地球からは、月の半面しか見えないという。
それは、月の自転と公転が同期しているから。つまり、月が地球の周りを一周する間に月自身も一回転するから、地球から見ると、月の表面(地球からいつも見える面)しか見ることができない。
今日は皆既月食だ。
(我が家にて撮影)
でも裏面は見ないほうが良い場合もある。最近、ふとそんなことを思うことがある。表だけ見ていた方が幸せなこともある。若いときは好奇心がいっぱいで全てを知りたくなる。でも、知らない方が良いことも多いものだ。情報が溢れている今の時代は、果たして昔より良い時代なのだろうか。
月の裏面はとても醜い。隕石がぶつかったクレーターだらけだ。しかし、考え方を変えれば、月の裏側が隕石や小さな天体を受け止めてくれたおかげで、月の表面が美しく輝いているのである。輝いている裏にそれを支えるものがある。
月を通じて裏側について考えた夜だった。
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