けたたましく鳴らされるサイレンも、痛みでそれどころではない。振動や揺れが辛い。
「着きましたよ」
ああ着いた!
病院に着いた、もう大丈夫、助けてもらえる、安堵感。(コロナで受け入れ病院が見つからないまま、何時間も・・という話を耳にすると、どれだけお辛かっただろう、と、患者さん、ご家族、受け入れ先を探す救急隊員の方を思って胸がいっぱいになります)
この後の記憶は断片的。
ストレッチャーにのせられ、どこか部屋に運ばれる。(救急の処置室かな?)
点滴をうける。
PCR検査。鼻の奥をつつかれて痛かった(ToT)
でも、コロナが落ち着いた時のケガだったのでベッドも空いていてすんなり入院することができた。
CTやMRを撮るのに、スタッフの皆さんが体を持ち上げてくれる。
家族が駆けつける。(娘は、私が事故に遭ったと聞いて、近所を探し回ったそう。ごめんね。心配かけて😿 )
早朝だったけれど、ドクターも来てくださった。
腫れがひどく、よくわからないが骨盤が折れているかもしれない、安静の指示。体を起こすこともだめ。
顔は5箇所骨折。治すには手術しかない。
えー!!!顔を切るの⁉︎嫌だー!
でも、やるしかない。
「お願いします。」
顔の手術は4日後に受けることになった。
尿の管を繋がれ、眠って、目が覚めると救急病棟。
コロナのため、付き添いなし、面会禁止。
この時はわかっていなかったけれど、病院には、救急病棟と、それぞれの科の病棟があるんですね。
初の救急病棟はスタッフの皆様が素晴らしかったです!
救急医の皆様は、カラー白衣でかっこいいし、看護師さんは超働き者!!精鋭集団⁉︎
そして何よりも皆様優しい!
救急に来る人たちは、突然のことで動転している人が多い。
わかりやすく状況を伝えたり、声をかけてくださったり。力になろうとしてくださっていること、プロとしての頼もしさ、双方を兼ね備えた方々でした!
我が身に起きた青天の霹靂も、携わる皆様のおかげで、その後も勇気づけられ、苦しくても頑張ろうと思えました。
感謝です🥲✨‼️