この前テレビで初めてのおつかいを見て、我が家の子供達の初めてのおつかいを思い出した。
息子も娘も小学校に入る前だったから、
4.5歳だったかな?
先ず息子
ミートソースを作ろうと思ったらニンニクがない。
これはチャンス、そろそろお買い物をさせたいと思ってたから、
近くの小さなスーパーでニンニクを買ってくるようにお願いした。
テレビとは違って、
スタッフがいるわけじゃないから、
後をこっそりつけたわけです。
一度しか曲がり角はないし、
狭い直線、
息子が振り返ったらバレる距離。
怪しい母は隠れきれない電柱に身を隠しながら探偵ごっこ。
店に入ったのを見届け、
外で待ってました。
が、なかなか出てこない。
どーした?
わからなかったら、
お店の人に
国産ニンニク一個ください。
と言いなさい。と言ったが、難しかったか?
気になり怪しい母は店の中を覗くと、
野菜売り場にはいない。
おや?
お菓子売り場にいた。
おや?
どーした?お菓子の誘惑に負けたか?
片手にはニンニクを握りしめてる。
そうそうそれ!
それだけ買えばいいのよ
何度かお菓子を手に持っては棚に戻しを繰り返す息子。
さ、欲に勝てるか?
そしてレジへ
ニンニクとなんと、
お菓子ではなくアニメのカードみたいなのを購入。
あちゃー
どっちにしろ欲に負けたか。
店から出てきた息子に鬼母登場!
顔が青ざめる息子
遅くなったから迎えにきたんだけど、
ニンニクは買った?
・・・うん
袋を差し出す息子
え?なんかカードが入ってるけど、
どーしたの?
ニンニクについてきた・・・
え?
ニンニクについてきたの?
そんな事あるわけないだろっ!嘘つき
↑心の声ね
じゃあ間違えて入っちゃったんだね、
お店に返してこなくちゃ。
お店にちゃんと言わなきゃ、このままじゃ泥棒だよ。
と、やや早口で慌てた風に言ったら、
ごめんなさい
本当は欲しくなって買っちゃったの。
と白状した息子
嘘をついた事に腹が立ち、
息子が泣くぐらい怒って帰りました。
息子にとっては
かなり辛い初めてのおつかいでした。
次、娘ね
牛乳がなくなったから、
息子と同じスーパーへ行かせた。
同じように後をつけ、
店の中を覗いたら、
牛乳を手に持っている娘。
ヨシヨシ、順調じゃないか!
と、思ったのに、牛乳を棚に戻し飲むヨーグルトに変更した。
なぜ?
迷うよ〜
仕方ないじゃん?と思った?
甘い!
ウチの娘は牛乳と飲むヨーグルトの違いはわかってる。
確信犯なのです。
そのままレジへ
店から出た娘には声をかけず、
家に戻りました。
買ってきたよ〜と娘。
あれ?これ違うよ。
飲むヨーグルトじゃん、ママが頼んだのは牛乳だよ。
と言うと
間違えちゃった〜
ととぼける娘。
当時娘は
牛乳があまり好きじゃなかったんだよね。
お店の人に聞かなかったの?
聞いたらこれが牛乳だよ。
って言われた。
↑まったく!また嘘ついてるよ!
心の声ね
じゃあお店の人が間違えたのね、
ママが行って、怒ってくる!
と言うと焦った娘は、
ごめんなさい、飲むヨーグルトがよかったの〜
と。
どーなのよ!
ウチの子供たち!
初めてのおつかい的な感動を楽しみにしてたのに、二人とも私に怒られる始末。
とっても残念な初めてのおつかいだったけど、ずっと思い出して笑えるおつかいでした。
では