しました!」(ユーザーがフレームを自分で買って組み付けて失敗した人も多かったんじゃないかとも思う。)

僕は、重量増になってでもフォークの剛性が上がる事には賛成ではありますが、2008年のフォークも乗り方によっては捨てがたいと思うのです。

LOOKは未来を見据えたトライを常にしているメーカーなんだと今回は訴えたかった。



LOOK、僕は大好きです。





少しだけお仕事させてね。
2008年モデル595¥398,000、586¥360,000 (在庫限り)
2009年モデル各種お買い得セール中!(御取り寄せ可。)個人的に585が好きです。
倉本までおたずね下さい。

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