ロシア宇宙主義
ネットで偶然見つけた “「ロシアの宇宙精神」序論より” (下記に引用) に、とても興味を持ったのですが、残念ながらこの本は出版社にも無く(電話してみた)、今は“ロシア宇宙主義”でGoogle検索したものを読んでいます。
何も知らないロシア、でもなぜか惹かれるプーチン氏、加えてこのロシア宇宙主義。
しばらく、ネット読みに嵌まりそうです。
セミューノヴァ『ロシアの宇宙精神』序論より
キリスト教の神秘主義的伝統においては、将来の神化のためには魂や知だけではなく、肉体をも変容させ、肉体に光を与えることが必要とされる。
重要なことは、意識を肉体から引き離し、意識によって人間の肉体のすべての器官と力を霊化し、統御することなのである。
人類は低次元の自由にひたりきって自己満足しているが、この自由とは、右往左往し、もがき回る自由である。
そのままでは決して最良の選択として精神圏という理想を選び取るような、高度の自由を手に入れることはできない。
そのために人類は、現在の自分の肉体の自然そのものを変革する活動をはじめて、自然の肉体が少しずつこの精神圏というキリスト教的な高度の理想を実現することができるようにしていかなければならない。
人間の道徳的完成を安定したものにするためには、その前に、それと並行して、人間の肉体を変革し、他の生物を食べ、押し退け、殺し、そして自分でも死ぬという自然的な性質から人間を解放しなければならない。
ネットで偶然見つけた “「ロシアの宇宙精神」序論より” (下記に引用) に、とても興味を持ったのですが、残念ながらこの本は出版社にも無く(電話してみた)、今は“ロシア宇宙主義”でGoogle検索したものを読んでいます。
何も知らないロシア、でもなぜか惹かれるプーチン氏、加えてこのロシア宇宙主義。
しばらく、ネット読みに嵌まりそうです。
セミューノヴァ『ロシアの宇宙精神』序論より
キリスト教の神秘主義的伝統においては、将来の神化のためには魂や知だけではなく、肉体をも変容させ、肉体に光を与えることが必要とされる。
重要なことは、意識を肉体から引き離し、意識によって人間の肉体のすべての器官と力を霊化し、統御することなのである。
人類は低次元の自由にひたりきって自己満足しているが、この自由とは、右往左往し、もがき回る自由である。
そのままでは決して最良の選択として精神圏という理想を選び取るような、高度の自由を手に入れることはできない。
そのために人類は、現在の自分の肉体の自然そのものを変革する活動をはじめて、自然の肉体が少しずつこの精神圏というキリスト教的な高度の理想を実現することができるようにしていかなければならない。
人間の道徳的完成を安定したものにするためには、その前に、それと並行して、人間の肉体を変革し、他の生物を食べ、押し退け、殺し、そして自分でも死ぬという自然的な性質から人間を解放しなければならない。