ヨコスカうわまちICUダイアリー

うわまち病院集中治療部の日々の活動や勉強会の様子をお伝えできればと思います!

あっという間の、、

2021-03-03 22:05:52 | 勉強会
2月は元々日数が少ない上に今年は入院自粛も重なり、
あっという間に過ぎてゆきました。

例年は重症患者であふれかえるICUですが
今年は患者急変もなく穏やかな毎日。

患者様にとっては何よりですが、ローテーションに来てくれた
初期研修医にとっては物足りない日々になったかもしれません。

2月は消化器内科志望のJ2林先生がローテーションしてくれました。

これまで、見た目も中身も濃い~~研修医が続きましたが、
林先生は写真の通り物静かで淡々と仕事をこなすタイプ。

きっと歳をとっても、変わらないんだろうなあという落ち着いた
雰囲気と仕事ぶりにみなほっこりしていました。

一ヶ月間、まさかの手技無しで終わってしまいましたが、
3月に入って循環器へローテーションした瞬間にICUで手技を
行うことになるというまさかの展開に。

それでも、スパッと手技をこなすところは圧巻でした。

うわまちを旅立っても、落ち着いた仕事ぶりをいかんなく発揮し頑張って下さい!






コロナ禍 正念場の中で

2021-01-30 20:29:12 | 勉強会
国内で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症、
当院も例に漏れず格闘の日々が続いています。

一人良くなってもまた次の患者がやってきて、、
の繰り返しで時に心が折れそうになります。

しかし、明けない夜はないと信じ診療に当たる毎日です。

さて、今月も元気な臨床研修医がローテートしてくれました。

マスクをしていると分かりづらいですが、
うわまちの錦織圭と言われているイケメンです。


コロナ禍でなかなか思うような研修をさせてあげられなかった
のが残念ですが、その中でも一生懸命手技やプレゼンに
頑張ってくれました。

将来は循環器を目指している山口先生、決して要領は
良くありませんでしたが、実直でひたむきな姿勢は
とても好感が持てました。

これからも頑張ってください!









ICUローテーションお疲れ様でした

2021-01-09 20:34:30 | 勉強会
10~12月は麻生飯塚病院から小糸医師、12月は当院初期研修医米本医師がローテーションしてくれました。

小糸医師はイケメンかつさわやかな青年で、スタッフを始め患者様達からも絶大な人気を誇っていました。

一見頼りなさげですが、気管挿管を始め各種カテーテル手技をそつなくこなすと同時に優秀な医師でもあり、近い将来は海外留学や集中治療へのキャリアも考えておられるようです。

飯塚に戻ってからも頑張ってください!3ヶ月間お疲れ様でした。

米本先生は当院初期研修医で12月に1か月間ローテーションしてくれました。

残念ながら手元に彼の写真がありませんが、外見は昭和のフォークソングシンガーといえば、みな一様に頷いてくれます。

学士の先生らしく、落ち着いた雰囲気で何事にもじっくり腰を据えて取り組んでくれました。

上司としては、マイペースなところは時折じれったくなることもありましたが、一生懸命頑張ってくれました。

来年度からは、臨床研修で有名な京都の病院で循環器研修をされるようです、引き続き頑張ってください!


特定ケア看護師研修

2021-01-09 20:17:46 | 勉強会
当院では、JADECOM-NDC研修プログラムで厚生労働省の定める21区分38の特定行為が可能な特定ケア看護師の育成を積極的に行っています。

既に院内には同プログラムの卒業生3名が組織横断的に活躍していますが、今年度も当院からの2名を含む複数名の特定ケア看護師の卵達が研修をしに来てくれています。

元々モチベーションが高い方達ばかりですが、研修中は医師に混じって朝早くから夕方遅くまでストイックに頑張っておられました。

11~12月は当院の上田看護師を始め、外部から佐藤看護師、瀬川看護師が研修をされました。

医師と看護師の重要な架け橋役として、また地域では医師の負担を減らす重要な役割が期待されています。

近い将来、活躍されることを期待しています。



新年ごあいさつ&多施設ジャーナルクラブ

2021-01-09 19:54:05 | 勉強会
すっかりご無沙汰してしまいました。

コロナ禍で厳しい新年を迎えましたが、スタッフ一同今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年12/8の多施設ジャーナルクラブで当院救急科の内倉医師が、

気管切開チューブからの離脱“キャップをする方法”と“吸引の頻度で評価する方法”
どちらが優れているか?
(REDECAP trial: Hernandez Martinez G, et al. N Engl J Med 2020;383(11):1009-17)

を発表しました。

これまで気管切開チューブの抜去方法で定まった方法はありませんでしたが、本研究では高流量酸素投与と喀痰吸引回数モニターを組み合わせた方法が気管切開チューブにキャップをする方法よりも気管切開チューブの抜去成功率と抜去までの時間短縮において優れることが示されました。

気管切開チューブ抜去の際に全例で高流量酸素投与をするかどうかは議論が残りますが、一つの方向性が示される重要な論文でした。

内倉先生お疲れ様でした。