【本】醤油・味噌・酢はすごい 小泉武夫著

2017年02月14日 | 日記


今日はバレンタインということで、我が家の乙女たちも雪の降る日に寒い台所でケンカしながらチョコづくり。

あの人にも、この人にも・・・と、別に好きな男の子に渡すとかではなく、いつもお世話になっている人にあげるんだとかで、
何日も前から図書館でお菓子の本を借りたり、家の本を引っ張り出したり、インターネットでレシピを検索したり、
計算機を片手に上げる人数から必要な材料を計算して・・・と、随分がんばっていました。

カップケーキと、生チョコ、ガトーショコラと3種類も作った挙句、ラッピングが難しいとかで、カップケーキは自分たちの胃袋にご褒美。笑

ラッピング選びにお買い物に行ったり、女子な感じを私も便乗して楽しんでます♡


で、母は、あんまり女子な感じではないんですけど、豆を分けていただいている京都の楽天堂さんで販売している
お醤油づくりキットで、醤油づくりを始めました。

京都の農家さんたちが開発したキットです。

以前から、醤油も作ってみたいけど、一年くらいかき混ぜないといけない。
とか醤油麹はあんまり販売してないので、麹づくりからやらないと・・・とか、なかなか踏み出せずにいたんだけど、
以前友人から分けてもらった手作りお醤油がすごくおいしくて、いつの日か!と思っていたので、
とりあえず、気楽に遊びな感じで始めてみようかな!と送っていただきました。



じゃん。これが醤油キット。
仕込み用の便の中に、塩切りした醤油麹と説明書がついています。



瓶の中に麹を入れて



水を注ぎ



グルグルかき混ぜる。1週間くらいは毎日かき混ぜるそうです。かき混ぜ方とかタイミングとかも説明書に書いてありました。



ガスが出るので、さらしで蓋をして暖かいところで保管。



いやー、楽しみです。
毎日グルグルかき混ぜて、スプーンに着いた醤油の赤ちゃんを舐めてみるけど、ぜんぜんおいしくない。笑
これがあの醤油になっていくのかーーと超不思議だけど。
今年一年、このお醤油ちゃんと仲良く遊ばせてもらおうと思いまーす。


で、本の紹介でした・・・汗



発酵食品大好きな小泉武夫先生の「醤油・味噌・酢はすごい」という本を図書館で見つけました。

もー、めちゃくちゃ面白かったです。

記憶力が悪いので、すでにだいぶ忘れてるのでまた読みたい。

それぞれに、歴史、仕込み方、全国に分布するそれぞれの特徴、効能などなど、ありとあらゆる情報満載で、

先生の発酵調味料への愛が伝わる一冊でした。

以前醤油、味噌愛好の友、冨田貴史くん(彼も味噌が好きすぎて、全国で味噌作りのワークショップで旅をしている。)

から、東海の豆味噌から絞るたまり醤油を頂いたことがあって、もーーーそのうまさと言ったら。

豆味噌、一度はチャレンジしてみたいなーと思った。

手前味噌づくりでも、楽しみの一つはこのたまり醤油。

味噌を仕込む際、かび易いのであまりゆで汁を入れない人が多いそうなんだけど、

長時間大豆を煮込んで旨みが染み出したゆで汁を捨てるのはもったいなさすぎ。

このうまみも全部みそに閉じ込めたい!と思う欲張りな私は、ほとんどゆで汁も味噌にいれます。

ユルユルの味噌になるんですけど、そうすると、このお楽しみのたまり醤油もたくさん採れるんですねー。笑

それでも、醤油みたいにドバーッと絞れるわけじゃないので、味噌の隅っこに染み出たたまり醤油をそーっとすくい取って、
小さな小瓶に入れて大事にお漬物なんかに付けて食べるのが楽しみだったりします。

そんなわけで、手前味噌づくり。

実は今日も朝から味噌作ってましたが、島原でのワークショップがいよいよ日曜日となりました。

キャンセルも出ているようなので、迷っている方いらっしゃったら、ぜひ、私の味噌友の輪になってくださいませ!

そのうち、みんなの手前味噌が集まるようなお味噌集会もやりたいね!

でわ!






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