畑日記 弥生号

2013年04月12日 | 日記
先日無事に次女が、小学校へ入学しました。
小さい時は、長女の成長に気を取られてたけど、
自分にも余裕が出てきたのか、小学校となると、次女の入学式は
特別、何か大きな一歩な感じがしました。

長女が入学して、一人でランドセルをからって学校に行く様子は、
心配でたまらなく、ライオンが子供をがけに突き落とすような気分で
ウルウルしとりましたが、次女の場合、お姉ちゃんがいるという安心感からか、
なんだか、2人がとても頼もしく見えました。


(登校の様子。小梅は生意気にも女子高生を真似して、いつのまにか自分でミニスカートに調整していた。@0@;)


春休みの間に、自転車も随分上手になって、2人でヤゴタを乗り回しています。
学校から帰ってきても、まずは自転車。
楽しくてしょうがないようす。

そして、またその様子が、「おい、ふたばっ。バス停まで探検に行くぞっ」とか
すっかり、なにかになりきっているようで、見ないふりして、そばで見てるのが
楽しい日々です。

子供たちがだんだん手を離れていくので、最近は夫婦ともに畑仕事に専念しております。
野菜がオフシーズンなので、配達も無いし、毎日毎日種蒔いたり、草を取ったりの日々ですが、
今日はあれもこれもやったなー。。。いやーはかどったね~。と充実感たっぷり。

川口さんの赤目塾なんかの写真を観察していると、思ったより草が茂っておらず、
もっと草を刈った方がいいのかもしれないな。という事で、最近は、結構こまめに除草を心がけております。
野菜が見えなくなるほど草を茂らせるよりも、少し込み合ってきたな。と言うくらいで除草する方が
作業も楽ですし、何より、ほとんどの野菜は、蒸れるのが嫌いなので、草に栄養を取られるというより、
風通しを良くするために草を刈ってあげる感じです。

それに、自然農では野菜の成長具合を見て、米ぬかや油粕を補う程度には使用しますが、
殆ど無肥料なので、何よりの栄養は太陽の光。
この光が、野菜の株元までよく当たった方がよいように思います。

毎年、玉ねぎはなかなか大きくならずに苦戦していましたが、
今年は、随分立派に葉が茂っています。
これも、こまめに除草したのがよかったんではないかなーと。



「自然農では早生は育たん」と怒られながらも、少しだけ苗を作っていた(ってか、少ししかできんかった。w)
早生玉ねぎジェットボール氏も、例年の奥手に比べれば、立派なタマタマになっているのもあったりして、
すでに倒れたものから収穫を始めております。
奥手も、「もう十分立派やろ」と思っていたのに、さらにさらに葉が茂るので、
「ぜーんぶ、オンチョ※やったらどーしよ」と、かえって心配になるくらいです。

※オンチョとは、立派なチ◎コのようにニョッキリとトウ(ネギ坊主)が立った玉ねぎのことで、
植えた苗が成長しすぎていたり、畑が痩せていたり、と理由はいろいろあるようだけど、
味は落ちるし、芯が入るので、出荷できずに困った玉ねぎ君のことです。
どんなに他の玉ねぎが小さくても、オンチョだけはなぜか立派な大きなタマタマになるので、
トウがたつまでは期待に胸を膨らませるのでありますが、例年の場合は、これがほとんどオンチョになって
しまうので、立派に葉の茂った玉ねぎにはあまりいい思い出がないのであります。

で、久しぶりにブロガーらしく、写真を撮ったので、一応全部載せてみようと思うの。(長い?暇な人はもう少し付き合ってチョ)

玉ねぎに続いて、スナックえんどうと、グリーンピースの畑です。


ちょっと土が痩せているみたいで、冬に定植したカリフラワーは全然大きくならなかったのに、
春になって、一応実をつけて、今花が咲いています。(写真の中央下あたりの黄色い花)

マメ科は、空気中の窒素を土に固定する根粒菌というのを根っこにつけるので、割と痩せた土地でも
立派に育つようですが、今年は天候が良かったのか、農園始まって以来というくらいの茂りようで、
あまりにもツルが爆裂するので、広がらないように何度も麻ひもで縛りました。

これをやったおかげで、ここ数日の爆風にもよく耐えてくれたようです。




野菜の花ってのもきれいですよなー。
この白い花がめっさくさ咲いているので、それはもう美しいし、うれしいし。うへへへへ
これ眺めるだけで、いい一日になりそうな気がするでありますよ。


「スナックの間からスナップ写真(オチジュンチャン風味。)」



こりは、バラ蒔きの小松菜でやんす。
バイアン氏的に「草の感じが丁度いい」と、ワタシにはなかなか理解に苦しむ「丁度いい具合」だったんですが、
冬草の枯れ具合が、「そこにイキナリ、そのまま、種をバラ蒔きするのに丁度よい」感じだったようです。
通常は、種を蒔くところの草をきれいに取ったり、いろいろと下準備をしてから種を蒔くのですけども、
この場所の場合、一応「さらに丁度良い感じ」にするために、多少上に乗っかっている草をハサミでチョキチョキ短くしたり、
ギシギシなんかの大きい宿根草は根っこから切ったりという細工をしたものの、草がかなり残っているそのままの状態の
上から種をぱらぱら蒔きました。もちろん覆土もせず。
何しろ、私には「丁度いい具合」があまりイメージできておらず、
「あーーーもーーー、わからんかなー・・・」と糞ミソに罵られながら作業をしましたが、
なんとか、私が作業した方面も、芽が出てたので、ホッとしているところです。

草をほとんど動かしていないので、ほかの草が生えてくるのに時間がかかるようで、
ほとんど除草をすることなく、順調に成長しているようです。
2回くらい間引きしたかな。



これは、3列だけだけど、小麦です。
もっと蒔きたかったけど、種蒔くころ、土が凍りついているような厳寒期だったので、挫けました。
かなり厳しい状況にもかかわらず、割と芽が出そろってくれて、
順調に成長しているようなので、来年はもっと。。。と。



これは、カボチャドームです。
まだまだ朝晩冷えるので、ドームをかぶせて芽だししています。
芽がでるまでは、「ほんとにこれでいいのー?」と心配すぎて、
こうやって、一つ一つ覗き込む日々です。

今日は一つ芽が出そうになってました。



わかんねーだろうなー。笑
右上当たりの藁の間に、緑のがピンコって出そうになってんだけども。

今回は、川口さんの新しい自然農教本に載ってた蔵造りってのをやってみています。
かぼちゃの種を蒔くところに、土を盛って蔵を作るんです。

1,2時間ほどで3,4株分くらいしか作業できない、結構手のかかる種まきです。

毎日地道に、少しずつ蒔き増やしております。

あー、あと今日は長ネギの植え付け、ビフォーアフターとか撮影してみたんだけど、
長くなりそうなんで、この辺で終了しときまーす。笑

途中、チ◎コみたいな里芋が落ちてたんで、絵的にかなりいいものが撮れそうだったんですが、
バイアン氏の反対運動を受けて、心の倉庫にしまいました。

(こういう事を書くと、実母からこっぴどく下品だと叱られますが、
そういう彼女も先日「このトマトはダンコン移植法で育てた苗よ。うふふ」(断根。ね。)と嬉しそうに教えてくれましたので、
やっぱ親譲りじゃん。へへ。)

冬の間、畑をお休みしている人も多いようでしたが、みなさんの畑の様子はいかがですか?
いや~、畑って、本当に楽しいですね~。



















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