ちょっと、先に意思表明しておきますね。
今回で、この記事は
終わりにするぞぉ〜
∠(`・□・´)
たぶん私の書くスピードからすると、このままだと来年までずれ込む気がするんだよね。
いや、別にいいんだけどさ。
来年の暦の話だからさ。
もう来年一年かけてみっちり語ってもいいんだけどさ。
いつまで経っても次の話に進まないじゃないの。ねぇ。嫌だわ、飽きちゃう、むふふ。
そんなわけで、今回で最終回だから、みんな気合いいれて読んでくれよな!
硯コレクターのえみです!(*゚∀゚)
さて、前回は
まさかの新月が一年に13回あるという、暦のレイアウトが全面的に改変せざるを得なくなる、投げ出さなかった自分を褒めてあげたくなる事件が発生しました。
5回くらい投げ出そうかと思ったのですが、ちゃんとレールに戻りましたよ。真面目だけが取り柄で生きてきた自分の悲しい性です。
では次に進んでいきましょう。
他に入れるとすると、おなじみ二十四節気と祝日一覧です。
ところで皆さん二十四節気は、いつも同じ日ではないと知っていましたか?
一年が365日なのに対し、太陽の一年の長さは365.2422日!
一年は太陽よりも約6時間足りないのです。
二十四節気は太陽の時間をもとに作られているので、二十四節気は毎年約6時間ずつ遅くなります。
そしてここからがとても面白くて、私の個人的な胸キュンポイントなのですが
6時間×4=24時間
暦には四年に一回、うるう年がありますよね。
このうるう年で二十四節気の時間のズレが戻り、日付が変わることなく暦と太陽が揃うようになるのです。
うっはー!楽しい!!٩(๑òωó๑)۶
では2022年はどうかと言うと
2020年にうるう年があり、二十四節気がそろってから2年目、
12時間ずれている年になります。
この12時間のずれが我々の祝日にも関わってきます。
例えば春分の日。
これは二十四節気の春分に合わせた祝日です。
わかりやすく、前回のうるう年の2020年から考えていきましょう。
2020年は、3月20日の14時に春分を通り過ぎました。
2022年はそこから2年経っていますので二十四節気が12時間ずれています。
そうすると……
はい、みんな計算してー!
計算してみてーーー!!(≧∇≦)/
その12時間後なので、3月20日の26時、
つまり3月21日の深夜2時に春分が通り過ぎる計算になります。
ってことは2022年の春分の日は……
1日ずれて3月21日になるのです!!
いやはや素晴らしい!
これぞまさに宇宙のロマンですね!!
これと同じ理論で秋分の日も変わるからワクワクした人はそっちも計算してみてね!(-ω☆)
さてさて、
せっかく春分の日と秋分の日で楽しんだわけですから、そこから数える雑節も探していきましょう。
春分の日と秋分の日といえば……
そう、社日ですね!
社日とはまあ語れば色々長いのですが、土地の守り神様を祀る日で
春社日は種蒔きの時期として、五穀豊穣を願い、
秋社日は収穫の時期として、収穫に感謝する日です。
この社日の日付がどのように決まるのかと言うと
春分の日と秋分の日それぞれに最も近い戊(つちのえ)の日になります。
毎年十二支がぐるぐる回っているように、日付の中に十干がぐるぐる回っているのです。
もうこれまで説明していくと、来年まで持ち越しになってしまうので説明は省きますが(汗)
そのぐるぐる回っている中の、春分、秋分に一番近い「戊」が、社日になるのです。
もうここまで来ると私のフェチと快感によって語ってるだけの状態になってきました…(ΦωΦ)
こうして見てみると、暦ってただ日付を確認するためだけのものではないなとつくづく思うのです。
季節はいつ訪れるのか。
種まきはいつすればいいのか。
太陽はどのように動くのか。
月はどのように満ち欠けするのか。
全て暦でわかるのです。
皆さん旅行などする時に、地図を持って行きますよね。
目的地に行くまでの道のりや曲がり角、所要時間を地図を見て考えますよね。
まさか目的地に着いてから地図を確認するなんてこと、なかなかしませんよね。
でも不思議と私たちは、暦に対してその感覚を失いつつあったのです。
その日が近くなってから暦を見たり、いつやればいいのだろうと間近になって考えたりしますよね。
でも本当は、暦には何年も先の未来のことが示されているのです。
計算すれば何百年先の暦だって、予測することができるのです。
まるで未来の時間を描いた地図のように。
暦を使って未来の目的地へのルートを確認しよう!
それができるのがこの令和四年略歴。
みんなの令和四年が予測可能な一年になりますように。
宇宙への愛をこめて。