今から4年ほど前に、母と一緒に唄った地元の歌「とっとり恋物語」。
施設のベッドの上に座り、イヤフォンを片耳ずつ入れてスマホの画面を見ながら歌いました。
目が悪くなった母には画面が小さすぎて難しかったと思います。
それでも必死に歌詞を目で追いながら歌っていました。
肺の調子が悪くなっていたため声も弱々しいですが、一緒に唄いたいというので記念に録音しました。
「とっとり恋物語」
久しぶりに聞きながら涙しました。
また一緒に唄いたいな~
ぴったりと肩をくっつけながら。
ひとつの小さなスマホを見るため、ほっぺを近づけながら。
ほんのり香る母の優しい香りを楽しみながら。
一緒に声を重ねられたら何も言うことはありません