新型コロナウイルスは日本も感染源が解らない中国のような状況を呈してきました。
クルーズ船の感染状況で分かってきたことはエアロゾル感染という感染の仕方です。エアロゾル感染は空気の対流があまりしない状況で起きる感染で、タクシーやバス、電車、客船、室内など空気の対流の良くない環境では、感染し易いウイルスということになります。ですからタクシーなど乗り物に乗るときはできるだけ換気を良くする為に、窓を開けるなどして乗るようにします。家ではエアコンの風力を大きくし、できればイオン殺菌作用のある空気洗浄機を回し、窓を開けるか扇風機を回すなどが良いと思います。外出先から帰ったら衣服は掃除機をかける。手を洗う。ドアノブ、手摺り、受話器などは除菌シートで拭き取るようにします。外出時はマスク、メガネ、ゴム手袋を着用するようにします。それから発症者は高熱を出すということなので、もしかしたら新型コロナウイルスは高熱に弱いのかもしれませんので、侵入してきたウイルスを死滅させるためにサウナなどが効果的かもしれません。感染者が新幹線を利用したとの発表がありましたが、何時何分発の車両か、何号車に乗車していたのかも発表されていません。本来ならば感染者が乗っていた車両に同乗したかも知れないと心当たりのある人が、検査を受けられるようにしなければ武漢のように感染者の広がりを見せてしまいます。高熱を4日間続いた人は検査を受けて欲しいといっていますが、これは発症した人を早く見つけて隔離治療するには良いのですが、広がりを防ぐことにはなりません。感染の拡散を防ぐにはある程度個人情報を犠牲にし、どのバスか、どのタクシーか、どの電車か、ある程度特定できるようにし、同乗したと思われる心当たりのある人が検査を受けられる体制にしなといけないのでは思います。何れにしても感染者を隔離することは当然ですが、保菌者を早く見つけることが肝心のだと思います。